
チームいいちこ(=まちこ師匠の丁稚仲間)の面々が、「はよう写真アップせんかい、おらーた」(駄洒落すまん……)とせっつくので、珍しく早めに習いごはんものの更新じゃ。
ということで、5月のまちこ師匠の魚教室は、オラータで鯛飯、の巻。このオラータ、黒鯛と訳されることも多いけれど、師匠に言わせるとやや違うらしい。ヘダイに近いとか。あ、でもよく見ると顔のあたりは黒いんだな。

丁稚たち、それぞれ鯛めし、煮魚、湯引き担当にわかれ、黒いほっぺの魚を洗う、おろす、ぶった切る。炊き込みご飯を仕込むときって、どうしてこうわくわくするのじゃろうか。

オラータの甘辛煮付け、出来上がり。じつは煮魚はあまり得意じゃなかったのだが、生姜をばっちり効かせたこれは旨〜。やはりひと手間くわえた丁寧な下ごしらえがものを言うんだのう。と感心している場合じゃない。まだまだつづくよ、オラータ尽くし。

かなり脂が強いので、刺身ではなく湯引きにして、サラダ仕立てで黒オリーブのドレッシングと。一緒にあわせた豆苗のスプラウトのしゃきしゃき感がまた絶妙。アストリアの八百屋と魚屋、うちの近所にほしいよう。

そうこうするうち、鯛めし炊き上がりぃぃ。

丁寧に骨を取り除いたら、かき混ぜる手が躍る…。おこげもきちんと。

オラータ鯛めし、みなしっかりおかわりしたあげく、残りはおにぎりにして大切に持ち帰ったのだった。
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パプリカだけのつもりが、デスパーニャのお兄さんについ削ってもらいし、いとしのハモン・イベリコ。…は手が出なかったので、ハモン・セラーノさんで。いやいや黒豚じゃなく白豚さんだって、十分かわいい。

そのままちょいとつまんでワイン片手に味わったあとは、

ステーキと。冷蔵庫で1日エイジングさせたリブアイをじゅーと焼き、セラーノさんをひらりかぶせてみる。昔、シースルーという言葉が流行ったのを思い出すのう、せくすぃー。
付け合せのマッシュルーム、肉を焼いたあとの熱々の鉄スキレットでじっくり焼いたら、ホワイトマッシュルームとは思えぬ濃い味になった。そう、白だってえらいのじゃ(しつこい)。

相変わらず食べているビーツは、ベイビーグリーン、ビダリアオニオン、パルメジャンのサラダに。最近Fresh Directでよく買っているこのビーツ、軟弱な歯ごたえの缶詰とはちがってほどよい固さでお手軽便利。Love Beetsという名だが、まさしく、ラブ・ビーツなのだ。そのわりに自分でローストしない怠けもん。
◆Despana
408 Broome St. New York, NY 10013
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スペイン食材店のデスパーニャにて、愛用のピメントン(パプリカ)調達。このパプリカに出会ったとたん、家のスパイス棚に放置されていた香りの弱いんだか抜けたんだかわからない軟弱なパプリカを全部捨てたほど、スモーキーな赤が気に入っておるのだ。

パプリカだけのつもりが、つい、「お兄さん、ちょっとそこのセラーノ・ハムを削ってくださる? いえいえ、1ポンドもいらない(買えない)。ハーフ、いや、1/4ポンドで…」。

すかさず試食もあれこれ。パプリカソース漬けの帆立、美味しかったなあ。思わず手を伸ばしかけたところで缶詰にしては高価なお値段にぐっと思いとどまり、せっかく買ったパプリカとオリーブオイルで今度真似っこしてみようと思い立つ(いつになるやら)。このCucaブランド、サーディンやホワイトツナもあり、どれも旨しで要注目じゃ。

ぐっとくるパッケージのタコ缶。さすがガウディをうんだ国、どこかくどくて、奇怪で、ユーモラスなものがたくさん。ああいつか行きたい。

◆Despana
408 Broome St. New York, NY 10013
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この春も、ユニオンスクエアのファーマーズマーケットと、ブルックリンのチェルシーガーデンでたんまりと苗を買い込んだ。グリークオレガノ、ローズマリー、バジル…、タイムは去年から冬を持ち越してくれたし、ししとう、紫蘇、えごまの種も植える予定。ニラ、柚子、いちじくさんたちも元気(実はつけてくれないが)。……と、相変わらず食べられる植物しか見当たらん我がベランダなのである。あ、風除けの松とボックスウッドもあったっけ…。

市場で不思議なもの発見。リビング・ストーン、もしくはLithopsという植物らしい。妙にそそられるアートな形状…、でも生きる石は食べられそうにないので思いとどまる。

唯一、我が家のベランダで食用でないのに丁重に扱われるのは、このマリーゴールドさん。今年もたくさん買った。プランターのあちこちに少しずつ植えて、虫よけとして活躍してもらうのじゃ。こんなに華やかな顔して、縁のしたの力持ち。
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春のファーマーズマーケットは色がまぶしや。自然染めの毛糸も色鮮やかなこと。編み物できないけどほしくなる。

毎年、春のいっときにだけ出回るランプこと行者にんにく、楽しみにしておったのに、年々人気が高まり、あっという間に売切れてしまう。レストラン関係者も買い占めていくからのう。くぅ、哀しい、今年は食べ損ねた〜。
品うすなランプにくらべ、若い根菜たちが豊富。香りのいいルーダバガや初めて見たよ、ブラックラディッシュ。新玉ねぎにチポリーニオニオンをたんまり買った。
◆去年のマーケットの様子は、こちら。
◆去年のひとり行者にんにく祭りは、こちら。
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