2017/10/17 (Tue) 【ガスなし生活2日目】刺身でごまかしてみる


ガス管工事の不具合で、アパートの約300世帯が昨日からガスを使えず…復旧するまで何週間もかかるらしい。修理自体はそうかからないらしいが、お役所DOB(the Department of Buildings)とCon Edison様の亀のごときのんびりした対応&検査のためだとか。
支給された簡易電気コンロとオーブンレンジと魚焼き機で凌ぐことになりそうだけど、こういう時に限ってじゃーっと炒め物したくなるんだよねぇ。
しかもこの簡素なコンロを見ると、手作り燻製器に使って火事になりそうになった時のことを思い出してちょっとどきどきするのは、電気グリルトラウマであろうか。


昨日は出かけたので、そんなガスなし調理初日となったこの日の晩ごはんは、これなら火も必要ないもんね、ということでサーモン刺身。柚子スコ、ラー油と行者にんにく醤油漬けネギ、えごまなどと一緒に海苔でまいてぱくぱくと。しかし、最後の最後に海苔をあぶれないことに気づいたのが、悔恨のきわみ…。
焼きおにぎり、焼きししとうとアーティチョークのスパイス焼き(作り置きがお助けに)、ケイジャンゆで落花生、


珍しいマイクロ・ウォータークレスを見つけたので、紫玉ねぎの酢漬けとかぼちゃの種、アーティチョークのスパイスローストとサラダに。
ああ、じゃじゃーっと野菜を炒めたり、カレーをとろとろ煮込んだり…したいのう、とすでに初日から悶々と。

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2017/10/16 (Mon) 茅乃舎の揚げないフライ・レシピ活用中


気に入るとしつこく繰り返す性格を発揮し、茅乃舎だしの揚げないフライ・レシピを活用中である。この日はイカで。今の季節、ケープコッドでとれたイカが美味しいのう。水分をよく取ってから小麦粉をはたくのがコツ、バターでじゅー。出汁パン粉ぱらり。簡単だが、これは茅乃舎さんの出汁あってこその料理だろう。アメリカでも手に入るようになって、頼もしい限りじゃ。
黒々とした怪しきものは、オリーブオイルと自家製クミンスパイスを絡めてローストした芽キャベツさん。色は悪いが、これまた定番のスパイスでうまうまなのだ。相変わらずレイヤー野菜が、好きすぎる。行者にんにく酢漬けと共に。


別の日には帆立貝柱で。前回、「今度こそ生のパセリを使って」と自分を鼓舞したのに、相変わらずドライハーブ使用。食い意地と、面倒臭がりの狭間でゆれる16歳(だ、れ、)。
それにしてもこのレシピ気に入りすぎて、そのうち何にでも小麦粉はたいてバターで焼いてパン粉のせて終わり、になりそうで自分が怖い。たこ焼きに小麦粉はたいてパン粉、とか(粉もんに粉、パン粉。王道ですね)、筋子に小麦粉はたいて…(以下続く)。

茅乃舎 / 揚げない牡蠣フライ

◆初めて海老で作ってみた記事は、こちら

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2017/10/15 (Sun) 雨とタラバガニ


雨に濡れた窓、外は薄暗いけれどバーモントで買ってきたビーズの飾りが光って綺麗じゃ。


ベランダ晩酌できなくてちょっぴり寂しい日の晩酌皿には、ミニペッパーのローストや大根の塩昆布和え、鴨プロシュートに枝豆などをちまちまと。


雨の日には蟹が食べたい、うんと食べたい(いま、とってつけました)。できれば味噌たっぷりのダンジネス・クラブか、スパイスにまみれたメリーランド・クラブなどにしゃぶりつきたい。という望みはかなえられなかったけれど、ようやく見つけたタラバガニをたっぷりと。塩気のきいた身をほじほじしながら口に入れれば、冷酒も降る雨のごとく喉におちてはとまらない。

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2017/10/14 (Sat) 鴨の種類と胸肉ロースト


洗濯ネットを求め街を彷徨。結果、向かいの99セントで発見した。ダイソーで買う洗濯ネットがあまりにもすぐに穴が開くので、こちらの少しいいやつにしたところ、ファスナーの部分だけはしっかり残るも結局また穴あきに。この99セント物が「なぁんだ、意外によかったよねー」という結果を祈ろう。
そんな99セント・ストアが意外に使えるという思いをあらたにした日の晩酌皿は、ローストコーンとブラックビーンのサルサにベイクド・トルティーヤチップス、燻製卵、そら豆、ひよこ豆のスパイスロースト、野菜スティック。豆まめしい前菜じゃ。


マグレ・ド・カナールの合鴨で鴨のロースト(ミュラー鴨)ローストはマッシュド・スウィートポテト、芽キャベツ焼きと。いつも買っていたのは同じアップステートのハドソンバレーか、NJのダルタニャンの鴨だったのだが、このla Belle Farmはお値段的にかなり良心的。同じ値段で対の胸肉がやってきた。脂側からじっくり焼き付けてオーブンで仕上げた鴨肉、ジューシーななかに滋味たっぷりで、んまし。もちろん鴨脂は保存して炒め物に使う所存である。
ちなみにミュラー種は北京ダックとムスコビー・ダックの掛け合わせ。マグレ・ド・カナールはミュラール種の鴨の胸肉とのことだとか。ダルタニャンのサイトでちよいとお勉強。この勤勉さを食い意地だけでなく、何かに使えぬものか…。

D'Artagnan / Different Kinds of Ducks Explained

D'Artagnan / Duck Magret: The Duck Steak

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2017/10/12 (Thu) ラムレッグのロースト


ラムレッグをローストする時は、すっかり年期の入ったこの本(なぜだか家には2冊ある)のレシピ、「Broiled or Grilled Butterflied Leg of Lamb」を参考にしておる。世には次々と新しいレシピブックが出てくるけれど、この分厚い本に載っている基本のレシピは応用もきいて、本当に実用的。アメリカ版小林カツ代さんの本みたいな感じかのう。


骨を取り、開いて(ラムは脂身をやや薄くトリミングして少し残しておくと、焼いたときにパリッと旨し)、自家製バジルペストを内側にたっぷり塗り込んだら、にんにくもごろごろ入れて、ロールしてタコ糸できゅきゅっ。周りにもオイルを塗ったらオーブンへ。大物ローストには温度計はなくてはならぬお助けもの。オーブンは華氏375F、肉の内側が135Fになったら取り出して15分休ませれば綺麗なミディアムレアに。今回は約4ポンドで70分かかったかな。


オーブンの火を無駄にするなの家訓でヤムと舞茸ロースト、チポリーニオニオンもご一緒に。


柔らかな子羊肉からは、バジルとにんにくの香りたちのぼり、一口噛むほどにふっくらした滋養があふれ出る。
命よ、オーブンの火よ、緑の香りよ、温度計なる文明の利器よ、ありがとう、とすべてに感謝していただく料理である。

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野中ともそ tomoso nonaka

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