2019/02/17 (Sun) うし牛な和食ナイト


前から気になっていたヴィレッジのShurakuさんにて、友達とエレカシ愛を語る会。和牛のメニューが結構あるので、お酒も牛ということで、紀州和歌山の黒牛、純米吟醸を。うん、牛赤身の肉にくしい香りがまったりねっちりとした飲み口で…ということはなく、雄町100%のなめらかかつ雄々しいお味。


前菜には、ワシントン州からの牡蠣で焼き牡蠣、大粒でジューシー、10個はイケる。いっそもうこの焼き牡蠣だけでいい、というぐらい。そういいながら、しれっとつまみは続きまして。もっちもちな蓮根餅に、嬉しいあん肝。


黒牛のラベルに暗示をかけられたのか(ホラーシリーズ:地酒のラベルに牛の怨念が…)やっぱり牛だよね、ということで和州牛たたき。柔らかな赤身にたっぷりのネギとポン酢。


牛筋の塩煮込み。味噌でなくて塩なところがまた軽やかで黒牛くんが進む。牛、牛、牛のループ。


海のものもさすがに欲しくなって、タコわさびなどすっきりと。


うまみがじっくり濃縮された、地鶏ももの一夜干し。牛に分け入る勇敢な鶏の足音が聞こえそうな旨味(わかりにくい旨味ではある)。


ここは焼き物も結構充実しておるのだが、おなかがクチくなってきたので、あっさりとアスパラガス焼き。この穂先の焦げ具合の美しきことよ。日本人なら目が細めたくなるバター醤油のいい香り。


サービスのアイス最中、ありがとうございます。昔、私はモナカと男子に呼ばれて顔をしかめておりました(聞かれてない)。
どの料理も丁寧なつくりで控えめな品のよさが美味。ただ、最近、美味しい和牛や和州牛を出す和食店が増えたけれど、惜しむらくは刺身の充実度が濃くいことかのう。両方揃っていてほしい、我儘な酒飲みでございます。

Shuraku
47 8th Ave, New York, NY 10014

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2019/02/02 (Sat) 海華月にて飛騨料理


本日の晩ごはんは、ご近所LESにある飛騨料理を中心にした和食の「海華月」さんへ。飛騨どこだっけ…とはたと思い、「飛騨 何県」で検索した地理音痴はわたくしです。そっかー、ここにあるんか、知ってたよ、君のうち(急に馴れ馴れしいクラスの男子口調)。


お酒は福寿ブルー、しっとりしたコクの中に薫るみずみずしい果実のような風味。しかもボトルなのに試飲をさせていただけたのが、嬉しいし貴重。年配の日本人サーバーの方々の、丁寧な接客にまるで日本にいるかのような居心地の良さ。ああ、ミッドタウンなどでなく、このロウアー・イースト・サイドのど真ん中で日本語で穏やかな会話をかわせることのありがたさ、改めて知ったのだった…。


食べたいものだけ食べたいワガママな私はいつものようにアラカルトだが、飛騨牛や宮崎牛を中心にした懐石コースはかなりリーズナブルかと。こちらは海コースの前菜五種盛り合わせ。サーバーの方が「飛騨料理といっても、英語でなかなか説明しにくいんですよね」とおっしゃる。でも優しく温かな味の一つ一つに素朴な自然を感じられる味。忍者はこういうものを食べて忍びの術を鍛えたのであろうか(貧相なイメージ)。
いや、本当にあん肝豆腐、揚げのおから詰め、自家製鰯みりん焼き、大豆と昆布煮などどれもお酒にもぴたりと寄り添う味。


酒肴3種盛りもとても充実しているので驚いたら(だって3種以上あるし…)「シェフが気を使ってコースの前菜にあわせたようです」と。そんな気配りや人柄も味に出汁となり染みこみ、コクの深さは増すのであろう。いけない、そんなことを言いながら、今忍者が頭から離れない…。


鮮魚の3種盛りはまぐろ、キングサーモン、ハマチ。


こちらはコースのお造り。生ガキポン酢は私も追加っと。甘い磯の香りがあふれ出る牡蠣の美味しさ…。ただ小うるさいことを言わせていただけば…うむむ…ん?まぐろやサーモンが心もとない風味と歯ざわりで、イキのよさが感じられないのが残念。


私はブレずにオーガニック鶏唐揚げおろしポン酢を。ここは飛騨牛や宮崎牛が売りのお店なのに、すみませんね、鶏が好きなもんで。


コースのメインはお店一押しの飛騨牛陶板焼き、柔らかで旨し(↑などと言っていながら、もちろん一口奪った)。脂自体に深い風味がある。


〆の飛騨美酒ラーメン、さっぱりうまー(やっぱり奪った。飲んでいる時は炭水化物抜き宣言、どこいった)。


上質な美しい水菓子をいただいて、ごちそうさまでした。願わくば魚の種類がもう少し増えれば完璧なんだがのう、と海のない県にねだるわがまま者がここに一人。

Kaikagetsu
162 Orchard St, New York, NY 10002

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2019/01/29 (Tue) Rikiにてアヒージョ暴走


本日は友人のJ&M夫妻とRikiで居酒屋キャッチアップ。このお二人とはメンフィスやニューオリンズで美味しいものを食べたのが懐かしい…。そんな二人が連れてきたのは「ベイビーシッターが頼めなくて。ごめんね」ということで、めちゃ可愛くておしゃまな二人の娘さん。


うわぁ、そんなに会ってなかったんだねぇ、時は光の矢のごとしだねぇと言い合いながら、私のお酒は福島の巽蔵。いとしのあん肝にさわやかな吟醸香がしっとり合うのう。アメリカンなお二人も焼酎に日本酒、しかも日本酒通のJ君は「西の関が本当は大好きなんだけど、なかなかおいてなくてね」と言いつつ、獺祭を頼んでいた。おお、元担当編集さんに早速伝えなくちゃ。彼女のご実家は西の関を出している酒造会社なのだ。


相手は食にピッキーなお嬢様たちがおるので別注文にして、私達は王道の居酒屋つまみコースじゃ。ほんのりピンク色が色っぺえかんぱち刺、鴨わさび焼き、スパイシー蟹サラダに唐揚げ。


そしてこの熱々のスキレットで出てきた椎茸と海老のアヒージョ。お焦げにんにくが抜群に美味しかったのでパンをお願いしたらないとのこと…。


それでは、と白米を頼んで投入し即席にんにく炒飯という暴挙に出るわたくし…。これがまた美味しくて、新たにRikiのお気に入りメニュー(勝手にメニュー化しておる)に加えたのだった。J君&Mちゃん、今度はこんなに間を開けずにまたキャッチアップしようよね。

Riki
141 East 45th Street, New York, NY 10017

◆そういえば前回来た時も、友人のアメリカ人夫婦と一緒だったなと思いだす記事は、こちら
あ、この時も椎茸と海老のアヒージョを食べているのに即席炒飯アイディアを思いつかなかった自分のばかばか。

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2019/01/23 (Wed) 粉もんナイト


中華レストランで忙しく立ち働くという夢を見て、起きたらぐったり疲れていた…。テーブル間が狭かったから料理を出すのが難しかったんだよなぁ、位置を変えないとなぁ、フロアの人数も足りてなかったし、と夢を見直したい念を払って仕事する。
そんな日の晩ごはんは中華にしたいところであるが、お茶友で絵本作家のK子さんにお好み焼きナイトに誘われ、イーストヴィレッジのDokodemoさんへと。


K子さんのアッメリカーんな娘さんに美味しかったと勧められたそうな。
あれ、ネットではもうちょっとツマミになりそうなものがあった気がしたのだが、サイドであるのはキュウリとキャベツサラダのみ。ちょいと残念だが、塩昆布とかつおぶしとソースの風味がいい仕事ぶり。


海老のお好み焼き(Kさん野菜)。普通の日本のお好み焼きのイメージとはやや違う気もするのだが、うん、揚げ玉さっくさくででうまし。


たこ焼きも、いってみよ。これは最初に来た時に明石焼き?と思えるほどに、内側どころか、表も箸で持つと外側も崩れる程どろんとしていて不安になった私達は、もう少し焼いたものと変えてもらったのじゃった。「こういうものなんですけどね」と言っていたけれど、あれは確かに生やけだったのではないか…と疑問は残りつつ、美味しくいただいた。
にしても、これだけとお酒小瓶で3時間ねばれる私達はすごい…。そして今日の話題は同業者ならではの「いかに居住証明書が高くて租税条約届出書の書き込みが面倒か」。この面倒さを分け合えるのがうれしい…が面倒さは減らないのだが。

Dokodemo
89 E 4th St, New York, NY 10003


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2018/10/12 (Fri) Rikiにて居酒屋ごはん


本日はとっても久々にNJに住むJ&A夫婦とRikiにて居酒屋ごはん。アメリカンの友達と久々に会うときは、この店が便利なのじゃ。なんといっても居酒屋メニューが充実しておるし、個室をお願いすればゆっくりと喋れるし、明朗会計のノーチップ制。


お酒は好きな巽蔵を。といっても、彼らは飲まないし、隊長はビール派なのでこれを飲むのは私一人…いやいや、1本飲みませんよ。余った分はお持ち帰りしますって(誰に言いわけをしておるのか)。
すっかり家庭人の彼ら、今日は子供たちをベビーシッターに預けてわざわざマンハッタンまで出てきてくれたのだった。ああ、何年も前は毎週マンハッタンで飲んだくれていたのが懐かしや。ちなみに旦那さんは、HPの旧おひるね日記でよく飲んだくれとして登場していたJ坊である。ああ、人って変わろうと思えば変われるのね、いつまでも同じ場所をうろうろしているのは私だけなのね。


もちろん彼らに割り勘負けさせちゃいけないからのう、お会計もあらかじめ分けてもらう。酒飲みは、飲まない人にこれでも気を遣うのである。こちらは私のシマアジ刺、大抵は光物はスルーされるのだが、生まれはロシアのAちゃん、「あ、それ美味しそう。私も頼む~」と。NYで数少ない光り物愛を分け合える時の嬉しさといったら。脂ののったシマアジ旨し。ああ、ロシア料理の美味しいマリネ鰊も食べたくなってきた。


蟹カマじゃないよ、本当の蟹だよ、と毎回遭遇するたびに言いたくなる蟹サラダ、ドレッシングがスパイシーでつまみとしてもイケるのう。


国籍問わずだれにでも人気のさくさくなれんこん揚げ、J&Aにも受けていた。


椎茸と海老のアヒージョ、私の真似して彼らも頼んだのだが、「にんにく効きすぎ…」と。ええー、美味しいのにのう。というか、にんにくの効いておらぬアヒージョって物足りないぞな。


豚バラに鴨わさび串焼き、そして皆が蕎麦で締めくくる中、魚卵で締めくくる我。相変わらず歩調は合わないが、これもメニュー充実な居酒屋の楽しいところなのだった。
長い付き合いの彼ら、子育ての真っ盛りで忙しいのでなかなか会えなくなってしまったけれど、今度はミツワの買い物がてら、NJに行くからねー。

Riki
141 East 45th Street, New York, NY 10017

◆以前Rikiに来た時の記事は、こちら

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