2018/10/12 (Fri) Rikiにて居酒屋ごはん


本日はとっても久々にNJに住むJ&A夫婦とRikiにて居酒屋ごはん。アメリカンの友達と久々に会うときは、この店が便利なのじゃ。なんといっても居酒屋メニューが充実しておるし、個室をお願いすればゆっくりと喋れるし、明朗会計のノーチップ制。


お酒は好きな巽蔵を。といっても、彼らは飲まないし、隊長はビール派なのでこれを飲むのは私一人…いやいや、1本飲みませんよ。余った分はお持ち帰りしますって(誰に言いわけをしておるのか)。
すっかり家庭人の彼ら、今日は子供たちをベビーシッターに預けてわざわざマンハッタンまで出てきてくれたのだった。ああ、何年も前は毎週マンハッタンで飲んだくれていたのが懐かしや。ちなみに旦那さんは、HPの旧おひるね日記でよく飲んだくれとして登場していたJ坊である。ああ、人って変わろうと思えば変われるのね、いつまでも同じ場所をうろうろしているのは私だけなのね。


もちろん彼らに割り勘負けさせちゃいけないからのう、お会計もあらかじめ分けてもらう。酒飲みは、飲まない人にこれでも気を遣うのである。こちらは私のシマアジ刺、大抵は光物はスルーされるのだが、生まれはロシアのAちゃん、「あ、それ美味しそう。私も頼む~」と。NYで数少ない光り物愛を分け合える時の嬉しさといったら。脂ののったシマアジ旨し。ああ、ロシア料理の美味しいマリネ鰊も食べたくなってきた。


蟹カマじゃないよ、本当の蟹だよ、と毎回遭遇するたびに言いたくなる蟹サラダ、ドレッシングがスパイシーでつまみとしてもイケるのう。


国籍問わずだれにでも人気のさくさくなれんこん揚げ、J&Aにも受けていた。


椎茸と海老のアヒージョ、私の真似して彼らも頼んだのだが、「にんにく効きすぎ…」と。ええー、美味しいのにのう。というか、にんにくの効いておらぬアヒージョって物足りないぞな。


豚バラに鴨わさび串焼き、そして皆が蕎麦で締めくくる中、魚卵で締めくくる我。相変わらず歩調は合わないが、これもメニュー充実な居酒屋の楽しいところなのだった。
長い付き合いの彼ら、子育ての真っ盛りで忙しいのでなかなか会えなくなってしまったけれど、今度はミツワの買い物がてら、NJに行くからねー。

Riki
141 East 45th Street, New York, NY 10017

◆以前Rikiに来た時の記事は、こちら

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2018/10/08 (Mon) 正しきビーフタルタルのメソッドとは


すべてのエネルギーを苦手な書類記入業務に費やし、抜け殻…。しかも日本のダウンロード書類はA4設定、こちらの用紙はレターサイズのみでまた印刷で四苦八苦…。残りのエネルギーを悪名高きアメリカの郵便局に費せば、きっと燃え尽き症候群。
そんなへろへろに力尽きた日の晩ごはんは、活を取り戻すために才ある陶芸アーティストかつエレカシ仲間なAちゃんと居酒屋飯@メソッド。
まずは、炙り明太子なんぞつまみながら、上喜元で乾杯。炙り加減も絶妙な明太子に美味しい吟醸酒で、書類のマス目に吸い取られたエネルギーが充電されるのを感じるのう。


お酒の注ぎ具合の少なさに衝撃を受けたので、すぐさまグラスから四合瓶に作戦変更、今度は天狗舞吟醸で。茸サラダはくたりとクリーミーにソテーされた茸に、胡桃のアクセント。旨し。昔町田の焼き鳥屋さんの茸サラダが美味しくて通ったものだが、そこの店のアプローチに似ている。真似っこメモ帳に(心で)書き記そう。


本日は、これが食べたくてやってきた。友人お勧めのビーフ・タルタル。光物にはそそられても肉物にはそうそそられないのだが、食の趣味が合う友人絶賛となると話は別。おおお、これは美味しい。まったり上質な牛肉のぬめりにうずら卵。玉ねぎ、胡瓜、らっきょうの歯触りもよく絶品なのである。そう、美味しいビーフ・タルタルのメソッドとは何だろうかといえば、きっと肉の質とそれをどう盛り上げるかの密なる方式なんじゃろうなあ。


焼きタコのグリーンソース、タコと爽やかなソースの緑に雲丹、夏に涼をよぶレイヤーの魅力よ。


あと一品、というところに友が選んだのは、つくね。温泉卵をまとわせて口に入れれば、あらいつの間にかボトルも空いておる。
そういえばいつも飲み会で顔を合わせているのによくよく考えたら、サシ飲みはお初だったなぁ。あれこれ話題がありすぎて、エレカシまでたどり着かなかったのが無念じゃ、次に期待…(で、帰ってから早速宮本くんのイカす写真をインスタで送りあって、やりとりする我々。中学生かい…)。

Method
746 10th Avenue, New York, NY, 10019

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2018/09/20 (Thu) ティーハウスにて抹茶密談


イーストヴィレッジにできたティーハウスにて、友人とお抹茶タイム。という名の、密談。


なんとこちらは、私が通っている裏千家NYセンターの先輩の方がオーナーの一人だとかで、思わずお店の方に聞いてみたら、今はお稽古中でいないのだそう。なんだか親近感…(いや、相手の方は私より数段、いや数百段上なので、勝手に親近感を抱かれても困るであろうが)。可愛い奥様がかわりに抹茶を点ててくださる。「I am nervous~~」とはにかむ様がまたラブリー。


SOKUCHOUZAN の薄茶、友人はアイスをご所望。本当はお茶の前にお菓子をいただくべきなのだが、お茶を飲んだ後についアイスクリームをぺろりと。「黒胡麻クランチ」とメニューにあったけど、うん、これは正真正銘の胡麻アイスであった。クランチ、どこーー。


友との語らいの合間にひょこっと立って凛とした器を眺めるのもまた愉しい。で、密談の行きつくところは、友を思いやる心、だったりするのだが、どのように思いやっていいのか未熟者にはわからぬのであった。うーん、茶の道も人生も難しいことであるな。


して、お会計は抹茶とアイスクリームで$25…うっ、ハッピーアワーのワインが何倍飲めるかと考えてはいかんいかん……。でもここ、お酒や食事のメニューもあるので、今度はそちら狙いで来てみたいなと思う。でも抹茶ビールをトライする勇気は…ござらん。

29B Teahouse
29 Avenue B, New York, NY 10009

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2018/09/09 (Sun) 雪だるまの後の丼屋


MoMAで冷凍庫におさまった雪だるまを鑑賞するも、猛暑の中庭だったので一瞬で涼が過ぎ去ってしまったのは、まだ訓練が足りないのだろうか。などと軽く反省しつつ、晩ごはんはミッドタウン西に来たらふらりと誘われてしまう丼屋へと。男のだいどころ、女だってお邪魔したい。むしろ最近のNYの居酒屋はアジアの女性客強しである。


ポン酢にひたった細切りオニオンサラダ、これはさっぱりと嬉しく、吹き飛んだ涼がさやさやさやと戻ってくる。ちょっとラー油などたらしてもよろしいかも。


つやつやのシマアジ刺、これまた舌にねっとりひんやりとありがたい。この店は寿司居酒屋ではないから種類は少ないけれど、その日の魚を選べば鮮度に失敗はなしなのが安心じゃ。


さぁそろそろ冷房の効いた居酒屋で、冷酒片手にエンジンがかかってくる。ごぼうの天ぷら明太子ディップ、このディップが体裁ではない辛さで繊維質摂取に拍車がかかる。


またまた揚げ物、安定の唐揚げ、と思ったがあれ、今日はちょっと衣が白っぽいかな。片栗粉の衣は白くなりがちだが、前回はちゃんと黄金色だったな。しかしこちらの下味は好きな味、おいしくいただく。


本日は肉料理を選んでの定食セット、ではなく、最後にどどんと焼き肉丼。こういう美味しい牛バラってなかなかこちらでは見かけないなぁ。丼屋さん、ミッドタウン・ウエストだけでなく、ロウアー・イーストにもぜひ来て、男だけでなく女の台所になってくださいませ。なんてことを書いていたら、ふっと矢野顕子さんの「ラーメンたべたい」が脳内に流れてきた。
  男もつらいけど 女もつらいのよ~♪
だから癒しの居酒屋が必要なのじゃ、人生には。

Donburiya
253 W 55th St, New York, NY 10019

◆前回のMoMAからの丼屋さんの記事は、こちら

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2018/08/29 (Wed) バランス良きつまみで、渡舟


お茶仲間&和菓子作り仲間のHちゃんとお初の店、帝水にて晩ごはん。お酒はこちらの渡舟、純米吟醸濾過前五十五。絶滅品種となっていた酒米「渡船」を現代に甦らせた蔵元が自ら杜氏となって仕込んでいるのが、この渡舟。55%精白で、ていねいに搾られたお酒を濾過する前に瓶につめたものだとか。すっきりとした飲み口の中に、甘やかな香りでHちゃんと即座に「おいしい~」と口をそろえる。


とくると、当然つまみも酒に合うものがほしくなる。いぶりがっこにチーズは定番だけれど、本日はブリーとの組み合わせ。クリームチーズほど濃厚ではなくこれもまた旨しくん。


畑のキャビア、ぷちぷち感が楽しいとんぶりと山芋とわさびを合わせたものは、実家に帰ると必ず作る一品なので懐かしい。とんぶり、日系スーパーに売ってるかのう…売っていたら作りたい。


真鯛きゅうりはおろした胡瓜と柚子ビネグレットの香りが爽やか、夏のお刺身はこんな涼し気な味がよいな。


焼き鳥は私がせせりに皮に手羽を選ぶと「ともそん、大人の選択~」と言われる、そんなH子ちゃんはささみにつくね…マッサージセラピストのわが友はマッサージに関しては時代の先をゆくが、食に関しては保守派なのである。じつは新しい焼き鳥屋を開拓したくてこのお店に来たのだが、肝心の焼き鳥は…うーん、可もなく不可もなく。焼き鳥目当てなら鳥心か鳥人を選ぶかな、という感じであるが、ほかのつまみがバランス良いので、なかなか捨てがたし。


巻物はあればつい頼んでしまうソフトシェルクラブ巻きに、


スパイシー帆立。お、容赦のないスパイシーさが好み。美味しい酒をすすりながらも、お茶に和菓子、人間模様の難しさ、あれこれと波線を描きながら会話は進む進む。そう、人間模様は難しい。バランスが保たれていたと思っていても、それはこちらの思い込みなのかもしれない…もっと細心の気を配らねば切ない隙間ができてしまうのかもしれない。つまみの選び方より難しいのは、さても人間様なのだのう。

Teisui
246 5th Ave New York, NY 10001

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大江千里さんとの対談掲載されました。
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新刊『虹の巣』出ました。(2016)


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クロワッサンに書評載りました。
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