2017/05/21 (Sun) 対談後の一杯(のはずが…)


我が家で対談と撮影の後、皆してご近所のフレンチビストロ、アンファン・ボエムへ。楽しくもやや緊張のひと時を終えた後のワインがしみじみ旨し。って、対談中から飲んでたのはナイショ。
Camembert Rôti、蜂蜜とアーモンドと共にローストしたとろっとろなカマンベールに、


Warm Artichoke Dip、バタートーストが止まらぬアーティチョークのディップ。
表面香ばしく、フォークを入れればわずかに酸味と独特の香りを抱いた熱々のディップがとろけだす。私はこの野菜のレイヤー感だけが好きなのかと思っていたが、そんなことはない。いま悟る。うまい野菜はその身をよよと崩してベシャメルソースに溺れても、なおうまいのじゃと。


Boeuf Carottes Façon Grandmère、オーナーさんのおばあちゃまのレシピなのだとか。じっくりとブレイズしたショートリブはほろほろと崩れる柔らかさ。煮詰めた赤ワインのソースで。人参嫌いの私でも、このローストされた人参は甘くおいしくいただけた。対談相手のSくんも「うまいっっ」の連続で、よかったよかった。
ということで、どなたとの対談かは、6月17日発売の小説すばる7月号をお楽しみに、うっふふ(といいつつ、一部ではご本人がすでにバラしておるが。汗)。

Les Enfants de Boheme
177 Henry St. New York, NY 10002

◆以前来たときに、これまた絶品のフォアグラのムースを食べておる記事は、こちら

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2017/05/15 (Mon) いちじくとオリーブ


セントラルパークのお花見茶会におよばれして美味しいお抹茶と桜餅をいただいた後は、「寄ってきんさーい」と声もなく呼びかけるハッピーアワーの響きに吸い寄せられて、仲良し3人組はアッパーイースト・サイドのいちじくとオリーブなる店へ。
お酒の安くなるハッピーアワー、そしてお酒を持ち込めるBYOB(Bring Your Own Bottle)、ああ、この響きにどうしてこうも弱いのか。
チーズのプレートに、


大好きなアーティチョークのマリネとお手頃価格の白ワインを楽しみながら、本日のお茶会の感想などを。いい春の1日だったのう。
楽しかったよ きょうも うれしかったんだ きょうも
ちょっぴり愚痴も言ったけど こんなに元気さ。
「ごはんができたよ」じゃあなく、「ごはんをつくりに」、じゃあさっくり腰をあげるとしますか。

Fig & Olive
808 Lexington Ave, New York, NY 10065

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2017/05/07 (Sun) ダウニング待ちの南部ごはん


お茶の稽古の後、タイムズ・スクエアのB.B.キング・ブルースクラブへ。ええっ、開演の1時間前に着いたのにすでにすごい行列…。しかも当日券ではなくて、並んでおるのは皆チケット保持者。どきどき…。は、入れるのか? 席はあるのか? 年寄りに立ち見はきついでのう。
しかも通りに絵や雑貨を並べて店を出しているおっちゃん同士が喧嘩を始めた。どうやら縄張り争いらしい。元露天商としては、あるある~問題だ。喧嘩の成り行きも気になるわ、席があるのかも心配で、気もそぞろ状態。


ぎゅうぎゅう詰めの会場でテーブルの隙間を駆け回るサーバーくんが、どうにか席を見つけてくれた。後ろの列の人たちは「立ち見になりまーす」と言われて雑然としている。ぎりぎりセーフ。会場はほぼブラックの方々で埋め尽くされておるのだが(見たところ東洋人は我ひとり)、グループの方たちのテーブルの端にちょこんとお邪魔し、ポップコーン・シュリンプとケール煮、マカロニ&チーズという南部ご飯を食しつつ、ダウニングを待つ、まつ。
それにしても、暗闇の、激混みの、きつきつの席で食べてもやはりマック&チーズは旨い。とろっと濃厚なチーズにまみれたマカロニの愛らしい曲線、表面の香ばしさ。きたるライブに備えてカロリー(過剰)摂取中。

B.B.King Blues Club
237 W 42nd St, New York, NY 10036

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2017/03/10 (Fri) ターミナル5とおつまみ昆布


セント・マーティン島へのフライトは、アメリカン航空とジェットブルーのどちらかを使っているが、今年はジェットブルーで。ジェットブルーが発着するJFK空港のターミナル5といえば、JALのあるターミナル1に比べてかなりの充実度。なにしろターミナル1は、マクドナルドか、朝からこってりのアメリカン中華か、つい朝から餃子など食べてしまって機内でのつめたい目が気になる韓国デリしかないからのう。
ただし気軽に食べられるファストフードのコーナーは大行列だったので、レストランでしっかりめの朝食。エッグス・ベネディクトに、


私はエッグス・ノルウェージャン。イングリッシュマフィンの上にはとろーりとろけたポーチドエッグにスモークサーモン、たっぷりのポテト添え。旨い、が、普段朝食を食べぬ身には重い…。
そのあとは、無印良品をじっとりと眺める。と、大好きなおつまみ昆布があるではないか。去年の帰国で買い占めてこようと思って張り切っていたところ、店員さんに「もうおいてないんですよ」と言われ、落胆したおつまみ昆布にまた巡り合えるなんて。
もしやマンハッタンのMUJIにもおいてあるのだろうか。店員さんに日本ではなかったことを伝えると、「不思議ねー、日本から仕入れているのに」と首をかしげておられたが。帰ったら買いに行こうっと。
と、まるでカリブとは関係のないうきうき感で、今年の島旅は始まるのじゃった。

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2017/01/24 (Tue) チーズバーにて一杯、二杯


げらげらと笑ってらんないゲラ読みの後、夕方からわが二大料理巨匠とともにチーズ屋経営のワインバーMurray's Cheese Wine Barにてちょいと一杯(のはずがなかろうが、この二人と一緒で)。
その昔西側に住んでいたころはしょっちゅう通ったこのチーズ屋。最初はブリーカー通りの北側の10人も入れば店内ぎっしりのちっこい店だったのが、向かいに移り、さらに広くなり、さらにはワインバーまで。大成功ビジネスの典型である。せっかく来たので、ちょいとショップもうろちょろと。
おお、バーでまず出てきたナイフがチーズ仕様。チーズをこの不思議な形状のナイフで切って、ちょこんと先っぽに引っ掛けてお皿へ。…でいいんだろうか? それともチーズの表面を引っかく?いたぶる?(ブログの違う方向性模索中。新タイトル~チーズをいたぶらなくちゃ生きていけない) 


チーズは何を見てもちんぷんかんぷん。そこは昔フレンチレストランのシェフだった師匠がメニューの説明を見て、「ちょっとアナタ!(そんなことは言ってない)このユニークとはどういう感じかしら?」などときりりと切り込み、3種選択。
Sweet Grass Dairy Green Hillはジョージア州のマイルドでバタリーな優しい味。Quadrello di Bufalaはイタリアの水牛チーズ、こくがあって旨し。Epoisesはフランス、バーガンディー地方からでプリンみたいに入れ物に入って出てきたとろとろのチーズ。おお、皆「これは隣に走って買いにいきたい!」と口々に。
プロシュートにアーティチョークのグリルもうまうまで、アルザスやスペインのワインも進みすぎ。


ホットソースを頼んだら、出てきたこちら。マジ、ぴりぴりっすよ、勘弁してくださいよ、センパイ。


大好きなバッファローウィングスのモッツァレラ版。もちもちのモッツァレラにスパイシーなバッファローソース、とまらない危険な味。なにしろ私はその昔、日本のバッファローウィングス協会(だったか)からいきなり宣伝メールがきたほどのバッファロー愛好者なのである。


マレーズ・クラシック・マック&チーズは、厳選された4種のチーズで作られているため、コクがあって旨~。上にのせられたフライドオニオンが、いいアクセント。というかアクセントを超えて主役級。軽やかに始めたはずが、最後はバッファローにマック&チーズでいつの間にかどっしりアメリカンな締めになってしもうた。
尊敬する二人の師匠のお話もきけて、楽しくへべれけの夕べなことよ。

Murray's Cheese Bar
264 Bleecker St, New York, NY 10014

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