2018/11/11 (Sun) 箱根旅行前の、えぼし


色々と問題てんこ盛りの中、お気楽家族は、本日から2泊の高齢・恒例・箱根旅行。まずはロマンスカーに乗り込む前に、地元海老名のえぼしにて、昼ごはん。大きい方と小さい方があったら、絶対大きいつづらを選ぶ両親は、例によって刺身と天ぷら定食。かつおがいい色しているのう。


私は、いくら丼。きらきらのいくらが美味しすぎて、今もまた食べたい…。


しらすおろしは、鬼おろしがとてもいい塩梅。この後、アマゾンさんで「鬼おろし器」を物色したのは言うまでもない。
さてさて、目を離さすどこかにふらふらーと行ってしまう両親を見張りつつも、つかの間の息抜きをしてこよう。

えぼし 海老名店
神奈川県海老名市中央1-6-1 ビナウォーク3番館 

◆去年、白魚と地のりのかき揚げをごはんもなしに食べたところ、美味しかったけれどちょっぴり胃がもたれたことを思い出す記事は、こちら

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2018/11/05 (Mon) 今年も怒涛の一時帰国の始まり


ついこの前までハドソン川あたりに小旅行に行っていたと思ったら、あっという間に今年も恒例の一時帰国の時期到来である(ブログの時差をさりげなくごまかしてみる)。
日本出発の前々日は、来冬のカリブ行チケットが勝手に遠回りの便に変更されて買いなおし手続きにあたふた。昨日は急にメールが受信できなくなり…。本日はものすごい強風でどきどきする中、無事離陸できてほっとひと息。あまりのどたばたに、いつもの機内食もしみじみ美味しく感じるのじゃった。ここでいつもの備忘録。
お酒は東洋美人の純米大吟醸を飲みながらの、まずは先付。パルメザンチーズのパンナコッタに、かぼちゃのアグロドルチェ。



彩御膳は、ずわい蟹なます、穴子山椒焼きと焼き茄子、出汁巻き卵にいくら掛け、鶏肉難波巻き、鴨ロースと風呂吹き大根に味噌餡。このへんで、庭のうぐいす純米大吟醸と、いってみる。


台の物は、和風ビーフステーキおろしポン酢と海鮮きのこ煮。甘味のティラミスはパスざます。


うーむ、いつものことながら眠れず、映画鑑賞に日本語の雑誌をガン読み…。行きの14時間は長いのう、とため息をつきながらのスモークサーモンととろろ丼。鮭の刺身は気軽には買えないけれどこれなら徒歩圏で手に入るので、やってみよ。
そんなこんなでようやく無事日本着。去年は羽田から海老名までバス直通で戻ったけれど、渋滞を考えると電車のほうが若干早いかも、と慣れない京急にどきどきしながら、横浜まわりで約1時間20分。
はぁぁ、ただいま、日本。と、この時にはさらに怒涛の日々が待ち受けておることなどまるで知らずに、母の手作り餃子を頬張っていたのであった…。(怒涛の帰国編・続く)

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2018/01/20 (Sat) 最後まで旅荷物に翻弄され


日本最後の3日間は腰をさすりつつ庭仕事に明け暮れた。数日前にお願いした庭師さんに剪定はばっさばっさやっていただいたが、細かな草木を伐り戻し、ししとうや青しそはさようならと抜き、雑草を取り…。はてなき実家の庭、狭いのに遠く広がる荒野のようじゃ。
そしていつものように帰国前日に成田空港までの荷物の集荷依頼をJAL ABCに電話したところ、何と今年から2日前の集荷が必要とか。ま、まずい…。私のカバンはスーツケースでなくナイロンの旅行バッグでとても手で運べない重さなのだ。このまま駅前にスーツケースを買いに走るか!と観念しかけたところでかけたクロネコヤマトさんがなんとかokとのこと(推奨はしないが、とのことだが)。
ああ助かった。救われた。今年は台風時のホテルへの荷物送りといい、ひやひやの連続じゃった。
空港で無事自分の荷物を見つけたときは安堵のため息が…。そんなこんなで、機内でようやく一息の一杯。まずは胡麻豆腐をつまみに清水清三郎商店の作(ざく) を啜り、


おつぎは東洋美人をいただきながらあれこれつつけば、次第に気持ちがNYへとシフトしていく…。


お箸で切れるタンシチュー、旨し。降り立ったNYはそれはそれは寒いのだった。そして必ずこういう台詞をきくような気がする。「数日前まではほんっと暖かかったんだよねぇぇ」と。
家に帰れば、9月初旬から止まったままのガスは、まだ通じていないのであった(悲哀は続くよどこまでも)。

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2018/01/16 (Tue) 佐島ドライブ


本日は、妹の運転で葉山の佐島まで両親とともに家族ドライブ。優しい妹は、「海…海が恋しいわ…」と遠くを見つめつぶやく姉の望みを叶えてくれようと、車を出してくれたのである。まぁ正確には数か月前に妹が両親を連れて行ったと聞き、「ふーん、いいなぁ…海見ておいしい海鮮料理かぁ。私も連れてけ!」と命じたのであるが。
その昔カーメーカーの営業所に勤めていたため車の運転は大得意の妹。鼻歌まじりで近くまできたはいいが、目当ての店にはなかなかたどり着かず。周辺をぐるぐる探し回りながら、「あれー、さっきの道かなあ?どう思う?」と段々と切羽詰まりつつある声で訊かれても、何も解らぬ私たちは黙って「さ、さぁ?」と答えるしかできない。わがノナカ家で現在は唯一車の運転ができる妹だが、認めたくない事実を悟る…。け、けっこうあんたも方向音痴だったんだ。
ようやくたどり着いた佐島のはまゆうにて、昼ごはん。


海の見える中庭もまた気持ちよし。


私と両親は刺身定食、


妹は海鮮丼。
すべて天然魚介類のみで、養殖は一切使用していないということ。入札権のある佐島魚市場の魚介類と岬からのまぐろを使っているだけあって、どの魚も新鮮で弾力もあり旨し。でも光物がないのが残念なのと、値段のわりにとびぬけて、というほどではない…というのが本音かのう。卸値の高い地魚にこだわるのと観光地価格もあり、強気な設定になってしまうのは仕方ないのかもしれないが。
妹も「あれぇ。前回来た時にはもっと豪華で感動した覚えがあったんだけどなぁ」と…。「これなら、地元のえぼしでもいいね」ああー、それを言っちゃあ(家族同士だと本音しか出ないのが楽なような、身もふたもないような)。
ちなみに、なぜこのはまゆうさんに来たのかというと、隣の「天神島臨海自然教育園」から絶景の海景色がみられるということで。しかも自然環境にめぐまれた教育園内には、多くの海浜植物や海岸動物が生息し、三浦半島に残された数少ない自然海岸の一つなそうな。
し、しかし、ここも本日は閉館なのであった。とほほ。来年もまた来よう。いや連れてきてもらおう。


まぁ、海を見ながら車のなかで楽しく会話ができただけでも楽しかったよ、いつも運転手かってでてくれて、ありがとう。おまけの「サザエの裏側」。

はまゆう
神奈川県横須賀市佐島3-7-5

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2018/01/15 (Mon) 楽味にて、せいこ蟹を抱き寄せる


一時帰国のたびの、下北通い。もう十代から通っておるから、どんな路地も野良猫のようにすいすいさ、おいら…といかないのが、方向音痴のツラいところ。加えて駅の様相が変わってからは駅のなかでも迷う始末で情けない。そんな中でも大好きなこの楽味さんは楽々たどり着く。おいしい上に駅近とはなんてありがたき存在であろう。そして今年も編集Sさんと、グラスを傾けながら一年ぶりの再会を。


つきだしの蟹は絶妙な塩加減、うれしい季節の野菜盛り合わせは銀杏、ゆり根蒸しをチョイス。「あと1つはおまかせで」とお願いすると、渋みほとばしる大将、「三つ葉にしたよ、青いものないから」とお父さんみたいなことを言ってくださる。そして鬼おろし、シンプルこの上ないがこれがすっきりしゃっきり、胃にも優しき酒のお供になってくれる。


話す内容はというと、連載の方向性は、などという仕事のことよりもっぱら音楽バナシ。そうだよね、ライブいかなきゃね、と中学生みたいなことを熱く語り合いながら、冷酒に合うまさな楽しくありがたい味をあれこれ。
きゅ、ぷりんと美女のように美しき焼けた白子の塩焼きにすだちをこれまたきゅ。ぱらぱらさっくりと見事な揚げ具合の白魚に、炙りと生の両の味を楽しめるのが嬉しいからすみ大根。
そして、大将が出してくれた左下はさて何だったか。おいしかったことは覚えておるのだが、まぁあれだ、ぷりっきゅっとしたイケるやつだ(いい加減な酒飲みはフードブロガーには絶対なれない伝説…)。


しったか貝の煮つけは貝の奥まで味がしみこみ、うんまいから、最後の肝までくるりんといただかねば。


紅葉おろしとネギにまみれたなまこ酢を噛み締めれば、酢の清涼と頑なな歯触りに惚れてしまうではないか。


極楽な風味のせいこ蟹は丁寧に処理されていて食べやすい。今年は予約注文をしそこなったのでここで巡り合えてもう本当にありがとうと、卵のひと粒ひと粒までうっとり舌で抱き寄せよう。


これまた卵まで味わいつくす、ほっくりとした秋を抱えた生ししゃも。


毎年、いくら丼で締めるSさん。「ううん、私はいいです、いいです」といいながらお裾分けをいただいて、きらめく赤を口のなかでぷちりと弾かせる。
思えば、去年Sさんとこのお店で飲んでいたまさにその日に、選挙でNYでは不動産王としてしか認識されていなかった新大統領が決まり、二人してうなだれたんだよなぁ。そして1年後の今も不安は続き…まぁそんなことは忘れて存分に楽しんだ下北沢の宵。Sさん、来年も会おうね、仕事は抜きにしても(抜きでいいんかい)。

うまいもの 楽味
東京都世田谷区北沢2-12-11 島田ビル B1F

◆去年の揚げふぐに目を細めておる記事は、こちら

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