2020/01/11 (Sat) 帰りもやっぱり車椅子と機内ごはん


骨折52日目。このまま延々のろのろと日本の記事を書き続けておるうちに、次の日本帰国がやってくるんじゃないかと、我ながら亀ブログを案じるも…、ふぅ、ようやくNYに戻る日がやってきた。本当は海老名からなら断然羽田空港の方が近いし空港バスもあるのだが、時差ぼけ防止に夜着きたいので成田便で。
ということで、恒例の機内食いやしんぼ記録を。和食は東京芝大門「くろぎ」黒木純シェフ監修による献立。
先付は、揚げ茄子のとろろ掛けに松茸と蕪のフラン(これのみ生江史伸シェフ監修)。蕪の優しい香り漂うフランちびちび、お酒ちびちび。旨し。


「茜空」の八寸。帆立の南蛮漬け。鶏照焼、炒り卵、いんげん。海老艶煮、こんにゃくピリ辛煮、焼栗。きのこ白和え。本鮪のお造り。ベシャメルソースにキャビア。


台の物は、牛すき 温度玉子、鮭の幽庵焼き。すき焼きの甘から味が実は苦手なのだが、これはちょこっとだったし、卵とともにつるっといただいた。ご飯は新潟のコシヒカリ「雪蔵今摺り米」、味噌汁に香の物。いつものように甘味(ほうじ茶ロールケーキ)はパス。
行きは骨折11日目だったこともあって痛さで気分も悪く眠れなかったけれど、帰りはかなり楽になったなぁ。自分の体で人間の治癒力を実験記録しておる感じ。そして私の趣味は今やすっかり、他人の骨折ブログを読むこと…。
JFK空港でも車椅子を頼んだけれど、日本はJAL職員が押してくれたのに比べ、こちらはターミナルのプライベート・カンパニーが担当するんだなぁ。そうか、こうやって職員用エレベーターを駆使して近道するのかと、なかなか面白い空港探検であった。そして足は長いフライトで腫れており…。ただいま、NY。

◆行きに包帯の巻きを気にしながら機内食を食べている記事は、こちら

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2020/01/10 (Fri) 牡蠣そばの季節


骨折50日目、骨の癒合が始まって浮かれていたとはいえ、昨日は下北沢を歩きすぎたので案の定、腫れが増しておる。一進一退なおいらの足首、仮骨形成まで進め進め。
今日のお昼は家族で国分寺そばを再訪。前回は10月で、好物の牡蠣そばの季節がまだ始まっていなかったので。今回はもちろん食べますとも。蕎麦つゆに沈む牡蠣の驚くほど濃厚な旨みに、つやつやの蕎麦がまたあらたな輝きを見せてくれる。これは絶対毎年食べなくてはならない、そのためには11月にここにいなくちゃならない…来年は少し早めに帰ろうと思っているのだが、困ったな、牡蠣そばのために遅くするかな。


妹はシンプルな盛りを。そして両親はぶれずにあれこれつくランチのセット。こんな美味しい牡蠣そばを、両親も妹も一度たりとも食べたことがない。まったく食の趣味が合わないノナカ家の面々である。
それにしてもこの店の接客の女性達は皆素敵である。キリっとして綺麗で愛想もよくて動作もキビキビ、しかし客をせかさない。選ばれた人たちが働くのか、いい流れの中で皆格好よくなっていくのか。見習いたいところだが、そもそも接客向いてないしな…。

国分寺そば
神奈川県海老名市国分南1-8-35

◆先月、鳥天そばを食べた時の記事は、こちら

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2020/01/09 (Thu) 骨癒合と松茸天ぷら、さっくり


骨折49日目。昨日は日本に戻ってきて2度目の整形外科に行ってきたのだが、どうやら無事に骨がくっつき始めているようで、レントゲンの骨折部分にもやもやと陰が形成されている。ひゃっほう、頑張れもやもや(もやっと見えるのが繊維組織でひびを埋めていき、後に仮骨になるらしい)。「ここから骨がズレることはないですか?」と尋ねると、ドクターいわく安静にしていれば大丈夫だろうとのこと(でも口調が弱い…不安)。
外果骨折の骨癒合は最低でも60日かかるみたいだから、順調なようでほっと一息…。これも踝に栄養をたっぷりつけたおかげか、藁をもすがるで買った超音波器が効いたのか?
そうはいいつつも痛さは依然あるわけで、本日も杖をつきひょこひょこしながらの下北沢Day。カフェで秘密の打ち合わせの後は、日本最後の外食でもって大学のバンドサークル仲間と毎年来る晃月さんへ。


長年毎年、顔を合わせ続けていると、友人同士互いの変化もあまり気づかない。これが数年ぶりだったら互いに「老けたねー」と遠慮のかけらもなく叫ぶんだろうけど。私が杖をついていようが、骨折していようが、「飲んでいいの?」などと誰も言わない。なにせ若い頃、もっと無茶してきた仲間だからして…。
毎年頼むたっぷりゆであげ野菜は、今年はれんこんとブロッコリのゆであげゴマダレにしてみた。栄養満点、アブラナ科野菜万歳。


炙り牡蠣を飲むように食す。NYの牡蠣も美味しいけれど、つやつや大粒のこんな海のしずく滴る牡蠣は日本ならでは。自粛せねばならないのに、牡蠣よ、どうして私にお酒を勧めるの…(すべての罪は牡蠣のせい)。


かかさず頼む白子塩焼きが年々小さくなっていくのは寂しいが、それでもここの和食は安心の美味しさ。


出汁の甘さがほっとする揚げ出し豆腐に、


骨もくっつきつつあるお祝いにね、と半ば強制的に松茸天ぷらも贅沢にいってみる。でも優しい男友達二人、私が何を頼んでもオーケーなのは一時帰国枠もあるんだろうな、ありがとん。


地鶏の野菜あんかけをはふはふとかじったら、他の仲間も待ついつものラカーニャへと。しかしドクターにも無理は禁物といわれているため、二軒目は水だけで帰った私は、オトナになったものだと少し寂しい…。

和みや 晃月
東京都世田谷区北沢2-9-2

◆去年、雲丹別盛りでオムレツを食べた記事は、こちら

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2020/01/08 (Wed) 四谷でも九州の味を堪能


なぜだか美味しい九州料理との遭遇は続くよ、今回の日本帰国。新宿で成田エクスプレスのチケットをピックアップした後、編集Nさんと打合せ。彼がご贔屓にしている四谷三丁目の店に、今年も連れてきていただいた。はんなりした物腰が素敵な女将さん、お久しぶりです。
まずはこれがなくては始まらない絶品揚げたて薩摩揚げ。熱い身に歯を入れた時のふっくらと包まれるような至福、その後の品のいいすり身のジューシーさ。九州はすごい、こんなものを生み出したなんて。


かんぱちのとろ、鰯、きびなご、鯖のおつくり。私の人生、魚は光ってなんぼ、ついでに身にまとう光物も好きじゃ。


去年Nさんの絶対のお勧めでいただいて恋に落ちてしまった牛舌。弾力はあるのにやわらかい、優しい。


すらりとしたナスがさらっと出てくるところがありがたい。


最後に明太子でぴりっと口を引き締めながら、出てくるのは打ち合わせとは程遠いゆらゆらとした言葉達。
でも、何気ない会話の中に楽しい課題も思いつき、次の物語の芽が出てきそうな時間が楽しいのだった(で、酔っ払ってまたどんな芽だったか忘れたりして…)。今宵も絶品九州の味をごちそうさまでした。

四ッ谷 有薫亭
東京都新宿区左門町1−13

◆去年珍しいがん漬をいただいた時の記事は、こちら

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2020/01/05 (Sun) お初の海老名合点


すっかり骨折日記と化したこのブログ、そんな私は記録好き…でもって、骨折45日目。ここ数日、街中を結構歩いているせいか、かなり足首痛む。筋か骨折部かわからないが、ある角度で伸ばすとピンポイントでずっきんと。日中は、冷蔵庫買い替え問題は片付いたものの、滞っているガスコンロ交換工事の見積もりをとったり、忙しい。ガス工事用コンロや都市ガス管注文したり、母に頼まれ洗濯機用糸くずフィルター買ったり。ふふ、未知のお買い物が続いて刺激的~♪ かというと、ちっともそうでもない…。
夕方には駅前に出て、高校時代からの友人S平とお初の合点へ。今まで海老名での飲みというと、えぼしばかりだったから、ちょっと目先を変えたくなったのだ。おお、お通しもちょっとずつつまめるものが並んで目にも嬉しい始まりで。


塩だれキャベツは美味しいのだが、ちょいとしょっぱかった。こういうものは箸休めだから、ちょいと物足りないくらいでちょうどよろしいのではないか、爽やかさを追求してはどうかなどと、店員を呼んで講釈垂れるような真似は、むろんしない。


新鮮、刺盛り。生わさびで本格感を出しながらも、大根をハート型(しかもちょっといびつ)にしてしまう、その辺りに合点の初々しい奮闘ぶりが垣間見られて、応援したくなる。なんだかこのお店、店員さんといい、「性格のよい」お店、という雰囲気が流れている気がするのう。地元贔屓?


鳥塩レバーは、おお、こう来ましたか、という柔らかな崩れ具合。ぷりぷりもいいが、口の中でほろっと崩れるこんなレバーもなかなか旨し。


揚げ具合ナイスな唐揚げ。途中で気づいたのだが、このお店、どの皿も量が多い…。あれこれ頼みたくても食べきれないので、慎重に選ばねば。でも駅近だし使い勝手もいいので、これからえぼしと共に利用させてもらうとしましょう。お店の便利さというよりも、この先、実家での用事もどんどん増えてきて遠出できない時に地元で飲める友達こそが本当に貴重なんだなぁ、と思うのであった。ありがとうS平これからもお互い笑いも哀愁も分け合ってよろしく同級生。

合点 海老名店
神奈川県海老名市中央1丁目8−1 ビナウォーク2 番館 2F

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