2016/11/19 (Sat) コージーコーナーのパスタと四谷の幽霊


いったいどんなに長い箱根の旅だったんだ、長逗留の優雅なご身分ですかという冗長な箱根旅路ブログであったが、実際は2泊である…。父が目前で倒れたり、せっかく展望席を買っておったのにロマンスカーが運行見送りになったりと、まぁすったんもんだの旅も終え、ようやく我が駅にたどり着く。
母と「旅には行きたいけど、帰ってくると本当にほっとするよね」とうなずきあいながら、コージーコーナーにて渡り蟹の贅沢パスタで、昼ごはん(贅沢、は私でなく、コージーさんの言い分である)。
懐かしいのう、コージーコーナーのパスタ。電通社員もびっくりするぐらい長時間労働を当たり前のようにしていた(残業代なし)音楽出版社時代、職場の一階にあるコージーコーナーでよく同じ編集部仲間と夕飯を食べたっけ。
コージーのパスタとシュークリームを食べると、あの頃の忙しいのになんだか楽しくて笑ったり、辛くて怒ったりばかりしていた四谷の日々を思い出す。あと、駅前の坂で雪の日に何度も転び、冬場は常に尻が痛かったこともいい思い出…にはまだ全然なっておらぬ。
ちなみにそのビルには幽霊が出るという伝説があった。職場は七階にあったのだが、なぜだか窓の外を人が歩いているのを見たという同僚もいる。あー見なくてよかった。

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2016/11/11 (Fri) 雨のラリック美術館にてランチ


ランチは、美術館併設のレストランにて。ちなみにLYS(リス)とは、フランス語でユリの花のことだそう。ユリはこの時期咲いておらぬが(そういえば秋に咲くユリの話を書いたばかりだったな)、雨に濡れそぼる庭の緑が美しい。美しいが濡れるのは困るので、ショップにてお土産などほとんど買わず傘を3本買った(あくまで実用的な親子)。
あ、そうだ、父の晩酌用に綺麗なガラスのマグも買ったのじゃった。「もうお酒はいいや」としょげておる父を、励ます意味で。内緒にしておいて、気持ちが持ち直ったときにこのマグに注いで出す予定。


両親は本日のランチプレートでローストポークのセット。オードブルの貝のパテが美味しくてパンが10個はいけそうな勢い、ポークもしっとり柔らか。と、しっかり味見しておるのがバレバレ…。


朝食をたっぷり食べておなかがすいていなかったので、私はサラダと前菜から秋茄子のプレッセ、フルーツトマトと生ハム添えを。レストラン特製のラベンダーオイルがいい香り。土砂降りの雨で寒かった一日、帰ってゆっくり温泉に浸かろう。

LYS 箱根ラリック美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186-1

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2016/10/22 (Sat) ちっさな娯楽日@綾瀬


時差ぼけで眠れぬまま、帰国早々に美容院で舟を漕いだり、病院で痛い目にあったりの後、本日は妹が車を出してくれて、ようやくの娯楽日。
娯楽といっても、姪っこの運転でワットマンやスーパー、洋麺屋五右衛門のパスタにドラッグストアと綾瀬方面をぐるぐるまわるだけなのであるが。こういう普通の、いやかなぁり地味めな日本の日常が楽し。当たり前のちっさな日々を貴重に思えるのは、よる年波のせいじゃろうか(そうじゃよ、の声)。


懐かしいなぁ、五右衛門。五右衛門、といえば私にはレーシックである。なぜかというと、心臓がとまりそうなほどどきどきしながら受けたレーシック手術の病院の近くにこの店があって、見えない目をしばしばさせてメニューを見た記憶があるから(手術後の自分ご褒美ランチ)。五右衛門=レーシック。人の記憶の繋がりというのは、かくも様々であるな…。
両親は、明太子と海老としめじの青じそ風味。


妹はズワイガニクリームのトマトソース本からすみ添え。お菓子ばかり食べている妹がからすみ入りを選んだことに、姉としてはしみじみ。


姪っ子はカマンベールチーズとカリカリベーコンのカルボナーラ。クリーム物が好きな姪なのである。


昔はよくあさりとしめじのパスタを食べた記憶があるのだけど見つからない。そこで私もからすみに反応し、ズワイガニと海老と本からすみのペペロンチーノを。からすみ、この100倍所望…。


両親のデザート。平均年齢80越えで、すかさずランチをセットメニューにするところがあっぱれである。私はパスタだけで夕方までおなかにもたれておったのに。
姪っこ&妹よ、色々まわってくれてありがとねん。女たちがわいわい楽しむなか、ぼうっと退屈そうな父。リサイクルショップの片隅のベンチで無我の境地に陥っておる様子、まぁそれもたまにはね、と。

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2016/01/13 (Wed) 病院通いの昼ごはん


母の入院中約一週間は、父と妹と3人で外食昼ごはんの日々。病院の売店でちゃちゃっとすませることもあれば(まい泉のかつサンドがあったりもする)、モスバーガーあり、ファミレスあり、たまに蕎麦。とにかくさくっと出てくるところに限る。急いでいるとき、気だけが急いているときの食事がおろそかになるのは解る気がするのう。孤独のグルメのゴローさんの境地にはなかなかなれないものじゃ。
さてこの日はデニーズ。車を運転する妹はファミレス事情に詳しくて頼もしい。日本のファミレス楽しすぎる。日本のメニューと旅行ガイドは写真付なのが嬉しいのう。が、やはりいつもと同じようなもん…で、うにといくらのクリームソース・パスタ。疲れておるとするっと口に入る脂っこいクリーム系がやけに美味しい。疲れてなくとも美味しいか。


父は8種野菜の農園風トマトソース。いつもは「お父さんはお母さんと同じでいいや」と丸投げなのに、その母がいないと意表をついたとこを選んでくることが判明。そうくるか、の連続で面白い。


こちら予想がつく妹。いつもおやつみたいなものばかり選んでくる。この日は栗のどらパンオムレット。こんなもんばっかばくばく食べて、ほっそーいのがわが妹ながら驚きじゃ。食べ終えたら、三人組で病院へGo。病院で、夕食の写真を「こんなもん作ったよ」(大して作っておらんが)と見せたら、「あら豪華じゃない」と感心された。ええ、病院食よりは…。


この日は母退院の日。母の指令で、看護師さんたちへのお礼の品を買いにマルイ食遊館に寄ったのだが、3人して試食しまくり。ミルフィーユにミニとら、うまっ。父、「もう1つもらえないのか」と手を出しそうになるので、慌ててとめる。ここで姉妹の意見がわかれた。「看護師さんは若い女性が多いからお洒落なお菓子がいいと思う」「いやいや最近は和菓子好きの若い子もいると思うよー」ということで、洋風和風織り交ぜて。
お昼はそのまま上の階にて、ピエトロへ。いつもの渡り蟹のパスタ。もうちょっと蟹の風味が効いておるといいなとぶつくさ思いつつ、結局これになってしまう。さすがピエトロ、サラダバーとドレッシングが充実。


父と妹はピザ。感想。赤い外食が多かった(3歳児か)。
母が家に戻って楽になるかといえば、そんなことはなく、3食ぶんきちんと作らねばならないし多分ますます忙しくなる。でも解らないことを訊けるだけでも、ぐんと気が楽になるのう。父もほっとひと安心の顔。安心したとたん、父の食欲も元通りばりばりに。私も心配ごとがあると、食欲ががたんと落ちるのでその気持ち、よう解るけど…。私たち親子、体重的には心配事だらけでちょうどいいかと。

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2016/01/06 (Wed) リヤカーな思い出とモスバーガー


かつて住んでいた街を歩くのは、それだけで楽しいのう。人の純情を引き出す街、高円寺。あんなこんなの赤面する思い出も色々ある街、高円寺。
この街に住むまえは阿佐ヶ谷だったのだが、阿佐ヶ谷から高円寺まで当時の彼氏とリヤカーで荷物を運んでいたら、ばったり会った友達にめちゃくちゃびっくりされたっけ。翌日には会社に広がっておった。
あのときは普通だと思っていたが、よく考えるとリヤカー…ヘンだろう。というか一体どこから借りてきたんだっけ。青春って謎だらけ。


当時この路地に友達が住んでいて、仕事をサボってはトランプに興じたのは楽しい思い出。その後、降格されたのは哀しい思い出。楽しさと哀しさはいつも背中あわせね。


途中で、朝から卵の安売りに行列をなす人々などを興味深く眺めながら、やっぱり来てしもうた。モスバーガー。いい加減、ありがたがって写真を撮ってブログに載せるのをやめたいものだが、やはりそのいとおしさについ…。ブレはせぬ、もちろんモス・スパイシー・チーズバーガーで。


中津からあげバーガー。季節限定ものも惹かれるんだけどのう、わが選択はゆるぎなし。

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