2018/12/11 (Tue) 思い出の洋麺


東京に住んでいた頃、うどんよりも蕎麦よりもパスタが好きで(今もそうかもしれぬ…)、色々なパスタ屋さんを食べ歩いたものだった。大好きだった代々木八幡のハシヤスパゲティ、夜中にバイクの後ろにまたがって通った飯倉のキャンティ、量が多い多いといいつつ完食してしまうカプリチョーザの怒りん坊のスパゲティ、高校の頃通った、相模大野のホワイトソースの焼きスパがおいしかった店、なんていったっけなぁ…。
と、日本に帰ってくると郷愁(主に食の)にふけるわけだが、今日の家族昼ごはんは、私のリクエストで綾瀬の洋麺屋五右衛門へ。渋谷にできたばかりの頃、よく食べたなぁ。

私は欲張って2種の味が楽しめるコンボで、明太子と高菜の博多風&ズワイガニと海老と本からすみのアーリオオーリオを。皆が「きっと半分の量だから全体量は同じだよ」と言われてその気になったが、量多し!でも食べたけど。妹も別のコンボをさくっと食べていたが、相当に量が多かった。


両親は仲良く帆立尽くしのペペロンチーノ。


姪はどことなくおされに、地中海風カニと海老とアサリのトマトクリームスープ。


そして両親はモンブランまで…。
懐かしの味は思い出のぶんだけ割り増しでおいしいものである。たとえ具が予想よりすくなくても…。

洋麺屋五右衛門

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2018/12/03 (Mon) ザブトンステーキに出会う


昨夜は打ち合わせで東京に出ていて遅かったのだが(この言い方がすでにおのぼりさんな海老名民)、今日は早朝から母の病院付き添いで半日終わり、そのまま父の米寿祝でステーキハウスへ@CALIFORNIA DINING THUNDER STEAK&HAMBURGER 。
娘の私はどちらかというと肉より魚好き、食事よりデザート大好きな妹もお肉にはそう興味のない方だが、両親にとっての「ご馳走」はやっぱりお肉なんだよなぁ。ということで、海老名の人気ステーキで探したら、こちらがアウトバック・ステーキハウスを抑えてトップだったのじゃ。熟成肉を使ったステーキやハンバーグを堪能できるお店らしい。
妹はそんな熟成肉をさっとスルーして、炭火焼ベーコンのシーザーサラダを。サラダだけー?と皆で声をあげるもこれが予想外の大きさ、しかも厚切りジューシーなベーコンたっぷり。結局皆も少しずつもらったのだが、おいしかったなぁ。私も次回、これでいいかも…。


両親は熟成ハラミステーキのランチセット。ガーリックソースでいただく低温熟成させた柔らかな赤身は一番人気だとか。


え、150gもあるけど、200gがいい? そ、そう…(両親80代、まぁ元気でなによりですのう)。


私は何にしようかな、とメニューを見たら、チャックフラップ・ステーキがあるではないの。と即決。このザブトンと呼ばれる部位、以前フェアウェイ・マーケットでお目にかかって試したところ、とっても美味しかったのでそれ以来探しているのだが、NYだとなかなか見つからないのだ。肩ロースの一部で希少部位らしい。アメリカじゃサガリはブッチャーズステーキと言われて肉屋さんが自分で取り置くほどおいしいといわれているけれど、これこそブッチャーズクッションじゃ(体格のいい肉屋さんがふかっとした座布団に座っている図、想像)。脂のとろけ出る柔らかな肉は噛むごとに旨みがじんわり。うぅむ、これからは光物だけでなくザブトンも好物に入れようか。
ちなみに父が飲んだのは海老名ビールとサンダーのコラボ・ビールであるSunrise、ドライホップの手法で芳香な香りが楽しめるらしいがたぶん父にとってはどのビールも同じ…。

CALIFORNIA DINING THUNDER STEAK&HAMBURGER
神奈川県海老名市扇町12-21

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2017/12/21 (Thu) 花園神社とお歯黒パスタ


昼ひなかのゴールデン街を歩いた後は、なんとなく引き寄せられるように花園神社へ。酉の市まえの準備で大わらわ、という様相である。「いま忙しいから、あまり願いとかきいてあげらんないんだよねぇ」とか言われそうな雰囲気もするが、とりあえず願っといた。うわ、ばちあたりな言い方。とりあえず。願っとく。文字にした途端に、とりあえず何の願いもかなわんだろうことを確信する。反省。


狛犬の後ろの「大魔奇術」の文字が気になる。そう混んでいない、どこにも長蛇の列はない、しかしほどほどの賑わい。そんな祭りがあれば、私は行きたい。そして魔術小屋や鏡の間で違う世界にさまよいこんでみたい。


ガチャガチャをし、昼のゴールデン街に深夜食堂の面影を探し、ロイヤルホストで薄い茶を飲み、ビックロを覗き、(個人的には)大充実の新宿散歩。昼ごはんは、昔々にあった三愛の近くの(誰にもわからない描写をしてみました)パスタ屋さんへ。新宿でさっとひとりごはんをする時に入る確率が多い店じゃ(店名はよく変わっている気がするが)。
もちろん私はイカ墨パスタで、新宿のど真ん中でお歯黒になる所存。写真だとイカ墨が薄く見えるが、なかなかの濃さでおいしかった。練りこんであるだけなどというイカ墨パスタには手をださん。


隊長はボンゴレビアンコ。生姜にくわえて、唐辛子とガーリックオイルもふんだんに使ってあるので、浅利のペペロンチーノと呼びたくなる風味でこれまた旨し。

パスタmama 新宿店
東京都新宿区新宿3丁目29-11 新盛堂ビルB1

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2017/12/06 (Wed) 昭和の香りにひきこまれ、じじばば


さてとうとう京都最後の晩ごはんがやってきてしもうた。そうとなったら、とうずうずする。やはりあそこへ行きたい。予約を取らないので最後の晩に入れなかったらどうしよう、と心配にもなるが、やはりここは運にかけよう。
ということで、宿から歩いてすぐのディープな昭和香るリド飲食街へ。


目指すは、酒肴屋じじばば。こんな名だけれど、店主も客層もそんなじじでもばばでもない。むしろ若々しい。あえて言うなら、むしろこのわしがきっと最高齢…(う、自分でいうな)。早い時間に行ったので、10席ほどのカウンター席の片隅をぶじ確保できて、ひと安心。


このお店は神亀酒造のお酒中心。まずは神亀ひやおろしを。カウンター端にはどんとイベリコ生ハムが切っておくれといわんばかりに鎮座しておる。
この数年の間にどんどん人気が出てきて、じじばば勢力は広まるばかりのようだ。このリド飲食店の中のワインバー、じじばばDOSとともに、近所の七条通りには中華の肴が中心のじじばば第三酒場もオープンしているというではないか。しかし私は元祖のここがいい。洋風の気のきいた肴にあえてワインでなく、日本酒をくいとやりたいからである。


突き出しの蛍イカの沖漬けと、ブルーチーズ入りのポテトペーストとバゲットに、5年ぶりの再会。変わらないのもうれしいのう。


熱々のオイルをまとってぷっくら膨らんだ牡蠣のアヒージョ。濃厚な牡蠣を噛み締めたあとは、バゲットを牡蠣のうまみが放たれたオイルに浸して口へ。幸せな交互運動。


水菜とベーコンのシーザーサラダ。このお店はいつもチーズの選び方と使い方がすごい。ちょっとかけすぎかな、などと躊躇せず、がんがんぱらぱら攻めてくる。こちらも負けずに二杯目はひこ孫純米吟醸を。


厚切りのベーコンステーキ黒胡椒焼き。いままで和食が多かったので、胃はこういう肉肉しいものを欲していたようじゃ。しとやかな和牛もいいが、このベーコンの風味の精悍なこと。しかしくどくない。噛めば甘味と芳香たたえる豚の風味に、やわらかく歯がはずんでいく。


グラスの冷酒を見つめながら、あと少しだけ、と最後の時間を引き延ばしたくて、チーズを頼んだら。こんなごろっと武骨なパルミジャーノ・レッジャーノの塊が出てきた。ほどよい塩味を齧り、神亀をすする。


京都最終の晩、なんと罪深くも旨き晩酌であったか。つぎはいつ来られるかなあ。じじばばになるまえに、また来たい。いやなってるか。

じじばば
京都府京都市下京区七条通烏丸西入ル東境町180 リド飲食街内

◆5年まえの記事は、こちら

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2017/11/13 (Mon) 魔の迷宮にて五右衛門パスタ


お昼ごはんは、もう何度も行っておるのに絶対迷う、魔の迷宮、京都駅地下街ポルタにて、大好きなカプリチョーザ(相変わらず「京都まで来て、なぜ…」な選択の昼ごはん)…と思ったら、ないっ、消えておる、私の愛するカプリチョーザが。それならば、うどんや蕎麦…とならずに、かわりに五右衛門へ。隊長にひとしきり、この店は箸で食べる洋麺屋であって…若かりし頃はよくいったもので…などと説明するが、あまり共感は得られなかったことを付け加えておこう。
私はズワイガニと海老と本からすみのアーリオオーリオ。メニューの「リピート率No1!」の文字にひかれて。蟹とからすみの量をぜひともリピート・プリーズ、と思ったが、それでも旨し。


隊長、海老とアボカドのジェノベーゼ。ふむ、この組み合わせは人気なのかな、ほかのパスタ店でも見かけたけれど。今度試してみよう、パスタ抜きでもいけそうな。
そんなこんなで、「京都まで来て…」な昼ごはんは、続くのであった。そして「こっちが宿に絶対近いよね」とあがった幾つもある地上への出口は、やっぱり遠回りなハズレ出口であった。ポルタよ、なぜ私に、そうも理解されるのを拒むのか(ヘタな翻訳文体調)。

洋麺屋五右衛門 京都ポルタ店
京都府京都市下京区 烏丸塩小路下東塩小路902−516

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