2019/12/15 (Sun) 江山楼にて念願ちゃんぽん


お寺めぐりは長い石段のせいでかなわず、おまけに雨まで降ってくるわで冴えない午前中を挽回しようと、お目当ての長崎ちゃんぽんを食べに江山楼へ。こちらは数日前に来た時の図。長い長い列で待つのが嫌いな我々はあきらめたのじゃった。今日は入れるかなぁと思ったら、なんと定休日…。そんな無念な…と嘆くも、幸いお向かいの新館は空いていたのでそちらへ。


私は王さんの特上ちゃんぽん、


隊長の上ちゃんぽん食べ比べ。特上にはフカヒレ(ちっさい!)やすり身団子、魚介も多めに入って具が盛りだくさんだけれど、次回はキャベツたっぷりの上でもいいかな。しかしフカヒレはどうでもよいけれど、すり身団子が好物な隊長は特上がいいという。すり身団子、そんなにほしけりゃどうぞどうぞと進呈。スープの味が濃厚でうまうまー。
でもここだけの話、ちゃんぽん音痴の私はリンガーハットでも十分美味しいかも…と思ったことである。

中国菜館江山楼
長崎県長崎市新地町13−13

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2019/12/05 (Thu) 焼小籠包


ホテルからすぐ近くにある、この焼小籠包のお店。気になっていたので昨日入ろうとしたら待っている人が多くて「15分はかかります」ということで諦めたのだった。しかも焼いているお兄さん、忙しいせいかテンぱっておられ、とってもご機嫌が悪そうだ。しかし今日はすいておる、ラッキー。


しかもお兄さん、私の顔を見て「あれっ、昨日来てくれた(そして、待ち時間が長いと諦めた)方ですよね。昨日はすみません」と。なんだかとっても愛想がいい。「今日はすいてますね」と言ったら、「いつもこんなもんですよー、昨日が特別だったんで」と。そうか、お兄さんも昨日は特別に大変な日だったのだろう。焼きあがるのを待つ間に、四川風ピクルスに、


ホルモンスライス。ピリ辛なホルモンが口の中でコリッとはじける絶妙な旨さ、ああ、お酒に似合いすぎる味。でも昼酒はガマン(その足なら夜もガマンせい、と天から声が聞こえた気がしたが、空耳ね…)。


マーマルイの焼小籠包は、長崎雲仙産のもみじ豚を使用した豚と、2種類の食感と風味が楽しめる海老を。皮の香ばしさとジューシーな中身、蒸し小籠包もいいけど、焼いたのもいいのう。客多すぎず、少なすぎず、適度な混み具合でお兄さんがリラックスして焼けますように、と思いながら、お持ち帰りのあったかいエッグタルトを手に満足で店を出る。

長崎燒小籠包 チャイデリカ
長崎県長崎市銅座町5−12

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2018/01/17 (Wed) 人生初バーミヤン


すでに日本を離れて25年もたつと、みなが当たり前に知っているチェーン店をまるで知らない浦島たろ子状態に陥ることが、たびたびある。
そんな本日は両親、妹&姪たちと地元娯楽日。昼ごはんは、バーミヤンに行こうということになった。バーミヤン…なんか聞いたことがある。うれしい、遂に行けるのか、人生初バーミヤン。去年は初サイゼリヤも果たしたし、また知ってることが1つ増えたのう。と感慨にふけって写真を撮っていたら姪っこに「いや、ともちゃん、そう感動するほどの場所じゃないから」と。そうなん? バーミヤンだよ、なんだかエキゾチックな響きだし。
辛いもん好きの姪はマーラータンタンメン。


五目焼きそばに餃子と、いつでも一同のなかで一番高カロリーなものをがっつり頼む高齢両親。


うんうん、細かいメニューがたくさんあって初バーミヤン楽しいヤン。お菓子好き妹はごま団子に野菜炒め。「その組み合わせ、どうなの」といいつつも、私も皆の皿をつまみ食いしながら、辛みそきゅうりにネギザーサイ、春巻きをこまごまと。……どう考えても副菜か酒のアテのようなものを頼んだせいで、やたらに喉が渇いて仕方ない。バーミヤンの注文の仕方はもう少し鍛錬が必要なようじゃ。
そういえばNYでは試したけれど、日本ではまだ大戸屋に入ったことがないので、次は初・ジャパン大戸屋にも挑んでみたい。

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2017/11/14 (Tue) 京都で上海蟹によろめく


カエルから鰻までなんでもござれのNYチャイナタウンでも、上海蟹だけは輸入規制の関係でお目にかかれない…。ということで、京都の老香港酒家京都にて上海蟹を堪能。


これがああなって、ぽっと赤く身を染めて、こういう官能的な図になってしまうわけである。
コースで頼んだほうがオトクだと説得され、私も絶対そうだと思うのだが、食べたいものしか食べたくないいつもの我儘であえて単品で注文を。


可愛らしいお姐さんが二人がかりで至れり尽くせり食べやすいように準備してくださるのも、また顔にやける(心の中のおやっさん出現)。


色っぽすぎるミソを口にして、ますますにやける。口から先に、よろめく。どうして、どうして、こんな旨いものがアメリカでは食べられないのんのんベイビー。きっと生態系だけでなく、人のココロまで狂わせてしまうのかもしれぬ。


透き通る琥珀色のピータン、舌にねっとり、お酒が進む。


点心が夜でも食べられるのも嬉しいところ。むっちり、しっとり、皮と具のバランスが素晴らしい。


パリパリの北京ダックも美味。薄い皮部分のみを好む人もいるけれど、私はやや身がついている方が好みなので、そのようにカットしていただく。ぱりぱりとしっとりの身、共に手をつなぎあう食感。いやこれ、NYのペキンダック・ハウスよりおいしいんじゃない?と思ったら、北京出身のウェイターの方、「中国から食べにいらっしゃる方も多いです」と。


締めのチャーハンも絶妙ぱらぱら具合で、ぱらぱらするする口に消えていくのが怖すぎる。私たちがいちいち感動していたので、マネジャーの方が秘伝のラー油をあれこれ持ってきてくださったり、オープンキッチンまで案内してくださったり。食いしん坊は顔に出すと(いや、出てしまうだけだが)、いいコトあるのう。ご馳走様でした。さらば上海蟹、次はいつお目にかかれるであろうか。

老香港酒家京都
京都府京都市下京区烏丸通四条下る水銀屋町620

◆去年、新宿御苑にて酔っ払い上海蟹を啜った記事は、こちら

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2016/12/05 (Mon) ローズ上海で薔薇色のモダン中華に酔う


巨大なチャイナタウンの近くに住んでおるもので、普段ならわざわざ帰国時に中華料理を食べに行きたい!と思うことはそうない。もっぱら和食、旨い酒、魚を求めて居酒屋徘徊の日々である。
そんな折、FBで知り合いが投稿していた写真に目が釘づけ…。酔っ払い上海蟹に吸いついて顔をとろけさせている方々の、見ようによっては不審な写真である。うう、食べたい、この蟹を私も啜ってみたい。
と拡大していじましく写真を眺めていたところ、その記事を書いた張本人Wさんが「日本にいるなら、行く?」と誘ってくださったのだ。行く行く~と二つ返事で連れて行っていただくことに。
目指すお店は、Wさんのお知り合いで料理家として活躍されている小薇(シャウウェイ)さんがオープンされたローズ上海。まずは目にも美しい前菜の盛り合わせを。それぞれの素材の風味も遺憾なく発揮され、一口一口が楽しい嬉しい。こんな洗練されたモダンなお皿、どこか昭和の漂うチャイナタウンでは見たことないのう。


待ちかねた酔っ払い上海蟹。紹興酒に酔った蟹の濃厚なミソに、こちらがうっとり酔わせていただく。この上海蟹(チュウゴクモクズガニ)、アメリカやヨーロッパでは外来種として問題になっているため、カエルもシャコも亀もなんでもござれのニューヨークでも、お目にかかったことがないのである。この感動をあと100個ぐらい味わいたい…ところだが、追い討ちをかけるように薔薇色の味が次から次に。


ぱりぱりと小気味よく砕ける皮の下から蟹の風味がにじみ出る、上海蟹の春巻き。ぷりっぷりの天然海老と季節野菜の塩炒めの丸く優しい味。
右下は、「ラー油か何かありますか」とお願いしたところ、「手作りなんですよ」と出していただいた特製ソース。これがまた、海鮮の旨みが凝縮されて、このままちびちびワインと共に味わいたいほどの美味しさ。
シャウウェイさん、穏やかな語り口のなかに食に対する情熱と創作欲がいっぱいの方とお見受けした。


皮だけでなくしっとりした身も味わえるローズ北京ダック。


すっきり呑み口のいい白ワインとともに、特製水餃子をつるりと。


滑らかな味に蟹の風味がおよぐ蟹粉豆腐は喉にとけこみ、


フカヒレの姿煮の、贅沢な食感をふつふつと味わう。


複雑かつそそられる香りを放つ季節の薬膳スープが、くちくなってきたおなかにしみじみと染み渡る。


そして、ああ、思い出すだけでもまた体が欲する、上海蟹のネギ和え麺。卵やミソをまとった細い麺が一本ごとに旨すぎる。


まろやかに深い紹興酒を出していただき、積もる話がどんどん掘り起こされていく。


デザートをいただきながらも、紹興酒も手放せない欲張り加減である。
ちなみにWさんは元音楽事務所の敏腕プロモーターで、なおかつ日本のサルサ界の仕掛け人でもあるお方。私の音楽ライター時代以来だから、まさにウン数10年ぶりの再会だったけれど、話は弾む弾む。一緒に仕事した思い出は(たしかにしたはずなのに)そう定かでないのに、芝浦のクラブや麻布のバーに連れて行ってもらったことはしっかり覚えておる。仕事より遊びの記憶が勝つ、のよき例…。
そのWさんの、テキ屋の口上が面白すぎて旨すぎて、笑いっぱなしじゃ(あれ、さっきまで彼の担当アーティストだった山下久美子ちゃんや大澤誉志幸さんの話をしていたはずが、いつの間に…?)。


お肌つやつやぴかぴかの美しいシャウウェイさん。フカヒレ姿煮を毎日試食するとこんな綺麗になれるのかしらん、などと勝手に羨ましいことを想像したりして。
今宵は心まで薔薇色になる愛情溢れたお料理の数々、本当にご馳走様でした。Wさんありがとう、私もテキ屋口上うまくなって、包丁の1本でも売れるよう頑張ります!(自信ないけど)

ローズ上海
東京都新宿区新宿1-2-6 御苑花忠ビル B1F

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