2018/01/17 (Wed) 人生初バーミヤン


すでに日本を離れて25年もたつと、みなが当たり前に知っているチェーン店をまるで知らない浦島たろ子状態に陥ることが、たびたびある。
そんな本日は両親、妹&姪たちと地元娯楽日。昼ごはんは、バーミヤンに行こうということになった。バーミヤン…なんか聞いたことがある。うれしい、遂に行けるのか、人生初バーミヤン。去年は初サイゼリヤも果たしたし、また知ってることが1つ増えたのう。と感慨にふけって写真を撮っていたら姪っこに「いや、ともちゃん、そう感動するほどの場所じゃないから」と。そうなん? バーミヤンだよ、なんだかエキゾチックな響きだし。
辛いもん好きの姪はマーラータンタンメン。


五目焼きそばに餃子と、いつでも一同のなかで一番高カロリーなものをがっつり頼む高齢両親。


うんうん、細かいメニューがたくさんあって初バーミヤン楽しいヤン。お菓子好き妹はごま団子に野菜炒め。「その組み合わせ、どうなの」といいつつも、私も皆の皿をつまみ食いしながら、辛みそきゅうりにネギザーサイ、春巻きをこまごまと。……どう考えても副菜か酒のアテのようなものを頼んだせいで、やたらに喉が渇いて仕方ない。バーミヤンの注文の仕方はもう少し鍛錬が必要なようじゃ。
そういえばNYでは試したけれど、日本ではまだ大戸屋に入ったことがないので、次は初・ジャパン大戸屋にも挑んでみたい。

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2017/11/14 (Tue) 京都で上海蟹によろめく


カエルから鰻までなんでもござれのNYチャイナタウンでも、上海蟹だけは輸入規制の関係でお目にかかれない…。ということで、京都の老香港酒家京都にて上海蟹を堪能。


これがああなって、ぽっと赤く身を染めて、こういう官能的な図になってしまうわけである。
コースで頼んだほうがオトクだと説得され、私も絶対そうだと思うのだが、食べたいものしか食べたくないいつもの我儘であえて単品で注文を。


可愛らしいお姐さんが二人がかりで至れり尽くせり食べやすいように準備してくださるのも、また顔にやける(心の中のおやっさん出現)。


色っぽすぎるミソを口にして、ますますにやける。口から先に、よろめく。どうして、どうして、こんな旨いものがアメリカでは食べられないのんのんベイビー。きっと生態系だけでなく、人のココロまで狂わせてしまうのかもしれぬ。


透き通る琥珀色のピータン、舌にねっとり、お酒が進む。


点心が夜でも食べられるのも嬉しいところ。むっちり、しっとり、皮と具のバランスが素晴らしい。


パリパリの北京ダックも美味。薄い皮部分のみを好む人もいるけれど、私はやや身がついている方が好みなので、そのようにカットしていただく。ぱりぱりとしっとりの身、共に手をつなぎあう食感。いやこれ、NYのペキンダック・ハウスよりおいしいんじゃない?と思ったら、北京出身のウェイターの方、「中国から食べにいらっしゃる方も多いです」と。


締めのチャーハンも絶妙ぱらぱら具合で、ぱらぱらするする口に消えていくのが怖すぎる。私たちがいちいち感動していたので、マネジャーの方が秘伝のラー油をあれこれ持ってきてくださったり、オープンキッチンまで案内してくださったり。食いしん坊は顔に出すと(いや、出てしまうだけだが)、いいコトあるのう。ご馳走様でした。さらば上海蟹、次はいつお目にかかれるであろうか。

老香港酒家京都
京都府京都市下京区烏丸通四条下る水銀屋町620

◆去年、新宿御苑にて酔っ払い上海蟹を啜った記事は、こちら

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2016/12/05 (Mon) ローズ上海で薔薇色のモダン中華に酔う


巨大なチャイナタウンの近くに住んでおるもので、普段ならわざわざ帰国時に中華料理を食べに行きたい!と思うことはそうない。もっぱら和食、旨い酒、魚を求めて居酒屋徘徊の日々である。
そんな折、FBで知り合いが投稿していた写真に目が釘づけ…。酔っ払い上海蟹に吸いついて顔をとろけさせている方々の、見ようによっては不審な写真である。うう、食べたい、この蟹を私も啜ってみたい。
と拡大していじましく写真を眺めていたところ、その記事を書いた張本人Wさんが「日本にいるなら、行く?」と誘ってくださったのだ。行く行く~と二つ返事で連れて行っていただくことに。
目指すお店は、Wさんのお知り合いで料理家として活躍されている小薇(シャウウェイ)さんがオープンされたローズ上海。まずは目にも美しい前菜の盛り合わせを。それぞれの素材の風味も遺憾なく発揮され、一口一口が楽しい嬉しい。こんな洗練されたモダンなお皿、どこか昭和の漂うチャイナタウンでは見たことないのう。


待ちかねた酔っ払い上海蟹。紹興酒に酔った蟹の濃厚なミソに、こちらがうっとり酔わせていただく。この上海蟹(チュウゴクモクズガニ)、アメリカやヨーロッパでは外来種として問題になっているため、カエルもシャコも亀もなんでもござれのニューヨークでも、お目にかかったことがないのである。この感動をあと100個ぐらい味わいたい…ところだが、追い討ちをかけるように薔薇色の味が次から次に。


ぱりぱりと小気味よく砕ける皮の下から蟹の風味がにじみ出る、上海蟹の春巻き。ぷりっぷりの天然海老と季節野菜の塩炒めの丸く優しい味。
右下は、「ラー油か何かありますか」とお願いしたところ、「手作りなんですよ」と出していただいた特製ソース。これがまた、海鮮の旨みが凝縮されて、このままちびちびワインと共に味わいたいほどの美味しさ。
シャウウェイさん、穏やかな語り口のなかに食に対する情熱と創作欲がいっぱいの方とお見受けした。


皮だけでなくしっとりした身も味わえるローズ北京ダック。


すっきり呑み口のいい白ワインとともに、特製水餃子をつるりと。


滑らかな味に蟹の風味がおよぐ蟹粉豆腐は喉にとけこみ、


フカヒレの姿煮の、贅沢な食感をふつふつと味わう。


複雑かつそそられる香りを放つ季節の薬膳スープが、くちくなってきたおなかにしみじみと染み渡る。


そして、ああ、思い出すだけでもまた体が欲する、上海蟹のネギ和え麺。卵やミソをまとった細い麺が一本ごとに旨すぎる。


まろやかに深い紹興酒を出していただき、積もる話がどんどん掘り起こされていく。


デザートをいただきながらも、紹興酒も手放せない欲張り加減である。
ちなみにWさんは元音楽事務所の敏腕プロモーターで、なおかつ日本のサルサ界の仕掛け人でもあるお方。私の音楽ライター時代以来だから、まさにウン数10年ぶりの再会だったけれど、話は弾む弾む。一緒に仕事した思い出は(たしかにしたはずなのに)そう定かでないのに、芝浦のクラブや麻布のバーに連れて行ってもらったことはしっかり覚えておる。仕事より遊びの記憶が勝つ、のよき例…。
そのWさんの、テキ屋の口上が面白すぎて旨すぎて、笑いっぱなしじゃ(あれ、さっきまで彼の担当アーティストだった山下久美子ちゃんや大澤誉志幸さんの話をしていたはずが、いつの間に…?)。


お肌つやつやぴかぴかの美しいシャウウェイさん。フカヒレ姿煮を毎日試食するとこんな綺麗になれるのかしらん、などと勝手に羨ましいことを想像したりして。
今宵は心まで薔薇色になる愛情溢れたお料理の数々、本当にご馳走様でした。Wさんありがとう、私もテキ屋口上うまくなって、包丁の1本でも売れるよう頑張ります!(自信ないけど)

ローズ上海
東京都新宿区新宿1-2-6 御苑花忠ビル B1F

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2016/01/09 (Sat) 十味みやにて、つけ麺啜る


もしかして私は日本人じゃないのかも知れぬ…と思うほど、ラーメンにはさして興味がないのだが(麺ものならパスタのほうが断然好き)、隊長がララララーラーメン、今日はっラァァメン♪と耳元で歌うので、しかも妙にイラっとくる「やさしく歌って」の節なので、仕方なく新宿駅西口のラーメン屋へ。


お店名物の自家製十味唐辛子、おろしにんにくなどを手もとに引き寄せたなら、


隊長は味噌叉焼麺。コクのある赤味噌に、炙った叉焼、あらら旨いでないの(興味ないといいつつ、人の物をひと口奪うこの根性)。この叉焼を肴に冷酒といきたいところ。


私はつけ麺味玉。平打ちでしこしこ、艶つやっの麺を、濃厚な味噌ダレに絡めて食べれば、うっ、イケる。かなりイケる。ふと横を見ると卵をつけ忘れた隊長が羨ましげな顔で見ているので、半分進呈。なんて優しいんでしょう(券売機まで行く数歩が面倒)。
明日には隊長はNYに戻ってしまうので、サービスデイのつもりで来たけれど(もれなく電器屋めぐりつき)、これならまた来てもいいのうと麺無関心の身を翻すのじゃった。

十味や
東京都新宿区西新宿1-19-2

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2015/11/29 (Sun) パスポートと汁なし担々麺


箱根の温泉から帰ったその足で、私はそのままロマンスカーを降りて本厚木駅へ。パスポートセンターに更新したパスポートを受け取りに行くのである。できたてほやほやの10年物パスポートが無事できて嬉しいが、写真が、ねぇ…。これから10年これかぁ…。
そういえば前回はきちんと化粧していったが、今回は帰国翌日の時差ぼけ疲れ顔で申請に向かったしなぁ(プラス加齢の二重苦)。その上、写真屋さんが「はい少し笑って」というのでつい(不自然に)口角をあげてしまったが、べつに微笑まなくてよかったんじゃないか。
でも証明写真って自分が思うほど、人は気にしちゃいないよね。
とうじうじ自分を慰めつつ、お昼ごはんは駅ナカの中国料理チェーン、石庫門に駆け込んで汁なし担々麺を。


よぉく混ぜ混ぜして口に入れれば、胡麻油で滑らかになった麺が喉をすべる。山椒がけっこう効いていたうえにさらに追加したから、ぴりりと心地いい後あじなど引きつつ。NYチャイナタウンの本格的な四川にひぃひぃするのもいいけれど、ランチタイムにこんなとっつきやすい中華麺を啜るのもよろし。


メニューの最初に掲げられていたこんな言葉。
中華料理に「中国産食材は使用いたしません」と言わせる事態が生まれたのは残念なことだが、やっぱり安心してしまう自分がおるのだった…。中国産でない花椒、どこかで売ってないかな。

石庫門
神奈川県厚木市泉町1-1 小田急本厚木ミロードイースト内
 

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大江千里さんとの対談掲載されました。
小説すばるにて連載エッセイ始まりました。
新刊『虹の巣』出ました。(2016)


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クロワッサンに書評載りました。
小説すばるに短編「金の雪」載りました。
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