2018/01/02 (Tue) 湯もちへの思い


箱根は去年お世話になった宿が気に入ったので、また今年も同じ宿を早くから予約しておいた。座卓には去年と同じく、お茶と大好きなちもとさんの湯もちが用意されているのもうれしい。
去年は、父の救急車搬送騒ぎで、本当に心臓が縮む思いだったよなぁ。今年も無事に来られてよかったね、と言いつつ、両親が無理をしないか目を光らせねば。去年、とても親切に対応してくださった方に「お世話になりました」とご挨拶しようと思ったら、見かけない。聞いてみると、定年退職なさったのだとか。
時の流れを身にうけとめながら、柚子薫る湯もちのとけそうな風合いを、そっと舌で受け止める。

◆箱根のお宿の雰囲気は、こちら

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2017/11/25 (Sat) 和菓子作り体験記


本日は、三十三間堂にて千手観音にシビれる前に、通りを挟んだ場所にあるこちらの老舗京菓匠、七條甘春堂にて行われている和菓子作り体験教室へ。


隊長は興味ないかな、見学かな、と思って一応訊いてみたところ、「やりたい!」と興味津々の様子。そ、そう…? (多分女性ばかりだけどね、まぁいっか)ということで、情緒と歴史あるたたずまいの店舗の階段をあがると、そこには落ち着いた空間が。


和菓子作りの材料に思わず目をこらしてしまう。菊芯付の三角棒はもっているけれど、欲しかったそぼろ通しも木製と金属製がそろっている。これ、結構高いんだよなぁ…。そうこうするうちに、生徒さんが集まってきた。予想通り、皆さん女性、の中にちょこんと座る日本語しゃべれない大男ひとり…。
先生、本日はよろしくお願いいたします。


まずはビデオで作り方の基本を学んだあと、先生に見本を見せていただく。ふむふむ、そぼろ通しはこうやって掌を滑らすように通していくのか。きんとんを餡につけていくのも繊細な作業だのう。などと感心するうちに、美しい上生菓子が見る間にできあがっていく。


先生の作品。均等につけられた筋が凛とした着せ綿にくらべ、


ヘタっぴすぎる…われらのお菓子。軌道をはずした宇宙船のごとく走る筋のランダムさに、おおざっぱな性分が顕れているといえましょう。ま、まぁ味は美味しかったのでよしとしよう(って生地は先生が作ったのだから、あたりまえじゃ)。


混沌とした人生を象徴するかのような、茶巾絞り。
持ち帰り用の3個をプラケースにつめようとしていると、もの静かな先生がおずおずと、「それじゃ、お菓子がつぶれてしまいます…」と。そう、ケースに比べて、お菓子が縦長すぎたのである。お菓子作りはまず、ザッパーな性格を改善するところからはじめねばならないと知るのだった。


出来上がりのひとつを、自分で点てたお抹茶といただく。和菓子作り、楽しいのう。隊長も「俺もやるやる!」とノリノリだ。来年は燻製隊にくわえ、和菓子つくり隊も結成しようか。だがまずは材料が無駄にならぬよう、粘土で造形を練習しようと心にきめた…。
さて、新たな創作欲を胸に抱き、これからお向かいの三十三間堂へ。

京菓匠 七條甘春堂
京都府京都市東山区 七条通本町東入 西の門町五五一番地

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2016/12/16 (Fri) 洲崎パラダイスとロマ子


ロマ子、上りロマンスカーにてつかの間の静かなひと時を過ごしたり。実家にいるとついばたばた動いてしまうので、この時間は貴重なのである。あ、あと、駅に向かう巡回バスの20分で聞くiPod(そう、都心に出るのは遠いんじゃ)。
お供は駅の売店で買った、大好きな鎌倉小川軒のレーズンウィッチ…もどきを。もどきな味なりに、旨し。そして、芝木好子の「洲崎パラダイス」を読みふける。
レーズンウィッチをほろほろこぼしつつ、あー、どうしてその男にいくの…切っても切れぬは男女の縁…などとひとりごちる。
今年は海老名停車のロマンスカー、かなり愛用しておる。便利だなぁ。1時間に1本しかないけど。夜はとまってくれないけど(泣)。

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2016/11/16 (Wed) 箱根の土産もん~九頭龍餅と箱根ラスク


ひそかに恒例、箱根の土産もんシリーズ。自分でブログ内を地味に検索して、「去年何買ったっけ」と思い出しておる鶏アタマ。ああブログって便利だのう、とこの頃なんでブログを続けておるのか自分でも解らなくなってきたので、小さく自己満足してみる。
まずは甘いもんから。妹一家には必ず買っていく菜の花のおまんじゅう、宿でもお店でも食べて満喫したちもとの湯もちなどに加えて、今年はこちらが浮上。同じ菜の花さん系列のお店「福久や」にて見つけた、


九頭龍餅。これ、どう見てもアレに似ている…京都で行列ができていた阿闍梨餅。もしや真似っこ…いやいや、美味しければどこが本家だろうが、食いしん坊にはこだわりなしだ。
早速買ってみたら、やはりそうであった。しっとりむっちりもっちり三拍子揃った皮に美味しいつぶ餡。「箱根のお月さま」に替わり、今年のノナカ家&ご近所さん土産はこちらに決定となった。餡は北海道十勝産の大納言小豆、生地は九州産の餅粉に、小田原と北海道産のじゃがいも。
箱根縁結びの神、九頭龍さまも喜んで頬張ることであろう。九個ほど。


おなじお店では、こちらの焼きモンブランも必須。母は「ぼろぼろこぼれるから、いらない」とひどくあっさりした理由で拒否。消費者の意見、大事ですね、ですね(繰り返して心に刻む生産者)。


姪っこに何がいいかと聞くと「信玄餅!」と。いや、それは山梨だし。神奈川じゃないし。そこで、あんこよりはチョコ好きの彼女には箱根ラスクのチョコがけを。これが当たり!だったようで、また来年もとリクエストされた。お土産が当たると嬉しいのう。でも、ハズれの時は身内ぐらいしかはっきりと教えてもらえないのが旅土産というものである。

福久や
神奈川県足柄下郡箱根町湯本729 

箱根ラスク グランリヴィエール箱根 湯本店
神奈川県足柄下郡箱根町湯本704

◆今までの「箱根の土産もん」シリーズは、右下の検索窓で「箱根の土産もん」と入れてもらうと、でてきますよん♪

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2016/11/08 (Tue) デザートの心遣い


さて、昨夜の至福の晩餐中に発生した事件…。
食事もおしまいに差し掛かったところで、な、なんと父が目の前でぱたんと倒れてしまったのである。お酒に弱い父は生ビール一杯も飲んでいないのに。真っ青な顔で横たわる父を見た瞬間に、電話に飛びついてフロントに救急車を呼んでもらい、何軒か噂のたらい回しにあいながらも小田原の病院へ(箱根には救急病院はないのだそうだ)。
幸い脳梗塞などではなく、原因は急な血圧の低下。高齢者が急な血圧低下に陥ることは時おりあるらしく、高血圧の父の場合は食後性低血圧といって、胃に血液が集中するあまり、心臓に集まる血液量が減って血圧が下がってしまったらしい。
大事にはいたらなかったが、うまれて初めて救急車に乗って暗闇を走る心もとさといったら半端でなかった。しかも私まで気分が悪くなり、付き添いベンチに横たわるという情けなさ。
父は翌日にはけろりとしていたけれど、「もうお酒はやめようかな」と二日に一度の晩酌(缶ビール2/3! 娘とえらい違いじゃ)の楽しみまで手放そうとする自信喪失ぶりで気の毒だった。本当に年寄りとの旅行にはこちらが普段以上に気をつけねば、と肝に銘じたのであった。早食いの父よ、もっとゆっくり休みながら食べておくれ…。
ということで、心優しき宿の方が昨日の騒ぎでデザートを食べ損ねた私たちのために、翌朝に「アイスクリームだけでもよかったら少し召し上がってくださいね」と持ってきてくださったのだ。早速、父の手がのびる。よかったのう、いつもの食い意地が回復して…(さすが我が父)。
昨夜のデザート/実りの果実秋味散歩。柿羊羹、丸十月見団子、林檎市松コンポート、栗とバナナ生地クリームタルト、バニラアイス グレナデンソース掛け、ベリーエー。

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大江千里さんとの対談掲載されました。
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新刊『虹の巣』出ました。(2016)


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