2018/11/21 (Wed) 再訪ガラスの森美術館


観光日はバスにゆられて、去年も行ったガラスの森美術館へと。観光地は数あまたあるのに何も同じ美術館を訪ねなくとも…とも思うのだが、なにせ美術にそう関心のない両親。母は美術より音楽ということで、ミニコンサート目当てと高齢の両親にとってアクセスが簡単ということで選んだのであった。本当は寺巡りとかしたいんだけどのう、と言いつつ、ここのガラスのすすきを見るとやはり来てよかったと思う…。


本日はお天気もよくて、きらきら光るガラスの向こうに箱根の山々も。


まずは、お目当てのコンサートを鑑賞。


モンゴルの民族楽器、馬頭琴を目を閉じて優雅に奏でるセーンジャ-さん。しかし…去年感動してCDまで買ったヴァイオリン奏者に比べて、今年の馬頭琴は母にとって関心度が低い様子。父にいたっては居眠りしておるし。私は優しくも力強い音色と旋律を結構楽しんだんだけどなぁ。


そして、ガラス作品を鑑賞。しかし少し見ただけで両親は「そこのベンチで待ってるねー」と退散。…そ、そう…。
回路の始まりには、アメリカで最初の人間国宝を授かった、ワシントン州タコマ出身のガラス彫刻家デイル・チフーリの作品。まるで海の底を回遊しているような幻想的な気分に浸れるのう。


そしてメイン展は、ヴェネチアン・グラスの礎を作った名工達の作品を豪華に一挙展示した「華麗なるバロヴィエール一族展」。ガラス職人の一族、バロヴィエール家の精巧で繊細なガラス世界に、感嘆のため息。中でもジュゼッペ・バロヴィエールの作品がもう美しすぎる。興味なし、と言っていた母も、綺麗だねぇと見つめている。


「バロヴィエール・カップ」(15世紀末の作品の複製品、1878年にヴェネチア・ムラーノ商会が制作)…これ、ほしい。ほしすぎる。複製の複製のまた複製でいいから。


デザインや建築画を見るのは好きなので、ジュゼッペ・バロヴィエールのこのデザイン画にもしみじみ見入る。この豊かな発想のデザイン画を再現しようとするガラス職人たちの情熱、その場に居合わせてみたかった。熱そうだけど(そこ?)。


ということで、今年も存分に楽しんだガラスの森美術館。まさか来年も…いやいや、次は別のところにも行ってみたいぞ。


最後に、中庭で食べたピザは今一歩であったということを付け加えておこう。やはりカンツォーネを聞きながら、レストランで食べればよかった。

箱根ガラスの森美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940−48

◆去年訪ねた時の記事は、こちら

日本 | trackback(0) | comment(0) |


2018/01/09 (Tue) ロマ子の展望席リベンジ


グッバイ箱根、さいなら早川。また来年も家族で元気に来られますように、との願いも、後期高齢者連れの旅行となるとけっこう本気の願掛けだったりするのだ。


去年は帰りのロマンスカーの前方展望席を早めに予約しておいたにも関わらず、人身事故で運行見合わせになり、急行と各駅停車を乗り継いで帰るという羽目になったのだった。
その無念をはらすために、このところロマンスカー好きロマ子になりつつある私は、今回もぬかりなく前方展望席を予約しておった。人身事故の多い小田急線、今日は大丈夫かなと心配していたら、無事にキター。
緑に美しく発光する神秘的なロマンスカーが!(単にカメラの調子が悪いだけ)


そして、理解したのであった。
家族で向かい合わせの席で座るには、一番先頭のシートには座れない(そもそも先頭はなかなか取れないのだが)。となると結局、窓が大きいぐらいでさして風景に変化はないことを…。それなのにホームの一番端まで歩かせて、先頭車両に乗るのは両親に気の毒な気もするし…。来年は展望席でなくてもいいかのう。根性なしロマ子としては、検討したいところであるが、両親のこたえ「どっちでもいいよ」…そ、そう。

日本 | trackback(0) | comment(0) |


2018/01/05 (Fri) ガラスのすすきに心奪われ


箱根中日の観光日は、そぼ降る雨のなか、ガラスの森美術館へ。


寒いけれど、雨に濡れたガラス工芸のなんとも美しきこと。心が洗われきらきら輝いていくようじゃ(いいよねそういう勘違い…)。この輝きよ、濁った心にいつまでも。


美しいヴェネチアグラスの展示に、ゆっくりと見ほれる。きらきら好き、工芸好き、繊細な細工好きにはたまらない世界じゃ。


…タコ。美しい素材で作られたちょっと趣向の変わったものを見ると、「なぜこれを…どうしてこれだったのか…」と微妙に突っ込みたくなる、そんなことないですか?


「風にそよぐグラス」と題されたジュゼッペ・バロヴィエールによる1895年の作品。ふ、不安定すぎる、繊細すぎる。どうしてこんなものを作ろうと思ったのだろう…きっとジュゼッペさんのアーティスト魂もこんな風にそよそよとゆれるガラスのごとき脆いものだったのではないか。


と、私は結構ガラス作品を楽しんでつぶさに眺めていたのだが。クラシック音楽が大好きな母、作品はそっちのけで、たまたま生演奏を披露していたヴァイオリニストの音色にくぎ付けに。列に並んでCDを買い、一緒に写真まで撮り、大満喫していた。


一仕事終えたとばかりに二人してベンチでのんびりしているので、「展示は見ないの?」と聞いたら、「少し見たからもういい。皆似たようなものでしょ」と美術館にて禁断の台詞をのたまう母!ま、まぁいっか、とっても嬉しそうだから。


展示作品も素晴らしかったけれど、私にはやっぱりこの雨に濡れたガラスのすすきがいちばん惹かれたなぁ。


その後入ったレストラン「ラ・カンツォーネ」でもカンツォーネの歌声に、両親ご満悦。


夜にそなえて、お昼は軽めに。雨のやまない寒々しい1日だったけれど、濡れたガラスの美しさを堪能できてこれも一興じゃった。お土産屋で一気に庶民的な値段のガラスのコップを両親ペアで買っていた。これで「梅酒を飲む」のだそう。理由も庶民的。


お土産のCD、帰ってから聞くのを楽しみにしておる母。

箱根ガラスの森美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940−48

日本 | trackback(0) | comment(0) |


2017/12/25 (Mon) はぴほり


Happy Holidays 2017 !! 
これは毎年参加する小学校のクラス会の日、相模大野駅できらきらと光っていたツリー。毎年、懐かしい友人たちと再会し、思い出をわけあうひとときが、何よりの贈りものじゃ。U先生&大沼小のみんな、来年もげんきで会おうね。
そして会えない方も、いつか会うかもしれない方も、皆々さま素敵なクリスマスを。

日本 | trackback(0) | comment(2) |


2017/12/20 (Wed) 昼ひなかの新宿ゴールデン街


昼ひなかのゴールデン街を眺めたいという欲求にかられ、新宿へ。


いい。しみじみ、いい。
陽に晒された飲み屋街にもまた郷愁を感じるのは、へべれけになって店の外に出るとあらまぶしい朝陽、通勤通学の人々から目をそらして「こんな自分ですみません」とふらふらと家路に向かう、そんな経験のある者だけが知る、あの太陽の容赦ない輝きを今も覚えておるからじゃろうか。


ドラマ「深夜食堂」ファンとしては、小さな階段のある一角をうろうろと探してみたり。マスターが洗濯物を手に今にも顔を出しそうな窓を見上げてみたり。


夜な夜なこの界隈に通う知り合いに連れてきてもらうばかりで、馴染みの店を持つまでにはいたらない私もまだまだ、ゴールデン街初心者じゃ。

日本 | trackback(0) | comment(0) |


| TOP | next >>

野中ともそ tomoso nonaka

こんな者です↓
おひるねスケッチ(本館サイト)
Profile
著作リスト
Amazon著者ページ
Instagram
Twitter @tomosononaka

いまんとこニュース
大江千里さんとの対談掲載されました。
小説すばるにて連載エッセイ始まりました。
新刊『虹の巣』出ました。(2016)


虹の巣
クロワッサンに書評載りました。
小説すばるに短編「金の雪」載りました。
小説すばるに、短編「スカ」載りました。
着物の時間。ムックに取材記事載りました。
クロワッサンに寄稿しました。
国際子ども図書館の展示解説本に掲載されました。
JAL skywardに寄稿しました。

calendar & archives

new entry

category

new comments

books


ぴしゃんちゃん

つまのつもり

海鳴屋楽団、
空をいく

銀河を、
木の葉のボートで

鴨とぶ空の、
プレスリー

おどりば
金魚

チェリー

世界の
はての
レゲエ・バー

Teen Age

もぐらの
バイオリン

フラグラーの
海上鉄道

search

links

RSS