2017/09/27 (Wed) サン・ジェナーロ祭りのお目当て


リトル・イタリーで毎年催されているイタリアン祭り、サン・ジェナーロへ数年ぶりにやってきた。チャイナタウンにぐいぐい押されて勢いを失っているリトルイタリーだが、いやいやこの人手はすごい。おじけづくほどの混みようだけれど、まだ元気があってくれてうれしいのう。
さてお目当ては、というと、


まずはブラチオーレ、マリネした豚や牛肉にモッツァレラやパルメザンなどのチーズを巻き込んで直火で焼いた肉料理じゃ。イタリアンソーセージはよく見かけても、これをおいている店は少な目なので、Bracioleの文字に目を光らせつつると、あったあった。こちらはMulberry StのHester St近くの店。
おじさんに注文すると、すでににんにくやハーブでマリネしてロールしてある肉とイタリアン・ホットペッパーをじゅじゅーと焼き始めてくれる。直火を前に手際よく肉を扱うおじさん、かっちょよし。「写真撮っていい?」と聞くと、「なんぼでも撮ってくれやー」と下町っぽく答えてくれるのであった。チーズいる?と聞かれて、うんと答えると焼けてきた肉にチーズをのせ、さらにペッパーと一緒に大きなパンにはさんでくれる。ずしりと重い包みから、いい匂いが。いやここで食べてはいかん。大切に持ち帰って、家でワインと一緒にゆっくり味わうのじゃ。


さて、次のお目当てに向かいつつも、きょろきょろと。どこでもイタリアンソーセージは人気だのう。


レイヤー好きとしては、このポテトが気になりすぎる。


射的などのゲーム類もあれこれ。でも、どれも景品が「当たったら困る」「むしろ当たりたくない」という感じのぬいぐるみなので、やめておこう。以前友人がボーイフレンドが得意げに当てた巨大ぬいぐるみをプレゼントされた時に見せた、生ぬるい笑顔がいまだ忘れられないのであった(「どこ置くの?」「ていうかマジに持って帰らなきゃダメ?」という顔)。ちっちゃい子には楽しいだろうなぁ。


甘いものもあれこれ。岩の塊みたいなヌガーキャンデー、Toronne。そして、ええーと一瞬引いたのが、イタリアの揚げパン、ゼッポレのオレオバージョン。ただでさえ甘いオレオをさらに揚げるという暴挙に、人が群がる。そのうちの一人(子供でなく、大の男の人である)が言った。「ねー、フライド・トゥインキーはないの?」「それはあっちの店にあるわ」と言われ、嬉々として買いに行く大の男たち。トゥインキーって…あの…ふわふわの甘いスポンジの中にクリームが入ったアレだよね。あれをさらに衣つけて揚げ物に…はは、ははは(笑いながらあとずさり)。


そして、もう1つの目当ての店発見~。シーフードの店で売られているグリルした小ダコ。フライド・カラマーリはあっても、このグリル・タコを売っているのはこのお店だけなのである。こちらは、Mulberry StとSpring Stの西南。友人が場所を事前に教えてくれていなかったら、絶対に見つからなかっただろうなぁ、大感謝。シーフードの種類はあれこれあって1オーダーで$10、2オーダーなら$12。


迷わず小ダコだけを2オーダー、これも事前に友人から、「ソフトシェル・クラブは失敗だった」等の情報をもらっているからである。男前のお姉さんがじゃっじゃと焼いてくれる。聞いたところ、マリネして焼いたタコを注文を受けてさらに香ばしく焼くのだそう。ふむふむ。
まだ手にあたたかなおいしいものを抱えて、さて我が家(ガスなし生活続行中)に戻ろう。


戻って食べたブラチオーレ・サンド。肉に大ぶりのイタリアン・ホットペッパー(種をとって食べないと辛い!)、オニオンに何種かのチーズでボリュームたっぷりカロリーずっしり。
写真だと美味しさが伝わらないけれど(やや不気味)、激うまうーーまなのであった。しかし持ち歩くうちにパンが湿ってしまったので、パンは別にして焼き直した。来年は別々に包んでもらおう、とブラチオーレ豆知識を得たことである。

San Gennaro 
Mulberry Street, between Canal Street (on south) and Houston Street (on north).

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2017/09/09 (Sat) ファーマーズマーケット、悲喜こもごも


バスにゆられて、久々のファーマーズマーケットへ@ユニオンスクエア。
今年はいつになく涼しい夏、果物も野菜も猛暑攻撃にやられなかったせいか、元気、鮮やか、いきがいい。目当てのスベリヒユはすでに時期が遅いのかなかったけれど、いつになくあれこれ手が伸びてエコバッグは重みを増していく…。


うちのご近所では見つからないフレンチラディッシュは、晩酌の友にかかせない。しかーし、肥沃な土地で知られるNJのブラックダート地域のものに比べると、ちょっぴりマイルドだった。あの、ぴりっ、しゃきっ、きりっとした感じが好きなのだが、今年はお目にかからないなぁ。と、ぶつぶつ言いつつ、2束買ったけど。


カラフルなミニペッパーにくわえて、初めて買ってみたこのポブラノ・ペッパー。メキシコ料理で詰め物をしたのがよく出てくるので作ってみようと思って。料理野心なるものは、買うときに一番大きくて、いざ作ろうとなると「メンド…そのまま焼けばいっか」と尻つぼみになるのは何故か→解りきったこたえ、ものぐさだから。


そして、このちっこいフェアリーテイル・エッグプラントを見た時に、またまた野心は羽ばたいた。妖精みたいに愛らしいこれで小茄子の漬物を作ってみたら、さぞかし旨かろうと。そして早速作って、一晩おいてからいそいそと口に入れたのだが…、えっ。皮が、か、固すぎる(涙)。結局、胡瓜と漬けたうちの胡瓜だけ地味により分けて食べることになったのだった。しょぼん。
ローストしたのは柔らかくておいしかったから、やはり火を通すのがいいらしい。


ここに来たら買わなきゃならぬ、ハドソンバレーの鴨プロシュート。今回は初めてレッグ・コンフィも買ってみた。
はてコンフィというのはどのくらい持つものだろうかと、賞味期限フェチの私は(気にするだけで守らない)店のお兄さんに訊いてみたところ。「軽く何週間も持つよ!僕なんて冷蔵庫に1月から入ってたのを最近食べたけど全然問題なし!」と胸をはっておられた。
うむ…おなか弱い私は数週間以内に調理しよう…。

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2017/08/22 (Tue) フェアウェイ、キップスベイ店


スーパーマーケットのフェアウェイは、ブルックリンのレッドフック店に行くことが多かったのだが、キップスベイのこの店も広々していて楽しいのう。通りから見るとこんなさりげない店構えであるが、店内は40000平方フィートあるという。ただの客の私でさえ、へぇ40000!と思うのだから、


大げさな看板で自慢したくなる気持ちもわかる、わかるよ。普通に見えるが、実際にはこうも広いのだぞ!と言いたくもなるであろう。でもそれなら、通り添いの看板にもどーんと華やかなのぼりでも立てればいいのに…、とよけいなことを思うただの客。


根菜コーナーで珍しいゴールデン・ターニップなる蕪系の野菜を買ってみたり(ローストしてみたら、とっても甘かった)、ズルしてすでにロースト済のビーツを買ってみたり。糖質が多いくせに、どうしてこうも人を惹きつけるのか、根菜よ。


ホワイトアスパラガス、充実のチーズ類からハルーミやパルメザン、ウォッシュ系などあれこれ買い、好物のスパイシーミックスのオリーブ買い、調子よくいったところで、青魚系は隊長にあえなく拒否される…。
魚介類はやはり単独の魚屋さんの方が充実しておるが、肉類はなかなかの品ぞろえ。ラム・レッグも質がよさそうなので、アストリアに行かずとも今度はここで買うことにしようか。

Fairway Market Kips Bay
550 2nd Ave, New York, NY 10016

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2017/06/18 (Sun) 花咲く市場


今日のファーマーズマーケットは食べられる花盛りだったなぁ。生ける花、植える花だけでなく、食用の花もたくさん。わずかにスパイシーな風味が美味しいチャイブの花や、菜の花みたいなケールの花。カモミールに、チーズをつめて揚げたら美味しいズッキーニやスクワッシュの花。


今年はエディブルフラワーも人気の様子でいろんな店で見かける。葉っぱも花も美味しいキンレンカを我がバルコニーでも以前植えたけれど、薄くて大きな葉は強風に弱くてうまく育たず残念じゃった。また挑戦してみようかな。


そしてこちらは、初めてお目にかかったそら豆の葉っぱと花。葉は柔らかくジューシー、ほんのり甘くてサラダによし、炒めてよし、ペストソースにしても美味しいらしい。気になるけれど今日は買わずに、


好物の豆苗をどっさりと袋に詰めた。うちにも細々とスナップえんどうが育っていて、「ああこの葉っぱ炒めて食べたい…(でも採ったら実がつかない!)」とうずうずしていたところなので、つい。チャイナタウンでも他の野菜に比べて断然お高い豆苗、花も豆を諦めて若い葉を摘んでしまうのだから仕方ないのだな。ありがたくいただこう。

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2017/05/14 (Sun) 魚屋開拓@ブルックリン


友達からお薦めをきいて、またまた新しい魚屋さん開拓@ブルックリン。ブルックリンだから遠いのう、と思ったけれど実際は地下鉄3駅なのだった。川を渡るというだけでこの先入観。「今ホットなブルックリンをなんだと思ってるだyo~、yo~」(一昔前のラッパーのノリか)と怒られそうじゃ。実際、なんだかおされなエリアであった。
そういえば店名のFish Tales、魚の尾っぽ(Tails)とお話(Tales)をかけてるんだのう、はは、お父さん1本とられたなぁ。


店の前には本日のお勧めが書かれたボード、おおっ今日は鰯があるのか。


こじんまりした作りなので種類は少ないけれど厳選された魚は見るからに新鮮そうじゃ。冷蔵庫と冷凍庫にも燻製物やタコ、ロブスターなど気になるものあれこれ。お、落ち着け、我が家の冷蔵庫はそう大きくない。またくればよいではないか(はやる心を別の自分がなだめ中)。


スモークの鯖。これは買わねばなるまい。他に刺身グレードのまぐろ、レモン・ソールなど購入。うーん、ミッドタウン・ウェストの魚屋もいいけれど、ここもいいのう。種類を求めるならあっち、近さと面白さを求めるならこっちじゃろうか。両方とも隣にほしい。


帰りがけ、近所に古着屋さんのバッファロー・エクスチェンジ発見。イーストヴィレッジの店はたまに覗くけれど、こんなところにもあったとは。これはまたこの魚屋に来る言い訳ができちゃったのう。しかし私はおされエリアの呼称に弱い。このエリアは…なんというのだろう。ウィリアムズバーグってどこからどこまで? ダンボは? 魚屋ばかり追って流行に弱いので、ちぃともわからん。

Fish Tales
191A Court St, Brooklyn, NY 11201

◆ミッドタウンの魚屋Sea Breezeの記事は、こちら

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