2019/07/26 (Fri) 最後の最後にスモークミート


ということで、6泊のモントリオール旅を終えて、渋滞で時間に間に合うかどきどきして、無口になりながらバスに揺られて空港へ。あー、間に合ってよかったとチェックインしてゲートに入ったところで、目に入ってしまったのがこれ。モントリオール名物、スモークミートのサンドイッチ。
NYはご近所の有名店カッツ・デリカテッセンで美味しいパストラミ・サンドイッチが食べられるし、まぁ今回はいいよね、とパスしたのに。目がそらせない。なぜなら、中途半端な時間の離陸で小腹がすいておるからだ。昼ごはんもしっかり食べたのに、まぁ半分こならいいよね、とつい買ってしまう。
どうせ食べるなら、有名店の「Schwartz’s」で食べればよかったという話である。でも…空港のショップにしてはうまい!柔らかくジューシーな牛肩肉のスモークがたっぷり、ほろほろ。半分でもすごいボリューム。


おまけにピクルスも頼んでみた。どうせ少しなんだろうなと思ったら、こちらも酸味のほどよい胡瓜とキャベツのピクルスがみっちりと。美味しいなぁ。こうなれば、これもパスしていたプーティンも勢いで頼むか…となったけれど、機内で胸やけはツラいので自粛。といいつつ、機内の無料スナックのチップスもしっかり食べておなか一杯。


結局モントリオールで買ったお土産といえば、古着とこのGarde Mangerオリジナルのホットソースだけ。お店で出てきたこのハラペーニョ風味濃厚なホットソースに恋に落ちてしまったのだ。おどろおどろしくも笑えるボトルのラベル。帰ってから試すのが楽しみじゃ。
ということで、さよならモントリオール。楽しい旅でした。今度はゆっくりケベックシティを回ってみたいなぁ。

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2019/07/25 (Thu) マッコード美術館


午後はチェックアウトしてからフライトまで時間があったので、マッコード博物館McCord Museum of Canadian Historyへ。まるで七夕飾りのような装飾だが、これもアートと呼ぶのだろうか、うん、きっと呼ぶのね……。
名前からして、生活の歴史を遡れるのかなと思ったらそれはアウトドアの展示パネルのみで、現在はモダン・アーティストの展示や、先住民族に関する展覧会だった。途中が抜けておる…。NYのテナメント博物館のように、カナダの人達の昔の暮らしぶりを見られるのかなと思ったので、ちょい肩透かし。でもせっかく来たので回ってみよう。


と、上階でやっていたレジデンス・アーティスト、Hannah Claus による"There's a reason for our connection" 展にいきなり惹きつけられる!過去の貴重な素材を使って現代と未来に繋ぐ、視覚と知覚の刺激…。


おままごとみたいに可愛いけれどれっきとしたミュージアム・コレクションの食器や、昔の縫い針が彼女の手にかかり、こうして手を加えられると、不思議な存在感を醸し出す。


現在のメイン展示はポラロイド・プロジェクト展でそちらも面白かったが、一階の展示「Wearing our identity - The first peoples collection」と「Haida」展にまたまた魅入られる。19世紀後期に主にカナダ・ブリティッシュコロンビア州に居住する先住民族Haida族の工芸品や芸術品の数々。


やっぱり土着的なものには強い力があるなぁ、目ヂカラならぬ土着力。実際に彼らには不思議な力が宿っているらしい。そしてそんな人々が現代社会の枠に無理にはめられることによる苦悩の歴史も知った。どの地も同じ歴史があるのだな。
見知らぬ土地と人々にひと時、思いを馳せた夏の午後。アートから教会、グルメと楽しんだモントリオールの旅もそろそろおしまい。さぁ、空港に向かおうか。

McCord Museum
690 Rue Sherbrooke Ouest, Montréal, QC H3A 1E9

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2019/07/23 (Tue) 世界の女王マリア大聖堂


楽しかった6泊のモントリオール旅を終えて、とうとう今日はNYに戻る日。いやぁ、いろんな道路工事現場を見たなぁ、違う、教会を見たなぁ。でもまだ最後に見たい場所が残っておるので、朝散歩で向かうとしよう。
モントリオールに着いた日から気になっていた、宿近くのCathedral of Marie-Reine-du-Monde、マリー・レーヌ・デュ・モンド大聖堂へ。


屋根に並んだ聖人達の像がご立派。ここ、日本語にすると世界の女王マリア大聖堂だそうで。あっているのだが、なんだか大げさ感漂うと思ってしまうのは私だけだろうか。こちらはバチカン市国のサン・ピエトロ寺院を模して作られた寺院だそうで、大きさは1/4。バチカンのサン・ピエトロ寺院、行った気はするのだが覚えていない…ので、ああ似てる似てる!といえないのが、惜しいぞ自分。


柔らかな色合いの聖堂内は明るい朝の光をたたえている。


澄んだブルーと柔らかなピンク、細かい装飾や美しい天井画に見惚れ、またもドームの真下で上を向きっぱなし。たぶん口が開いておると思う(集中すると、口が開くのだ)。


モントリオールの他の教会にくらべ、多く飾られている宗教画をゆっくり眺め歩くのも興味深いのう。私は無宗教者だけれど、キリスト教絵画の中に描かれたストーリー性にすごく惹かれるものがある。


まばらな地元の人にまじって、教会の椅子にはホームレスのおじさんが寝ておられた。追い出す人もなし、そうだよね、教会だもの。そして、ここには大聖堂建設を指揮した、カナダ・ローマンカトリックのIgnace Bourgetケベック司教も棺のなかで永遠の眠りについておられる。
キュートな天使が、そんな静けさに満ちた聖堂をただ見守っている…。

Cathedral of Marie-Reine-du-Monde
1085 Rue de la Cathédrale, Montréal, QC H3B 2V3

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2019/07/22 (Mon) 彩りのお皿


モントリオール最後の晩餐は、お茶の稽古仲間Aちゃんがお勧めしてくれたBouillon Bilkへ。盛り付けが洒落たデザイン画のように美しいだけでなく、1つ1つの素材やソースがいちいち美味しくて感銘。こちらは前菜の、ヒラマサ。メニューには柚子胡椒、グレープフルーツ、フェンネル、胡瓜といった材料が並んでいるけれど、一見してどれがどれだかわからない!それを舌で少しずつあてていく楽しさ。迷宮の謎解き皿と名付けようか。


こちらは材料の中の「雲丹」という言葉に飛びついた、鯛のプレート。華やか~。雲丹、桃、行者にんにく、白醤油…さぁどれがどれだか当ててみなさい?うふっ?とお皿が笑いかけてくる。お刺身の存在感が写真だと薄いように見えるが、食べてみるとその鮮烈な風味に「旨い」と一言。たとえばこの皿のひとつひとつのフラグメントをお箸でつまんでなめているだけで、ワイン1本あきそうな楽しさなのだった。


メインには鹿肉を。繊細で柔らかな鹿肉が、モロッコのスパイスRas el Hanoutラスエルハヌートとチェリーのリダクションで力強く存在感を放ち始める。ソラマメにシャンテレルマッシュルーム(アンズダケ)も美味しすぎて、できればお皿の周囲をアンズダケのお花畑で飾ってほしかったほどである(→このシェフの1/100も盛り付けセンスなし)。
世の中、写真映えばかりが先にたつけれど、味が伴ってこそだと、うなずき千回首振り人形…。

Bouillon Bilk
1595 Boul St-Laurent, Montréal, QC H2X 2S9

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2019/07/20 (Sat) 個性派古着店発見


モントリオールは寒い気候もあって地下ショッピング街がすごく発展しているけれど、アメリカのモールに似てやや画一的なところは否めず。そんな中、個性的で妖しげな雰囲気を放つ古着屋&カフェ発見。どことなくNYのイーストヴィレッジに似た雰囲気の街角にある、Eva-Bさん。


何があるかわからぬ怪しげなこの店内。未確認生物とかがひょいと飛び出してきそう。いいわぁ、馴染むわぁ。高円寺に長く住んでいた頃から、惹かれる店の雰囲気は一緒なのだった…。


中庭のカフェもロックな雰囲気。店員さんもフレンドリー。


こういう店って眺めるぶんには楽しいけれど、意外に何も買わず出ることも多いのに、ついヴィンテージものの服を2枚も買ってしもうた。70年代のややサイケなシャツ(アメリカ製でなくカナダ製だったところが意外)に、もう1枚は京都にある老舗片山文三郎商店においてあってもおかしくないような絞り染めのトップ。カナダ土産も何も買っていないのに、母さん、私は何をしているんでしょうね…(昭和・高円寺世代のつぶやき)。

Eva-B
2015 Boul St-Laurent, Montréal, QC H2X 2T3

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