2017/02/19 (Sun) 鴨鍋とほたるいかな夕べ


お茶の稽古を終えたならば、バックパックに隠し入れたお酒とつまみしょって、その足でいそいそとソーホーへ。本日は師匠宅で鴨鍋をいただく会なのである。


さっと炙ったほたるいか、んままー。この平たいイカのなかに旨みが凝縮されておるのう。皆にもウケてよかった。


たっぷりの野菜に茸、


そしてどーんと立派な鴨、鴨。これだけの食事を外でいただいたらけっこうかかるものなのに、ポットラックで割り勘だととってもリーズナブル。おまけにシェフは名レストランに勤めたプロ中のプロなのである。ん。待てよ、ポットラックって持ち寄りってことだが…持ち寄ってないし。ぺらん、とした、ほたるいかしか。すみません、師匠。いつものことで…。


鴨のあまい脂がとけた鴨鍋絶品。いくらでも食べられてしまう。気のおけぬ仲間同士、いくらでもしゃべくってしまう。そして今宵も夜更けの路上でタクシー捜してうろうろと。ちなみに、スマホ持ってないんで、Uber使えません(テーマ曲~哀愁のハウストン通り)。


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2017/01/30 (Mon) 鶏つくね鍋


本日は夕方からエイヒレなど持参で(その時点で、もう互いに飲む気満々)師匠のお宅に参りて、あれこれ四方山話など。
先月も会ったのに、なぜ年が明けただけでこうも喋ることが出てくるのか。やはりそれはその「年」ならでは空気感なのか。それとも年末年始という特別な気配漂う時間に起こる物事が特別に映るせいか(いや単におしゃべりなだけ)。


そして師匠が用意してくれたおつまみなどいただきながら、冷酒をちびり。モッツァレラチーズの味噌漬け最高。このために味噌を買いに行かねば。


ハドソンバレーのスモークダック。私はいつもここの鴨のプロシュートを買うことが多いけれど、おお、スモークもしっとりとうまうま。


さっぱりピリ辛胡瓜に、その奥に見えますのは、


鶏つくね鍋。鶏つくねに蓮根が入っているから食感もまた嬉しい。さすが師匠、鶏つくねを2つのスプーンでこねこねして鍋に落とす手つきがまた素晴らしい。料理上手ってこういう何気ないしぐさに出るなぁと見惚れてしまった。
差し向かいではふはふと鍋をつつきながら、気のおけない友人とあれこれ喋るのって人生に必要な時間じゃよなぁ。それにしても師匠の話が濃すぎて、そこに登場する人物の人生が濃縮されたエキスを飲み干して酔っ払った気分である。面白いなぁ、いろんな人がいるなぁ。
そして思った。濃い人生を聞くのはわくわくと楽しいが、自分のは薄くてよかった。ひ弱な我にゃ、薄いので、じゅうぶん。もしくは紙のうえだけで、と臆病者のつぶやき。
師匠ご馳走様でした。これだけ手料理をいただいて、エイヒレだけでほんとすみませんすみません、でも丁稚ってダメなほうが可愛いですよね(おまえが言うなと)。

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2017/01/18 (Wed) 蕎麦がきいりの水炊き、うまし


本日は、楽しみにしておった「自分らで言うな」と揶揄されそうなその名も、GTG(=ゴージャス・トリオ・ゴハン会)定例会。お酒を抱えて、年上の友人、絵本作家のK子さんのノーホーのロフトへといそいそと。涅槃ちゃん、ニルヴァーナちゃんという2にゃん(いわば同名!)に会うのも楽しみだし、料理上手なK子さんの体に優しい手料理をいただくのも楽しみなのである。この日は壮大な絵の具コレクション等も見せていただき、さらにわくわく。絵、しばらく描いてないなあ…文字ばっかりで。
T子さんがおすそ分けしてくれた個別包装の高級梅干、美味しすぎ…。私はいつもの燻製卵と、スモークサーモンと焼き舞茸の和え物持参。K子さんのヘルシーお好み焼きに箸とまらず。にゃんこたちもクレークレー攻撃。


水炊きは、鶏胸肉に火を入れてからそのまま数時間おいておいたそうで、しっとり柔らかほろり。


鍋で手早く練り練りしてくれたお手製蕎麦がきが、新鮮で旨っ。蕎麦の香りがまさに凝縮、近くのCo-opで買う蕎麦粉が蕎麦の美味しいのだとか。ぜったい買いにいこう。


いつもは気ままなにゃんこたちも、美味しい出汁とお好み焼きの削り節の香りに誘われ、近くでまったりしてくれるのが嬉し。
こらそこ、半ベロ出してねじれすぎ。よじれすぎ。


これまたK子さんお手製の優しく素朴な和菓子もだしていただき、私たちもまったり、よじれる。
和みすぎて居着きそうになる広々としたロフトは、本当にゆったりといい空気が流れておるなぁ。ああここに住みたい、にゃんこたちとともに床でごろごろして暮らしたい。

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2016/12/31 (Sat) 愉しきホリデーの宴


茶道の先輩方が催されたホリデーパーティーに、久方ぶりの着物にてうかがう@アッパーイースト・サイド。イースト川を見下ろす見晴らしのいい広々とした空間は、Hちゃんのゴージャス・アパートメントのパーティールームだそうで。こんな素敵なイベントルームがあるだなんて、うらやましいのう。
ちなみに、うちのビルにもコミュニティ・ルームなるものが存在し、時おり婦人たちの集い(主に、老がつく方々の)があるらしい。一度覗いてみたいと思っているのだが、覗いたら最後そのままそこから出られなくなるほど溶け込みそうなんで、先延ばしにしておる。


自然の趣あふれるテーブルセッティングに、美しいベジタリアン寿司やアペタイザーの数々。テーブルの木の実や枝はAちゃんが山からとってきたものだとかで、さすが建築家、センスが抜群。いっぽうHちゃんは大量の和菓子づくりに長時間奮闘したとか。何種類もの浮島、美味しかったな。


和菓子をいただいたあとは、片隅で供される抹茶をいただく。茶器はこの日のためにMさんがわざわざ日を分けて何度も運び込んだもの。
こんな風に心をこめて人をもてなせる方々を尊敬してしまう。見知った方々にも遭遇し、2016年を締めくくる素敵な会じゃった。Hちゃん、Aちゃん、お点前だめだめな私だけれど、来年のお稽古でもよろしくね。お菓子目当てにお稽古に来てるだろうと、先生にも見抜かれぬようにしなくては(師の声→とっくに見抜いとる)。
そして来年は私も和菓子づくりに精進する所存なり…(言ったな、言ったな、自分)。

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2016/12/27 (Tue) 感謝祭にて、しっとり七面鳥


感謝祭の日は長年の友人J&A夫婦宅にお招きいただき、ハドソン川を渡ってNJへと車(の助手席)でGo。しかぁしマンハッタンはホリデーの渋滞モード。ジョージ・ワシントン・ブリッジもみっちり詰まっているゆえ、グーグル姐さんのナビに従いながら、かなり迂回して走った。言うがままにジグザグと角を曲がっておるうちに、姐さん心変わりし、また迂回。「いまの時点では、それでもこの道が一番早い到着です」と言い訳がましいメッセージを聞くたび、「いまの時点で」「それでも」が微妙にカチンとくる…。
そんなこんなで、いつもの倍以上の時間をかけてようやくたどり着いた。


にんにくを効かせたこんがり芽キャベツにポテトのロースト、しっとりほくほくのコーンブレッド。
そして七面鳥の詰め物は別にベイクしてある。果物やチーズ、グルテンフリーのパンなどが詰まったベイクド・スタッフィングはキッシュとマカロニ&チーズをあわせたような美味しさ。私は詰め物された七面鳥より、別々に食べるほうが好きなので嬉しいのう。
1歳と4歳のやんちゃな男の子のお世話をしながらのこれだけの支度、超人ワザじゃ…。
といいつつ、「今日初めてつくるのよねー」とキッチンカウンターに載せたラップトップPCでレシピを確認しながらのばたばたぶりに笑ったり、内心ハラハラしたり。人を招くときって、ついいいところを見せたいと妙に張り過ぎて準備疲れしたりもするものだが、長年の仲だとこういう気の抜けた雰囲気が招かれるほうも楽ちんってもんである。
うちも以前二人を招いたときに、ラムに火を通しすぎちゃったよなぁ。もっとさかのぼって、独身時代のJ坊の冷蔵庫に放置された何かがおそろしいカビの塊になってたよなぁ、なんて懐かしいことを思い出した。気のおけぬ仲でのホリデーパーティーほど楽しいものはなし。


私は「サラダだけ持ってきてね~」といわれていたので、柿とクレソンと大根のサラダや枝豆を。


我が家で今ブームの「燻製の素」を使った簡単燻製卵も持参。「スモークド・エッグ、初めて食べたけど、うまいっ」とウケてくれたようでよかったよかった。ありがとう、永谷園さん。


そして無事焼きあがったターキーに、夫のJ坊ふくめ、一同ほっとする…(「で、次なんだっけ?」と一々PC画面で確認するAちゃんに皆して、やや不安になっていたのであった)。無事焼きあがったあと、Aちゃん「ターキー切ったことある人~?」皆、ぷるぷると首を横に振る。結局二人がかりで14ポンドの七面鳥と奮闘してさばいてくれた。笑っちゃいけないけど笑えるこのゆるい雰囲気。
本日のレシピは、サイドディッシュも含め、フード・ネットワークの人気料理番組「Barefoot Contessa」でおなじみ、アイナ・ガーテンなのだとか。そして一口いただいてみると、これが旨い! しっとり柔らかで七面鳥にありがちなぱさつき感はまるでなし。下味もしっかりついて、男の子たちも美味しそうに食べておる。


好物の足の部分、いただき~。アイナ・ガーテンのレシピ、今度うちもゆっくり挑戦してみようっと。


デザートはホールフーズさんから、ブルーベリーパイに、


アレルギーのあるJ坊のために、グルテンフリーのパンプキンパイ。


食後は、4歳の才能あるアーティスト、マックスくんの芸術作品を鑑賞。J坊、Aちゃん、忙しい日々のなか、素敵なご馳走をありがとう。小さい子がいてなかなか家を出られない彼らのために、今度は出張ごはんでも企画しようかな、なんて思うのであった。

Food Network / Ina Garten Recipe
なんとこのアイナ・ガーテンさん、もともとはホワイトハウスの行政管理予算局に勤務していたというキャリアウーマンだとか。そこから料理家に転換とは、いろんな人生があるものだのう。

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