2017/10/05 (Thu) 世にも豪華なたこ焼きナイト Vol.2


ヴィレッジのストリートを闊歩するイカす人影。緒方拳か、はたまた奥田瑛二、もしやNYでドラマのロケを? Netflix限定「マンハッタンたこ物語」? いやいや、このお方こそ、我らが粉もんの師、S一たこ焼きマスターなのである。マスターがH師匠のお宅にお目見えするとなれば、当然のごとく第2回たこ焼きナイトの開催である。
嬉しいなー、たこ焼き、たこ焼きうれしーなーと浮かれる丁稚一同も、


それぞれツマミを持ち寄り。H師匠が用意してくれた野菜とディップに、マスターの奥様で素晴らしい陶芸作品を生み出すAちゃんがMurray'sの店員を誘惑して(はい?)選び抜いた各種激うまチーズ。私は「食べにくい」「手が汚れる」「でもまぁうまい」などと文句と賞賛の間の中途半端な立ち位置をさずかったケイジャンゆで落花生を。そして例の「柿に見えるけどさつまいも」のこれまたサイドディッシュだかデザートだか微妙なものを…(シェフたちを前に大胆すぎる挑戦!)。


Eちゃんがイーストヴィレッジの人気イタリアン・デリで買ってきてくれたモッツァレラで作ったカプレーゼにプロシュートやアーティチョーク、そしてN子さんのナスの醤油炒めに箸がとまらん坂。


さぁ、いよいよたこ焼きの時間じゃ。前回は、南部鉄たこ焼き器が意外と頑固者で1ラウンド目は焦げ付いてしまったので、今回はリベンジすべくやや緊張の面持ちのS一マスターである。きらん、俺にまかせとけよ、ベイベー。


おお、今回はのっけから好調。ヘルシーなこんにゃくを入れたバージョンはややまとめるのに苦労されていたが、それもクリアしたS一マスター、さすがである。そして前回、織物だけでなく意外なたこ焼きの才を見せたN子さんも参戦。う、うまい…。ヘタな私はすでに食べるだけーの位置を確保、ああ楽ちん。


そして本日のしめは、お誕生日のたこ焼きマスター夫妻を祝い、豪華デザートで。N子さんが買ってきてくれた南国の香り豊かなTwo Little Red Hensのココナッツケーキ、名パティシエのH師匠の濃厚まろやか抹茶プリン、そして福砂屋のカステラ。どれも極上すぎて残ったかけらも皆してハイエナのごとくお持ち帰りさせていただいたのじゃった。
そしてAちゃんとなぜだかエレカシに愛を捧げつつ、へべれけたちの夜は更けていく。デザイナーのS一マスターに、ユニクロのアトムならぬウランちゃんTシャツを褒められたのも心嬉しき思い出であった(ウランて…歳はきかないで)。

◆最初はタコ焼きがうまくまとまらず、ヒヤヒヤしたのも楽しき思い出の第1回たこ焼きナイトの記事は、こちら

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2017/07/12 (Wed) 絶品餃子とツンデレにゃんこの宴


本日は、楽しみにしておったピアノも素晴らしいが激旨餃子も焼けるジャズ・ピアニスト、福森道華ちゃん宅で、美形にゃんこW君に遊んでもらいながら持ち寄りごはんを食べようよの会である。
W君、頭上でヒモを振られ、「ふ、そんなヒモごときで俺がつられると思っておるのか」と余裕を見せつつも、


う、ちょっと気になる…。ま、まぁちょっとぐらいなら遊んでやってもいいがな。


その直後、瞳がらんらんと輝きを帯びたと思ったら、辛抱たまらず飛びついちゃった、その一秒前図。この後はしばらく狂乱のダンス。


目の端でW君を気にしつつも、テーブルには美味しい料理が並ぶ、並ぶ。胃の調子が芳しくないというYきさんが作ってきてくれた大根煮はすぅと身体にしみる優しい味。Mじが日本から持ち帰りし総菜、里芋煮にひじき、きんぴら。これらが全部缶詰だなんて、おそるべき高レベルの日本の缶詰事情である。こんなのが手軽にスーパーで買える環境にあるなら、うん、きっとなんて料理しないな。って、東京に住んでおる時は本当にまるで料理をしなかったっけ、てへ。


私は持ち寄りといえばつい持参してしまう、タイ風春雨のサラダなんぞを。たしかこの前も持って行ったような…いいのいいの、メンツが違えば新鮮てものさ(→会う相手が違うからと、おなじ服を延々着るタイプ)。


そして、みっちゃんが作ってくれた美味しい料理の数々、セロリの金平、塩昆布サラダ、セロリとトマトサラダ、ムール貝、


タコとひじきの炊き込みごはんをはふはふと頬張っていたら、


キターーー、お待ちかねのもちもち餃子。いつも彼女は人が集まるパーティーなどでもこれを作ってくれるのだが、あまりの人気と競争率でなかなかお皿に近寄れないのである。「第2ラウンドも焼きますよー」ということで、今宵は思う存分いただけて、うれし涙…。いまこのときは、W君より餃子、餃子に集中。


フルーツたっぷりのデザートまで作ってくれて、ライブで忙しい日々のなか、みっちゃん本当にありがとう。
さて本日の注目発言はなんといってもみっちゃんの気合を表現する際の謎の竹背負い宣言「それなら私、竹をしょってでもいきます!」であろう。なんで竹? なんのために竹を?
そして単調なのに人気だった(らしい)昭和のヘビ使い芸人の番組を力説するMじと迷走が続く夜、迷走する我々をさめた目で眺め、「オレ様にかまえよ!」「可愛がれ」とすりすりしてくるW君。しかしいざ手を伸ばすとすいと身をかわすあなたは、女心をかき乱す…。
魔性のツンデレW君(と竹しょい発言とヘビ使い)に翻弄されながら、美味しい餃子を思う存分食べられて幸せな夜であったことよ。

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2017/06/21 (Wed) 夏越のお茶パーティー


お茶の稽古仲間が催した夏越しのお茶パーティにおよばれし、息も薄くなるほどの猛暑のなかイースト川を見下ろす素敵な会場へ。お茶会は「夏越の祓(なごしのはらえ)」を趣向にしたもので、半年分の穢れを落とすことでこの後の半年の健康と厄除けを祈願するものだとか。
美味しい水無月のお菓子とお茶をよばれた後は、私も少しだけ水屋のお手伝いを。いやぁお茶会を催すのって本当に大変なんだのう、と裏でお手伝いしてみて、つくづくと実感するのだった。会場を整え、丹精こめたお道具や花を揃えてお茶席を用意し、さらには料理からお酒まで。一杯のお茶にこめられた想いの濃さを、とくと味わわねば、と心を新たに。
120個のお稲荷さんを作ったAちゃん、何度も試して納得のいく水無月を作ってくれたHちゃん、細かな気配りで私が参加した席の亭主を務めてくださったMさん、本当にお疲れ様でした。


なぜだか私は毎年6月ごろにきまって体調が悪くなるので、この清涼な1日でこの夏をすっきりと過ごせるといいなぁ。
皆さまも、舞い落ちる抹茶のようにはらはらと厄を落とし、残りの半年の日々も健やかに過ごせますように。

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2017/06/14 (Wed) 世にも豪華なたこ焼きナイト


本日はH師匠のお誕生日をタコ焼きとサングリアで祝おうよの会へ。なぜ誕生日にたこ焼きなのか。しかもサングリアなのか。新たな在米邦人のトレンドなのであろうか…わからない。わからないがたこ焼きは大好物なので、異存のかけらもなく駆け付けたのじゃった。
おお、テーブルに鎮座するたこ焼き器は南部鉄製だとか。ノンスティックじゃないところに、並々ならぬ意欲を感じる。


まずはアペタイザーなどつまんでウォーミングアップ。バースデーガールみずから作ってくれたグリル野菜にアンチョビフライが美味しすぎる。その日のうちに新鮮なものを見つけたら早々に調理せねばならない貴重な生アンチョビ、さくさく熱々がとまらない。Aちゃんが調達してくれた鯖の燻製もお酒が進んでしみじみ旨し、燻製隊員としてはこの完璧な燻し具合を目指したい。


私はいつものごとく「すみませんすみません」と先に謝りつつ、そらまめ、胡麻鰯、Murray’sで買いしローストアーティチョークなど。Eちゃんの持ってきたフライドアーティチョークと偶然にも重なり、好物アーティチョーク祭りにひとり喜ぶ。そらまめ、師匠の好物だとかで喜んでもらえてよかった。


さて、このへんでいよいよたこ焼きづくりの開始である。お迎えしたのは、我らが粉もんの師、S一たこ焼きマスターじゃ。マスター、本日はよろしくお願いいたしますっ。


たこ焼きマスター、慎重に準備に取り掛かる。南部鉄はよーく油をなじませなければいけないので、手製てるてる坊主で丁寧に油を塗りこんでいく。具を入れる順序にもこだわりありと見た。
ほぅぅ、生地は溢れるほど入れるんだのう、天かすも入れるんだ、と初心者には未知なことばかり。そして秘技両手使いで生地を操るマスターであるが、ここで思わぬ障害発生。まだ鉄が熱になじんでいなかったのか、なかなかうまく丸くならない。苦戦するマスター……、


そしてまさかの1ラウンド目はこんな感じに。不安に陥いる丁稚一同。でっ、でも、味は美味しい、すごく美味しいっすマスター!


ここで一気にまき直しにかかるS一マスターである。串の回転させ具合も絶妙、次回からはさくさくころころスムーズに。


そしてマスターの丁寧な指導のもと、皆してタコ焼きに挑戦。うーん見ていると簡単そうなのだがやってみると串使いがむずかしい。そんな中、N子さんが隠れた才能を発揮し、ほいほいと返していく。うむ、これからの人生、私もたこ焼き道に精進しよう。でもつい南部鉄は難しいからとノンスティックを買ってしまいそうな軟弱者の予感…。


主役みずから焼いてくださった絶品バナナタルトに、


N子さんが買ってきてくれたラズベリーケーキ、濃厚なクリームにどこか懐かしさ漂い、胸弾むお味。
そしてこの辺りからなぜかみなして●●夫人、と呼び合い始めるという、酔っ払いあるある意味なし路線に。私はむろん燻製夫人、名パティシエH師匠の「泡立て夫人」命名に皆から、「えーやらしー」「なんか淫靡…」の声が次々とあがる。当のH師匠、「なんでぇ?」とピュア。いつまでもそんなピュアな貴女でいてね。師匠、おめでとうございます、素敵な歳になりますように。
たこ焼きマスター、次回の屋台ナイトもよろしくお願いいたします!

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2017/06/07 (Wed) 世にも豪華なポットラック送別会


このブログ内だけですっかりお馴染みとなった「世にも豪華な」ポットラック・パーティー・シリーズを久々に。なにゆえ世にも豪華かというと、料理のプロや達人が集まる持ち寄りごはん会、だからなのじゃ。そんな中、己に必要なものは何か。とくと自問してみる。が、しなくても解っておる。それは、ひ、ら、き、な、お、り(おもてなし、の節で軽やかに…)。
今回は、バレリーナMちゃんの送別会である。彼女がNYを去ってしまうのは寂しいけれど、すでに日本で新たな生活が待っているとのことで期待と希望に大きな瞳を輝かせるMちゃんを見ているとこちらまで胸弾んでくる。でもMちゃん、このメンバーの中で唯一「私、料理苦手なんで~」と堂々と言い切り、ホールフーズなどで買ったものをさらっと持ってくる頼もしき同志の存在だったのに。そんなあなたが行ってしまったら、お姉さん、どうすればいいの…(邦題~手抜き姉妹の嘆き)。


テーブルにずらずらと並ぶ料理、まずはH師匠作のイカのマリネに、絶品バーニャカウダ。あーこれクラスを取りたかったのに忙しくて取れなかったんだよなぁ、習いたかった秘伝のうまうまバーニャカウダ・ソースで野菜が進むくん。
私は叉焼とタイ風春雨サラダ、燻製卵を持参。H師匠「叉焼も作ったの?」
我「師匠、何をお聞きなさる、まだ丁稚のことを解っておらぬのですか? もちろん市販でござる」
というやりとりがなされたのも一応付記しておこう。ちなみに燻製も永谷園の燻製の素でズルしたバージョン。


Aちゃんの和の趣溢れたお惣菜にキヌアや雑穀を炊きこんだ健康ごはん。自然の滋養がしみ込んだ味の数々、どこか懐かしい。しかしAちゃんは皆で記念の集合写真を撮るときに、一人しゃがみこみ、テーブルに手をついて上目使いでじっとり見上げるという謎の妖怪ポーズをとり、違和感を醸し出したのも付記しておきたい。


お酒にあう小皿が嬉しい。N子さんの健康ネバネバめかぶに茄子の奈良漬、沖縄の麩で作ったちゃんぷるー。Eちゃんの胡瓜漬けや大根胡麻和え。今回のメンツは一人を除きのん兵衛が揃っておるのでこういうものがあると延々酒宴が続く予感(予感でなく現実)。


肉ものもどんときたー。Eちゃんの塩麹と柚子胡椒漬けのチキン、柔らかしっとり、柚子胡椒の爽やかな刺激でこれまた皆の箸が進む。


ここでAちゃん、「ハンガーステーキがあるのだけど、焼いたら…食べられる?」皆「えー、もうおなか一杯だけど」「うん、かなり…でもあれば…食べちゃうかも」「あれば…いくかも」(しり込みから段々乗り気の声音)ということで颯爽と焼き始めてくれた。
これがもう焼き加減絶妙で、あっという間な皆、完食。ヴィレッジの老舗肉屋さんのお肉だそうで、さすがにブッチャーも店に出さずに自分で食べるというサガリ肉、柔らかなのに生命力あふれる弾力で、しみじみ滋味深い(意味なく韻を踏む酔っ払い)。


最後には師匠のミルクレープが登場、もちろんデザート別腹。このクレープ、私も教わったのだが、そういえば、つ、作ってないな(いつものことさね、と師匠の目)。
甘やかな層にそっとフォークを入れてうっとり味わいながら、皆の話題はMちゃんの日本での新生活のことに。海外生活数十年を経て初めて住むという日本で会社勤めを始めるMちゃんに、「給湯室での会話」「とりあえず押さえておくお局様への接し方」「oopsとかouchとかは厳禁」「土産これ大事」など、皆してああだこうだと伝授。聞きながら、もう日本で会社勤めできないと思う私(まぁ雇われんが)。


この切り口の層ごとに希望がはさまっておるような。
Mちゃんの新たな旅立ちに乾杯を捧げた夜、ご馳走様でした。

◆ドトールで初めて食べて以来、その美味しい層の虜になっているミルクレープを習ってみた記事は、こちら

★今までの世にも豪華なポットラック・シリーズは、右下の検索窓で「世にも豪華な」と入れてもらうと、でてきますよん♪(枕言葉と化したシリーズにいつの間にかなっておる)

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