2019/12/17 (Tue) 長崎6日目~長崎の聖人と物産館


骨折35日目。午前中は、路面電車で長崎駅前の長崎物産館へ。物産と名のつくものはすべて興味津々な私、期待満々でいったけれど、意外に地味…。人も少ない…。いや長崎の方々は商売の仕方も謙虚なのであろう。


からすみといえば小野原本店、ほしいけれどお値段がなぁと迷いながら凝視していたら、ボラの卵がオーストラリア産なことを発見…へぇぇ。


パッケージが可愛いので隊長に会社でのばらまき土産にと熱心に勧めたのに「珍しい味のポッキーを空港で買うことにする」(ええっ!)とかわされた長崎クルスに、


道端で味見ばかりしてきちんと食べていない角煮まんじゅう、


好物の鯨ベーコンは東京でも買えるし…とあれこれ迷って結局、


味見したとたんに即購入したのが長崎塩えび煎餅であった。味見の強さ。

それにしても不便なのは路面電車で長崎駅に着くと、長い長い歩道橋を渡らないと身動きとれないことだ。バリアフリーは特に地方都市ではまだまだ徹底していないのだなぁと、こんな身になってあらためて実感したのじゃった。
上りはまだしも下りはキツい。駅前で帰りはどうしようかと途方に暮れていると(帰りは長い階段を降りないと電車に乗れない)、初日にホテルへの道を案内してくれた女性とまた偶然の再会!路線バスで行けるホテル最寄りのバス停を教えてくださり、颯爽と去って行かれた。ありがたく後姿を拝む私たち。
困った時に現れるこの女性こそが長崎の聖人?メリーポピンズ?

長崎県物産館
長崎県長崎市大黒町3

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2019/12/14 (Sat) 長崎5日目~辿りつけぬは崇福寺


骨折34日目。坂が多いグラバー園は無理だけれど、お寺ならなんとかなるのではないか、と安易に考えて、路面電車で崇福寺へ。
寛永6年(1629)、福州地方の唐人たちの希望で、唐僧超然が招かれ建立されたお寺だそう。ちなみに近くには、南京地方出身者の建立によるもので南京寺と呼ばれる興福寺も。目指すは長崎の唐寺めぐり、と張り切り、道に迷って人に聞きながらも辿り着くとそこには、


長い長い階段が待ち構えていたのじゃった。の、のぼれない。折れた足にこの階段は、天国への階段よりも遠すぎて…。


国宝の第一峰門さえも辿りつけず、三門をじっくり見ておしまい。こんなにも門だけ眺めて肝心のお寺に入れなかったことは初めてじゃ。


門の裏側でにらみをきかせる獣環(じゅうかん)。中国の装飾品だそうだが、日本ではこのお寺にしかないという説も。ああ、そんな貴重なものを見られて眼福、眼福…(かなりの負け惜しみ)。雨もざぁざぁ降ってきて、興福寺もむろん諦め、唐寺めぐり叶わぬ1日。せめてお昼には…ちゃんぽんを食べよう(泣)。

崇福寺
長崎県長崎市鍛冶屋町7−5

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2019/12/11 (Wed) 長崎4日目~眼鏡にならない眼鏡橋


骨折33日目。雨になりそうとの予報だったので浜町アーケードでドンキなど見て楽しく過ごすも、雨も降ってこないし足をのばして眼鏡橋まで。路面電車の路線をよく把握していないので、乗る時に一種の緊張感が走るのであった。降りた付近で、期待の生からすみが食べられるという店を探したのだが、閉まっていて残念無念。


隊長が朝散歩に一人で行って撮ってきた写真は、綺麗に水面に橋が反射して眼鏡の形になっていたのに、日の加減でちっとも眼鏡になってくれない。私の地味な半眼鏡写真を見て、得意げな隊長。


と、近くにいた修学旅行の女子高生達がわいわいと川辺に降りて行って、それを橋の上から別の友達が撮るという楽し気なことを始めた。可愛いポーズをきめる彼女達を、ついでに写真に納めるちゃっかりさも、この橋の上では許されると人は言う(だれが決めたん)。


いいなぁ、私も女子高生だったら、そして足が痛くなかったら、あんなことしてみたい。どちらもかなわぬ夢。


きっと何10年か経ったら、この時のことを思い出すのかな。で、「あんときさー、うちらのこと横で撮ってる怪しいやついたよねー」とかいうのかな。しかも女子高生に自分達の写真まで撮ってもらった。羞恥心が外国人へと昇華しておる…。

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2019/12/09 (Mon) 紅葉みたいな夜景


坂や階段は辛いのでグラバー園もオランダ坂も行けなかったけれど、世界新三大夜景といわれるこの稲佐山の夜景だけでも、長崎に来た価値はあったなぁ。長崎の夜景は建物のイルミネーションよりは港や家の光が主で、ぎらぎらやきらきらというより、温かな光の集まりなのだった。


どこか特撮映画のワンシーンみたいな…出るぞ、出るぞ、何かが出るぞ…。

稲佐山山頂展望台
長崎県長崎市稲佐町364

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2019/12/04 (Wed) 長崎3日目~出島でバリアフリー


骨折32日目。坂だらけの長崎、この足ではオランダ坂もグラバー園も無理、楽しみにしていたのに寂しいことである。しかし出島ならある程度はバリアフリーということで、入り口で車椅子を借りて隊長に押してもらうことに。


鎖国期、幕末、明治期の復元建物が並ぶ中、車椅子で入れる場所は限られているけれど、それでもありがたし。でも隊長、車椅子を押すのに慣れていないから(そりゃそうだ、私だって人生で羽田空港入れてまだ2回目だ)ガタガタとちと怖し…。


発掘遺物の美しい陶磁器に目を凝らした後は、一番の目当て、カピタン部屋へ。19世紀前半のオランダ商館員の暮らしぶりを、調度品や生活用品から思い浮かべる。


照明や壁紙がまた好み。もう1つ気になっていた、商館長次席ヘトルの住まいを再現したというヘトル部屋は、今は着物の着付け場所として活用されているということで残念。
そっちの方が需要があるんだなぁ、などと思いながら、世界への窓口となったこの小さな島に封じ込められた歴史に思いをはせる。でも商館長は妻子をよぶのが許されなかったのに、遊女はここに出入りできたとはなんだかなぁ…と、そんなことが気になるのであった。


着物で散策のお嬢さん方を車椅子からまぶしく眺める、の図。


出島の中に出島、1/15のミニチュアが作られた庭をいそいそと見に行く隊長。一人置いてけぼりのわたくし。くー、私だって箱庭やミニチュアが大好きなのに、寂しい。それでもまだまだバリアフリー化が充実していない地方都市で、こうして貴重な歴史の復元物を垣間見られたことに感謝。怪我が治ったら自分の足でまた見てまわりたい場所だった。

出島
長崎県長崎市出島町6−1

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