2017/04/29 (Sat) 5時間足らずで激変の気候


このままでは搭乗時間に間に合わないのではないかと心配になるほど動作が緩慢なレンタカー屋に無事、車を返し、空港に着。いつもなら、機内で食べるための軽食を空港で買うのだが、今回はそのまま乗り込んだ。というのも行きの機内でジェットブルーのメニューを見ていたら、なかなかよさそうなサラダやサンドイッチがあったので。これなら高い空港のスナックを買わずとも、機内で頼めばよろしいな。
と、食べ物に関しては無駄に機転の効く私であったが、


誤算…。
機内で食事を頼めるのは、もっと搭乗時間の長いフライトだけであった。こんなことなら、空港内にもあるバッカスさんで何か買えばよかった、と後悔しても既に空の上。仕方なく、ほとんど乾き物だけであまりそそられぬEatUpなるスナックボックスから、


チーズ中心のPickMeUpを選ぶ。うーむ、フランス側の美味しいチーズに比べたら…薄い…。食欲がピックアップされない…。
などとぶつぶつ言っているうちに、


5時間前のこの景色から、


5時間後のこの景色へと視界が変わる。し、白い…。
真夏からいきなりの零下。JFKで車を待つ間に凍え死ぬかと思った。

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2017/04/28 (Fri) 2017セント・マーティン島12日目~最後の朝散歩


横道覗きとも、グランカーズの湾を染める朝日とも、仲良くなったにゃんことも今朝でお別れ。名残惜しいのう。
毎日毎日、朝ごはん前によく歩いたものである。私にとっては、だが(日々ウォーキングをかかさぬ友人に言ったら、はッッと鼻で笑われたっけ)。この習慣をNYでも維持したい。だが続けられるとは、自分を知る我にはとても思えないので、無駄な誓いはせぬことにしよう。はッ…。
宿に戻ってマンゴーとフロマージュブランの朝ごはん食べて、空港に持っていく最後の鴨とチーズとバジルのバゲットサンドを作り、最後の荷づくり。SジーさんとEルさんとわんこのサーシャに挨拶をして、いざ空港へ。


来年まで、さいなら、島。

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2017/04/27 (Thu) 島最後の晩餐はラングーストで締め


旅の初日をここで始め、旅の最終日の晩ごはんもまたこの店で締める。去年からなんとなくそういうことになっている。それほどお気に入りのこの店オーベルジュ・グルマン。確か去年も同じことを提案したんだっけ、と思い出す。


店内にはカリブ印象派の父と呼ばれる画家ローランド・リチャードソンがあちらこちらに。右の絵もそうだけれど、彼の作品にはオレンジ色に咲き誇るフランボヤンの花がよく登場する。いつか実物を見てみたいと思うものの、花のシーズンは初夏。カリブに暑い季節に訪れる勇気もなく、見られずじまいのままになりそうじゃ。


前回は特別メニューのフォアグラの3種仕立てに浮気してしまったけれど、やっぱりこの基本のフォアグラのパン・ソテーには叶わない。
柔らかくとろける肝に粛々と向き合い、そっとナイフを入れる。にじみ出る上品な油。ソーテルヌの貴腐ワインのソースとキャラメライズした梨の甘みが、それはそれはリッチな鴨の肝の風味を引き立てる…と、自分の前記事をコピペするものぐさぶりですみませんね。


シーバスは贅沢にロブスター詰め、貝の出汁の旨みがとけるホワイト・バターソースで。ズッキーニのベッドに、マッシュされた人参は生姜風味と、隅々まで手の込んだ料理は一口ずつが愉し。


私はいつものカリブのロブスター、ラングーストを。濃厚なパセリ・ガーリックバターにまみれたぷりぷりの身、なんと贅沢に半身が3尾も出てくる。今回はロロのラングーストがハズれだったぶん、大満足。この味のためには鋭い殻に手を刺されつつも、果敢に挑むしかないのだ。
ただ難をいえば、この店は火曜祭りの日は避けるべきかもしれんなぁ、と自分メモ。サービスも手薄になり、最後のラム・サービスも省略(まぁ別にそれはいいのだが)。他の店に火曜に入ったときは変わらず安定していたのだが。と、またひとつ学ぶ最後の島の夜じゃった。

L'Auberge Gourmande
89 Boulevard de Grand Case, Grand Case 97150, St-Martin

◆旅の初日に来てフォアグラ3種にひれ伏した記事は、こちら

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2017/04/26 (Wed) カリブの火曜祭り、2017


グランカーズ・ブルバードで毎週行われるお祭り、通称ハーモニー。先週の火曜は雨で中止になっちゃったから、今日は無事決行されてよかったよかった。確か去年も一度は強風で中止になっていたし、けっこう簡単に「やーめた」となっちゃうらしい。ぐだぐだで中止アナウンスもしないものだから交通規制のない通りに知らない人たちが車で押し寄せ、意味もなく通りが込み合うという、さすがなカリブモード。
でもやっぱりこの賑やかな火曜がないと物足りないのう。
今年も子どもたちに人気のアヒル釣りが出ていて、まさに夜店の情緒溢れる椰子の下。


ペイント物に弱し。買いたい欲より、私も描きたい欲がひしひしと。石に、プランターに、ガラスに、冷蔵庫に(これは昔やって、後でたいそう後悔した)。


人が欲しがるものは様々だということを思い知る旅の夜。ほしいんだ、それ…。


この素敵な女性オーナーのいる店に引き寄せられ、ついワンピースを買ってしもうた。そして今、これを書いている今、その柄さえ思い出せない自分が怖いの。


いったん休憩で通り沿いのレストランで食事をしていたのだが、パレードが始まったので表に飛び出した。テーブルに置いてけぼりの隊長。


いつもは閉まっているスティールパンの練習場パンヤードもハーモニーの夜は開いて公開練習。ああ、NYの地下鉄ホームで効くパンの音色もいいけれど、やっぱりカリブで効くパンは最高じゃのう。


また来年の火曜もここに戻ってこれますように、とパンの涼やかな響きに願いをこめて。

Grand Case Harmony Night
◆去年の火曜祭りの記事は、こちら

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2017/04/25 (Tue) 2017セント・マーティン島11日目~楽園からの眺めはレイジー


毎年、そうめぼしいものはないのに、まだやっているのか気になってつい覗きに来てしまう丘の上の土産物屋、パラダイス・ビュー。その名の通り、楽園の眺め。
…なのだが、どうもここは毎年やる気のなさが増しているのが心配だ。今年なんて、2度来たのに2度とも開いておらず、今日で3度目である。そのぶん、マリゴの市場のように押しが強くないのは嬉しいのだが、もうちょっと儲け心出してもいいような。


パステルに塗られた小屋、後ろ姿もまた可愛や。


ほっ、今日は開いておる。クラフト系の雑貨が充実しているので眺めているだけでも楽しい。うちのベランダに小鳥が来てくれるならバードハウスがほしいところだが、鷹しか来てくれないからのう。
貝細工に惹かれ思わず手に取りそうになるも、思いとどまる。確か大昔、フロリダで貝細工のプランター・ホルダーを買ったことを思い出したのである。お母さん、あのプランター・ホルダー、どこ行ったんでしょうねぇ。


右上の子供用ワンピースは、珍しく化繊ではなく木綿なので、ミシガンにいる双子ちゃんに買おうとかなり真剣にサイズを吟味…。しかし男の子用のお揃いが見つからず断念(男女の双子なのじゃ)。この布で男の子用のセットアップを作ってくれることを切に望む。もしかしたら来年…いや来年は閉まっておるかも。
そこで、前々から気になっていた営業時間を遂にお店の感じのいいおばさんに訊いてみたところ…、「9時から4時」とのこと。閉まるの早っ。しかも週末開いてないし。そんなあなたのやる気のなさが素敵なことよ。


ラムとスパイスの店もいいたたずまい。
それにしても、毎年この店の記事を書くたびに、数年前にここで買ったピアスをまだイヤリングに付け替えておらず一度もつけていないことを思い出すのであった。客もまた、ものぐさ。

Paradise View
Route D'orient Bay, Top of the Hill , St.Martin

◆去年の記事は、こちら

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