2018/09/29 (Sat) パトリシアのファッションショー


その昔、ファッション誌の編集に関わっていたことが自分でも信じられぬほど、お洒落ワールドから一千億光年ぐらい遠い私だが、ロウアー・イースト・サイドのご近所さんのよしみでパトリシア・フィールドさんのファッションショーにお招きいただいた。会場に選ばれたのは、ジェントルマンズ・クラブと名がついておるが、な、なんとストリップクラブ! 人生で一度も足を踏み入れたことのないその場所に、次々とお洒落な招待客たちが吸い込まれていく。
お洒落…というか、ねぇねぇどうして王様がいるのじゃ? 斬新な個性で知られるパトリシアのファッション・ワールド、さすが来る人々も個性的。度を越えて…。


ショーが始まる前のひと時では、モデルさんたちがストリップクラブにつきもののバーと怪しげに戯れているし…果たして載せていいのか?


こんなセクシーな衣装なのに、眼鏡っこというところが、またセンスの良さを感じるのう。


ランウェイを次々と闊歩するモデルたち、奇抜なハンドペインティングの衣装も、彼らが着るとかっこええー。私がきたら、きっとヤバい人…。


ひときわ喝采を浴びていた彼女、お色気路線のSiFi映画のヒロインみたいなオーラを放っておる。


最後に登場したパトリシア、彼女がプロデュースするファッションは過激でゴージャスなのに、ご本人はさらりと白いシャツに粋な帽子。
ああやっぱり格好いいぜ、パトリシア!

Sapphire 39
20 W 39th St, New York, NY 10018

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2018/09/06 (Thu) 箱入り雪だるま


おなじみとなった、MoMA(ニューヨーク近代美術館)のメンバー・セレブレーションへ。今回は、館内ではなく、盛夏の彫刻の庭にて。ええ、暑い、暑いですとも…。


ビルの谷間にそびえる薔薇を見上げ、


冷凍庫に鎮座する箱入り小僧な雪だるまを眺めて涼をいただく。この雪だるまを含め、フィッシュリ&ヴァイス、アーティストのペーター・フィッシュリとダヴィッド・ヴァイスのインスタレーションがそこかしこに。皆さん、この雪だるまの前で「ううっっ、さぶっっ」という顔で記念写真を撮るのが、さぶいのではあった。


水を見ると、お金を入れたくなってしまう人間の性もまたいとおかし。


夏は好きだけれど、暑くないと、ししとうも茄子もよく育ってくれないけれど…もう少しだけ涼しく過ごせますように。

The Museum of Modern Art
11 W 53rd St, New York, NY 10019

◆前回、ボディス・イセク・キンゲレスの小宇宙を鑑賞した記事は、こちら

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2018/07/27 (Fri) 朝倉寛さんの花と花器展


お茶の稽古の後で、朝倉寛さんによる花と花器展のレセプションへ@柳ギャラリー。
扉を開けて真っ先に目に入る氷の竹林から、微かな涼風が吹いてくるような。


新旧の陶芸作品、籠、岩、そして氷の彫刻まで。趣溢れる花器に寄り添うように生けられた花々の静謐なたたずまいが、染み入るような美しさ。
今日はお稽古でたまたま美しい蓮の葉の漢詩を聞いたばかりだったので、嬉しい偶然の思いで、ほのかな紅に染まる蓮の蕾に眺めいる。


氷に彫られた笹が溶けゆく様も、また儚いのう。
美しい花と花入れの調和の妙を楽しんでいたところで、裏千家だけでなく、武者小路や表千家のお茶友たちとも遭遇、苔のお手入れに器にと話が弾む♪ 流派も人種も超えて。花はひとを呼ぶのだな…。


カメラの前に立ってくださった、穏やかなたたずまいの寛さん。素敵な空間と時間をありがとうございました。

Koichi Yanagi Oriental Fine Arts
17 E 71st St #4, New York, NY 10021

◆朝倉寛さんのHPは、こちら

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2018/07/26 (Thu) Blancマガジンの新刊発表パーティーへ


ワールドワイドで展開するファッション/アート雑誌、ブランクの新刊リリースパーティーへ@Cachet Boutique NYC。
おおっ、大盛況おめでとうございます。誌面のアーティスティックなセンスもさることながら、その贅沢なつくりに感銘。この上質な紙で!(→しつこく紙を触っている)この厚さで!(→定価があがるので原稿枚数減らしてと言われた経験多々)全面カラーで(→コストがあがるのでカラーページは減らし…以下略)しかもカバーは2種とな!え、広告なしの全オリジナル編集!?
長いこと本作りに携わってきた身としては、なんという挑戦と冒険と夢がつまった雑誌でしょうか。これからの日本展開にも期待!
そして、おされピープルにくらくらした後は急激に空腹を感じ、近くのラーメン屋で冷やし担々麺を啜ったちっともおされでない私たちであった。

Blanc Magazine

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2018/07/15 (Sun) ライ・クーダー


単独公演を観るのは何10年ぶりになるのだろう、待ちかねたライ・クーダーのコンサート@タウンホール。


息子であるヨアキム・クーダーのドラムにリズムを支えられ、6、7本のギターを友のように扱いながら歌う声は、逞しく優しい。この日の客もまた楽しい(おっさん率高し!)。


バックヴォーカルを務めるハミルトーンズのソロ・コーナーもその声の調和に聞き惚れる。


掛け声、呼びかけ、気軽なやりとり。「ここ(タウンホール)はいいね。ラウンジがフィッシング・ロッジって感じだ」うはは、歴史あるタウンホールを釣り小屋にたとえるとは~! けれど様々な背景を抱く音楽が、彼の投げる釣り糸を通してとても間近に降りてきた、そんな感謝さえ生まれるコンサートであった。


ラストの曲はもちろん「Prodigal Son」 。幼い頃からみあげてきた父の雄姿に同じステージで寄り添うヨアキムは、ちっとも放蕩息子じゃないけどのう。

The Town Hall

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大江千里さんとの対談掲載されました。
小説すばるにて連載エッセイ始まりました。
新刊『虹の巣』出ました。(2016)


虹の巣
クロワッサンに書評載りました。
小説すばるに短編「金の雪」載りました。
小説すばるに、短編「スカ」載りました。
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