2017/06/10 (Sat) 石川政実カルテット@Jazz at Kitano


友人のジャズ・ピアニスト福森道華ちゃんのご主人でギタリストの石川政実さんがリーダーを務めるコンサートへ@Jazz at Kitano。
まずはショーが始まる前にいつものごとく腹ごしらえ、腹が減っては戦…ではなくライブ鑑賞はできぬ。シェアしたいといったらきちんと分けてサーブしてくれたのが嬉しいさっぱり系のシーザーサラダに、


ポークチョップは肉は柔らかで美味しいのだが、甘すぎるタレがちょい残念。だがそんなことも吹き飛ぶほどに、


充実のライブであった。
妻のみっちゃんもピアノで参加、リズムセクション陣にはブレッカーズブラザーズなどで活躍した世界屈指レベルのミュージシャン、ベースのジェフ・アンドリュースとドラムスのアダム・ナスバウムを迎え、ブルージーでグルーヴィーな夜がさく裂。
いやぁ石川さんのギターかっこいい、気持ちいい。ファンキー仕様の魂が、ぐいぐい指先から放出されてくる。ミュージシャン同士が限りなくインスパイヤされあいながら、緊張と快感をはらむ空間を次々と生み出していくのを生で体感できるすばらしさ。とっくりと味わわせていただいた。


夫婦でこんな時間を共有できるなんて、本当にすごい、としみじみ驚嘆。たとえ普段はそっちの餃子が1個多いとか、イビキがうるさいとか、夫婦喧嘩していても(勝手な想像です、あくまでも)、ステージにあがったら当たり前だが凌ぎを削る一音楽家同士なんだなぁ。
楽しい夜をありがとう。次回はぜひ夫婦漫談コーナーも設けてほしいところじゃ…(ぼそっ)。

Jazz at Kitano
66 Park Ave, New York, NY 10016

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2017/06/02 (Fri) めくるめく若衆の世界を覗く


ジャパン・ソサエティで催されている「A Third Gender: Beautiful Youths in Japanese Prints」(第三のジェンダー:浮世絵に見る若衆)展へ。子どもでも大人でも、男でも(実際は男なのだが)女でもない第三のジェンダーとしての江戸時代の若衆(わかしゅ、原服前の若い男性のこと)に着目し、彼らを題材とした浮世絵や美術品が展示されている。淫靡な男性同士あり、女性と男性の楚々とした恋風景あり、果ては若衆になりたいという願望を持つ女性らしき姿あり。
眺めれば眺めるほど、深く広がる若衆の世界に手招きされる。
ボランティアでツアーをやっているT子さんの丁寧かつ知識と考察溢れるガイドのおかげで、じっくりと若衆たちの魅惑的な(時に)倒錯ワールドを堪能。いやぁ、面白かったなぁ。


途中から一緒に観てまわったH子ちゃんのティーンエイジャーの息子さんも参加。イケない春画の前で「いいの? こんなの観せちゃっていーの?」とこちらの方がひやひやしたのだが。当の息子くんは、「ヨーロッパにも似たような文化があって……」と新たな知識を冷静に披露してくれたりして、現代の若者はかくも受け入れ口が広いのじゃった。
いま、私のなかでは、若衆が熱い……。

Japan Society / A Third Gender: Beautiful Youths in Japanese Prints
333 E 47th St, New York, NY 10017
6月11日までやっているので、興味のある方はぜひ~。

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2017/05/08 (Mon) ウィル・ダウニングにてソウル飢えを満たす


会場も予想しない人気ぶりでチケットはオーバーソールド状態、クラブ史上最悪のぼろぼろサービスだったけど、ダウニングの歌声ですべて帳消し。



ああ、私はいつだってスウィートなソウルミュージックが好きだったんだよなぁ、と知らぬうちのソウル飢えを満たしていただけた。

B.B.King Blues Club
237 W 42nd St, New York, NY 10036

◆以前、アヴェレージ・ホワイト・バンドを観た記事は、こちら

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2017/03/07 (Tue) サンドロ・キア展


フィレンツェの生まれの画家、彫刻家サンドロ・キア展へ@Marc Straus Gallery。
ずっと眺めていたら、物語がつぎつぎに産声をあげそうな作品に魅了される。


というより、すでにいま書いておる物語の主人公にものすごくしっくりくる…。交渉して使わせてもらおうか(身の程知らず)。
個性、というより、個人。潔い、ただの個。
人はそれぞれどんなふうに生きておっても、個をあたりまえに抱えているんだなということを、しみじみ伝えてくれる。

Marc Straus Gallery
299 Grand St, New York, NY 10002
サンドロ・キア展は4月2日までやっているので、興味のある方はぜひ。ご近所なので、私も何度も足を運んでしまいそう。

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2017/01/22 (Sun) 福森道華ライブ


友人のジャズ・ピアニスト、福森道華ちゃんのライブへ@ブルーノート。
演奏写真はブレブレになってしまったので、MC中の写真で失礼。


昨年発表された12年ぶりのリーダー・アルバム『Quality Time』からの曲も多く披露され、情感あふれる演奏に魅了される。いつもはおばか話で盛り上がりながらごはんを食べている友人の晴れ姿。誇らしいやら、「ドレスのファスナー大丈夫だよね」「靴脱げないか」などと緊張するやら(いらん親心)。
ベースはAidan O'Donnell、ドラムスはBilly Drummondという豪華リズム・セクションとの呼吸もぴったり。すでに名物芸と化しているMCで笑わせてくれたりと、エンタテイナーとしてもいけるぞみっちゃん。どの曲も表情豊かですばらしかったけれど、とりわけタイトルの名づけ親は彼女が師と仰ぐスティーブ・キューンだという「マイ・ミューズ」の美しい旋律と繊細な音色に心さらわれた…。


さてジャズ・ブランチということで、私はコーンビーフ・ハッシュを。マッシュポテトてんこもりのうえに、サニーサイドの下にもコンビーフとあえたじゃがいもがたっぷりと。軽やかなジャズに反して、腹は重くなっていく…。


こちらはエッグス・ベネディクト。卵、とろーり。
ジャズを楽しみながら、ワインにブランチ。日曜の午後の愉しいひとときであった。次に彼女に会ったときに感想をちゃんと伝えよう!と思っても、きっとうまく言えないんだろうなぁ。「おお、よかったよ、アレ」なんて感じで(シャイな彼氏か)。

Blue Note Jazz Club New York
131 W 3rd St, New York, NY 10012

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