2017/09/06 (Wed) アーロン・ネヴィル・デュオ


お待ちかねのアーロン・ネヴィル登場。
「つぎ何歌おっかなー♪」とぶ厚い歌詞ノートを手で繰りながらの、やや落ち着きない強面アーロンさんだが、マイケル・グッズの臨機応変なピアノをバックにひとたび歌いだすと、表現力豊かで深い歌声に曲ごと惹きこまれていく。ニューオリンズやR&Bにこだわらず、ジェームス・テイラーにキャロル・キング、ビリー・ジョエル、そして「Morning has come」で涙腺が…。
いったい何曲歌ったのだろう。ネヴィル・ブラザーズとはまた別の、すべての音楽を愛する、歌い手としてのアーロンのルーツがどの曲でも浮彫りにされていく。
不愛想というかシャイな彼だけあって、曲への思い入れも解説もなし。ただただ、アーロンのめくり続けるソングブックの頁にお邪魔し、思い切り堪能させてもらったようなめくるめく夜だった。

City Winery
155 Varick St, New York, NY 10013

◆昨年、ここでドクター・ジョンを観た時の記事は、こちら

楽しみもの | trackback(0) | comment(0) |


2017/08/23 (Wed) 日食と今後


素人が、コンデジで、何も考えずに日食写真を撮ろうとしても、ただの太陽写真しか撮れぬことを思い知る…。


かわりに空を見上げる人々を眺める。


「え、もっと暗くなるんじゃないの?」「夕立前の方がまだ暗い」「こんだけ!?」などと(おそらく)言いあいながら、人が引いていく様もまた愉快…。
日本で見られるつぎの皆既日食は2035年かぁ。「日食用の専用眼鏡買っておこうかなー今なら安くなってるし!」と隊長に言ったら、「どこにしまったかきっと忘れてるから、やめておけば」と返ってきた。
それにしても、SNSを覗いたらスマホで撮った人でも、これより百倍はマシにきちんと欠けた太陽を撮っておられたが、どんな秘訣があるんだろうか。これも18年後までに習得しておきたい課題である。

楽しみもの | trackback(0) | comment(0) |


2017/07/29 (Sat) 祝イチジクと靴紐行脚


午後、靴紐を探してご近所を徘徊する。1店目の靴修理屋さんで「まぁまぁだが、やや細めかのう」という紐を買い、2店目の雑貨屋で「ちょうどいい太さだが、なんだか表面がツルツルして解けそうだな」という紐を買う。完璧なる靴紐を求めるのは高度な技で、そこそこの靴紐が増殖していくのをしみじみ眺める。
さて、靴紐行脚から戻ってきてまたまた収穫できたイチジクさん、なんとこれは剪定のために切り落とした枝を育てたものに実ったお初ものなのだ。初剪定イチジク、嬉しい。しかし靴紐同様、剪定枝のイチジクも増殖している我が家だ。いま、1鉢は嫁に出し、親イチジクさん入れて3鉢…。


祝・イチジクの晩酌皿に侵入した不審なブラックベリー1個。不愛想で、果物を選ぼうとすると機嫌が悪くなる果物屋台のおじさんから買ったもの。


冷蔵庫de1日ドライエイジングしたリブアイやフラットブレッド、キャベツをベイビーQちゃんでじゅー。えごまで巻いて食べる牛肉もよろしいが、柔らかく蒸してから焼き付けたキャベツが甘い、旨い。

楽しみもの | trackback(0) | comment(0) |


2017/07/26 (Wed) 矢野顕子トリオ@Joe's Pub


本日はイーストヴィレッジにて楽しみにしていた矢野顕子トリオのコンサートへ@Joe’s Pub。
このコンサート、本来なら3月のカリブ旅行中の予定だったので行けなくて地団太踏んでいたところ、吹雪で延期。ご本人たちは大変だったと思うけれど💦、私的にはラッキーなのでした。


勝手にシリーズ化、主を待つピアノ・シリーズ。たいていのクラブサイズのコンサートはフラッシュなしなら写真OKなのだが、日本人の場合はほとんどNG。この日もダメだったのだが、それでも皆さんバシバシとスマホで撮っておられた。あれはどこかに載せるのであろうか。好きなアーティストの意向を無視してまで載せたいのであろうか…ふにふに、と考えつつ、


コンサート前の腹ごしらえにと、ブロッコリーニのグリルに、


ズッキーニとスクワッシュのバルサミコ・ロースト、


そして、ちょっとした腹ごしらえのつもりが、どーんと大きなフライドチキン・サンドイッチ登場…期待していなかったのだけど、クリスピーで美味しかったな。そしてお待ちかねのアッコちゃん登場。
ステージを盛りあげるエンタテイナーのウィル・リーと穏やかながら時おりの爆裂が格好いいクリス・パーカーの強靭なリズム陣に囲まれ、いつもながらに伸びやかに自由に舞うアッコちゃんのピアノと声。楽しいのに涙が滲む珠玉のライブであったことよ。
ちなみに、例のごとく仲良くなった相席のアメリカ人と色々喋ってていたのだが、「どうして矢野さんを知ったの?」と訊いたら「僕もミュージシャンでクリスとも演奏してたのでその流れで。でも最高だねー彼女」と。もしかして知られておる方だったのかも?
というようなことを、会場でばったり遭遇した大江千里くんと話したのじゃった。

Joe's Pub
425 Lafayette St, New York, NY 10003

◆前回のJoe's Pubでの矢野顕子トリオの記事は、こちら

楽しみもの | trackback(0) | comment(0) |


2017/07/03 (Mon) ドクター・ジョンとヘンリー・バトラー


Dr. John & Henry Butler @ The Town Hall, June 2017
ブルーノート・ジャズフェスティバルの一環として催されたドクター・ジョンとヘンリー・バトラーのコンサートへ@タウンホール。このところ、ゲストを呼んでのコンサートが多いドクター様だが、去年のダヴェル・クロフォードに続き、今回は盲目のニューオリンズ・ピアニスト、ヘンリー・バトラーとの共演である。


歴史あるタウンホールの様子なども。このホール、2階のトイレがいつも長い行列なのは困りものなのだが、その間にこのホールで録音されたアーティストなどの額を眺めるのも楽しいのじゃった。


髑髏をのせたピアノといったら、


もちろんこの方、ドクター・ジョン。彼がひとたび鍵盤に触れば、途端にマンハッタンらニューオリンズのグルーヴがあふれ出す。


しかし今回は、気迫に満ちたバトラーの演奏と歌が、主役を食う凄さで会場は大喝采の連続だったなぁ。迫りくるような生命感に圧倒されっぱなし。それをおっとりと眺める、いやその場の空気を感じ取り浸っておるような御大…。なんだかすでに違う境地に入っておられるようだ。


ドクターの演奏が控えめなのは体調含めやや心配でもあったが、もしかしてこうして数々のゲストを招くことで、アラン・トゥーサン亡き今、ニューオリンズ・ピアノの火を絶やさぬ心意気のかなぁとも思ったりしたのだった。
そこにいて、キーボードを奏で、イカすだみ声で歌ってくれるだけでもはや不動の存在感を醸し出すドクター・ジョン。
ああ、あの湿って熱く濃いニューオリンズの空気のなかでも彼のピアノをいつか聴いてみたいものじゃ。

The Town Hall
123 W 43rd St, New York, NY 10036

◆昨年の、ダヴェル・クロフォードとの共演ライブの記事は、こちら

楽しみもの | trackback(0) | comment(0) |


| TOP | next >>

野中ともそ tomoso nonaka

こんな者です↓
おひるねスケッチ(本館サイト)
Profile
著作リスト
Twitter @tomosononaka

いまんとこニュース
大江千里さんとの対談掲載されました。
小説すばるにて連載エッセイ始まりました。
新刊『虹の巣』出ました。(2016)


虹の巣
クロワッサンに書評載りました。
小説すばるに短編「金の雪」載りました。
小説すばるに、短編「スカ」載りました。
着物の時間。ムックに取材記事載りました。
クロワッサンに寄稿しました。
国際子ども図書館の展示解説本に掲載されました。
JAL skywardに寄稿しました。

calendar & archives

new entry

category

new comments

books


ぴしゃんちゃん

つまのつもり

海鳴屋楽団、
空をいく

銀河を、
木の葉のボートで

鴨とぶ空の、
プレスリー

おどりば
金魚

チェリー

世界の
はての
レゲエ・バー

Teen Age

もぐらの
バイオリン

フラグラーの
海上鉄道

search

links

RSS