2017/03/31 (Fri) 水曜日は懇親パーティー


いつも泳ぐビーチには大きなイグアナがうろうろしている。海で遊んでいる最中、いつも同じ平たい岩の上にタオルやらの荷物を置いているのだが、昨日はそのすぐ近くでイグちゃんと目があってめちゃくちゃどっきりした。
出会えると嬉しいけど、でかイグちゃんが予期せぬタイミングで至近距離にいるとぎくっとする。そして今日驚いたのは、まったく同じ岩の上にそのイグちゃんが同じ姿勢でいたこと。ええっ、いくら動きの遅いイグアナといえど、24時間ずっと同じ場所に?
隊長は、「いや、これが自分の岩ときめて(私たちのように)、戻ってきたんじゃないの」というが。そうだろうか。気になる、イグちゃんに訊いてみたい。が、舌をちろっと出して「あんたの知ることか」とごまかされそう。
と、そんなイグ日和じゃった本日は、水曜恒例、宿の懇親パーティー。夜の7時頃には、皆がそれぞれワインやビールなどを手に、この岩の間にしつらえられたピクニックコーナーに集まるのじゃった。ぞろぞろとイグアナのように。


ロロよりも美味しいEールさんのグリルド・ロブスター、自家製のガーリックバターをたっぷり塗っているのだとか。相変わらずリブ狙いの隊長に、今年はEールさんが初挑戦したというコンク&ダンプリング・シチューが激烈に旨し。こんなに柔らかく味わい深くなるとは。ダンプリングももっちり懐かしの味。NYで新鮮なコンク貝を売っている店を見つけたので、今度Eールさんに訊いて挑戦してみたいなぁ。


そして、愛するSジーさん作のベイクド・クリストフィン(ハヤトウリ)。じつは今回、原稿にそのことを書きたいのだと伝えたら、なんと実践でレシピを教示していただけることに。わーい、Sジーさんのカリブお料理教室楽しみじゃ。
そして今宵も、すでに顔見知りになった常連の宿泊客たちと楽しいひとときは続いたのだった。今年もありがとう、Eールさん、Sジーさん。

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2017/03/31 (Fri) コラリタ自然保護区


お昼寝、浜辺遊びを終えてシャワーを浴びたなら、夕方ドライブへ。本日目ざすは、オイスターポンド方面のCoralita自然保護区。このあたりのうちわ椰子がなびく風景が、植民地時代を思わせる雰囲気でどことなく郷愁があって好きなのだ。
このCoralita、大好きな花Coral Vineの別名でもあるけれど、可憐に咲き誇るピンクの野花からとられたんだろうか。


そこに展望台があれば、人はのぼる。きっと山羊ものぼる。この展望台、L'Observatoire Baleinesの名が。つまりは鯨展望台。運がよければザトウクジラが見られるらしい。運がよくないので見られず、かわりに、


潮干狩りらしきことをしておるが遠くに。なんの貝だろう、気になるな。


ウィンドサーフィンをする人たちがそろそろ海からあがってくる時間。この日も歌いましたとも、「今日の日はさようなら」…。また逢う日まで。

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2017/03/30 (Thu) お隣さんからありがたきいただきもの


去年も顔をあわせたお隣の部屋のP&Jご夫婦。バルコニーが続いておるのでよく話すのだが、ノース・カロライナから訪れる彼らは毎年一か月は滞在しておられるとか。羨ましい…。そして彼らの滞在最後の数日間と私たちの最初の数日がダブるのだが、発つ前に「これ使わない?」と奥様のほうが残った食材をおすそ分けしてくれるのも恒例のこと。
いただきます、いただきます、食べられるものなら椅子と机の脚以外なんでも(注・私は日本人です)…。
ワインにサラダ用野菜、クラッカー、たくさんのチーズの中には私たちが使わないスライスチーズまで。なんというか、食材の選び方がアメリカ人だのう。私みたいに「めずらし~、フランスのスーパー楽しい~わかんないけど芽キャベツの缶詰買ってみよー(→見事に失敗)」という浮かれ感などない、己の生活リズムを守るべく落ち着きが。ありがたくいただき、来年も会おうね、と約束して見送ったのじゃった。
そしてそのスライスチーズが、本日のバゲットサンドにはちょうどよかった。お持ち帰りのBBQミートをほぐしてディジョンマスタードで和えたものが、このほっそーいバゲットになかなか乗りにくいのだが、いい接着剤になってくれた。スライスチーズ、接着剤扱い。
マーシュにいただいたロメインレタスも混ぜこんで、ややアメリカンな昼ごはんをば。後ろに見えるのは、毎年持参する日東のペットボトル用黒豆茶や紅茶。旅にお勧めじゃ。

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2017/03/30 (Thu) 2017セント・マーティン島5日目~マドラス郷愁


フランス側の首都、マリゴは水曜か土曜に行くことにしておる。というのもクルーズ船が着くこともあって市場がにぎわうから、と誰かから風の噂で聞いたので。しかしそれもかなり前。すでに真偽はわからなくなっておるが、まあいいか。とりあえず本日は水曜なので、マリゴへGo。
ちなみにマリゴには有名な要塞がある。私たちも2年まえに出かけたのだが、それ以来「要塞よかったよね、大好き!「また見たい!行こう!」という話は口にのぼらない。一度はのぼってみたい。だがリピ率そうでもなし。そう、きっとそれが要塞というもの…。


しかし市場なら何度でも出かけたい。土産物ばかりだし、めぼしいものもそうないのだが、カラフルな雑貨を眺めているだけで楽し。カリブ人形が可愛らしいのう。
ちなみにここには子供用のアロハシャツとパンツのセットがよく売られていて、それがすごく可愛いので、土産に…と思ったのだが。どうも手触りがコットンでなく化繊の様子。うーん暑い夏、子供には肌触りが悪いしのう。
と、素材タグを眺めるため手にとったが最後。おばちゃんたちの「サイズは? どのサイズがほしいの?」攻撃にあうことになる。いや、サイズじゃなくて素材を…といっても、「サイズ!? 探してあげる!」攻め。素材を聞いてもよくわからないらしい。そしてタグを見ても変わった用語でわからない。とりあえず覚えておいて後で調べたらやはりポリエステルじゃった。英語で書いてくれい。


ようやくサイズ攻撃から逃れたところで、マドラスチェックのお店を発見。おお、大好きなマドラス。マルティニークではよく見たけれど、この島では珍しい。白いコットンレースとの組み合わせも素朴でいいのう。おまけにこの店のおばあさんは押しが強くなく、おーっとりと接してくれる。大人向けはないかな、と見たけれど小さい子用ばかりで見つからず(見つからなくてよかった、着たらどういうことになっておったか、と今になって思う)。


あれ、水、土曜は魚屋も開いていると思ったが、今日はオープンしておらず残念。かわりにカリブの魚の種類をじーーと眺め、市場のお兄さんに「何か?」と尋ねられた後は、大好きなブティックPromodさんに寄り道。こちらも残念、本日は出ものなし。

◆そこに要塞があるのでのぼった記事は、こちら

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2017/03/29 (Wed) フォアグラ勝敗がゆらいだ日


島の火曜の晩ごはんは、なんとなくビストロ・カライベスさんで、ということになってきておる。というのも、火曜はハーモニー祭りで大賑わい(今夜は中止だったけれど、それでも混んでおる)、ロロも大混みなのでこの日はプラスチック皿、という寂しいことにもなってしまうのじゃ。そこで祭りを楽しみながら食事を味わうには、グランカーズ・ブルバード添いの美味しい店、ということになる。もちろん予約、しておきましたともん(隊長がマメにNYからメールで…私にはできない几帳面さを時折発揮する)。


ラングーストは食べないけどね、名物の水槽は一応眺める。脱走者がいないか確認のため(たまにおり)。初回に一緒に写真を撮らされたことがかすかなトラウマになっておるのか。


二人とも野菜が食べたい気分だったのでエンダイブとブルーチーズのサラダをそれぞれに。う、フレンチだから小盛かなと思っていたら、どどんと大盛り。さすがカリビアン、しかしこれは二人でシェアしてもよかったのう。千切りのエンダイブのしゃくしゃくした食感を味わった後に飛び込んでくるブルーチーズの優雅な臭み、この繰り返しが癖になる。


そしてやっぱり手が伸びるフォアグラのお皿。新鮮なフォアグラをソテーしたものとさっくり焼いた薄いパイ、ピスタチオを散らしたソースはマンゴーのスウィートとサワーの2種仕立て、南国の甘酸っぱさが濃厚な鴨の肝と抱き合えば口のなかに爽やかな風が吹く。おお、なんだか以前よりさらにお味が進化しておるような。


しかも、とろりと目に麗しいこの断面の厚きこと。以前、フォアグラ食べ比べをした結果フォアグラの一等賞はオーベルジュさんに落ち着いたのだが、いや今年はこっちかも…。


さぁこちらはただの茶色い岩…ではなくて(写真ボケたん)、本日のスペシャルからラムのタジン。じっくりと3時間ブレイズされたラムのすね肉。羊と野菜とひよこ豆の旨みが溶け合う極上のソースをクスクスにたっぷりとかけて。ラムはほろりと骨からはずれる柔らかさ。隊長、クスクスのおかわりをしたそうな顔…。私はおすそ分けのおかわり所望じゃ。


私は「ガーリック好きさんへ」と題された前菜コーナーから、帆立とロイヤル・シュリンプのデュオを。にんにくにトマト、オリーブオイルのプロヴァンス風ソースでいただくぷりぷりの海老に帆立の旨きこと。炭火なのだろうか、香ばしい焼き加減が絶妙。しかし。さっき山ほど食べたエンダイブのサラダがここにも登場。しまった…。


サービスの甘いジンジャー風味のラムを啜ったら、祭りがないとはいうもののまだ賑やいでいる通りを見て歩こう。

ところで、この店Auberge Gourmande、そしてお向かいのOcean 82は姉妹店でこの3店を制覇すると、ギフトがもらえるスタンプカードがあるのだが。去年と今年で無事たまってなんと今年は特製フレーヴァー・ラムのボトルをいただいてしもうた。大切に持ち帰って、NYでカリブを思い出しながら飲むとしよう。

Bistrot Caraibes
81 Grand Case Boulevard, Grand Case, St Martin
◆前回の記事は、こちら
しかもこの時はTシャツをもらっておる。ありがとう、カライベスさん。

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野中ともそ tomoso nonaka

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大江千里さんとの対談掲載されました。
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