2017/10/29 (Sun) 機内食覚書と初の羽田便


晩ごはんは、機内にて。ということで、毎度ながらのいやしんぼ覚書をば。
三重県は清水清三郎商店の純米大吟醸、作(ざく)を飲みながらの先付は、カリフラワーのパンナコッタ、ワイルドマッシュルームとトリュフのオイル。かぼちゃのアグロドルチェ、カッテージチーズ添え。トリュフの香りをまとった滑らかなカリフラワーペーストがおいしくて、延々となめ続けていたら日本に着いた(ということは、ない)。


ちまちまつつくのが楽しい彩御前。ずわい蟹なます、アナゴの白菜巻きとクレソンのおひたし、海老揚げ真丈にずんだ、茄子の揚煮浸しと鴨治部煮。袱紗焼き卵、凧柔らか煮、蒟蒻ピリ辛煮、里芋唐揚げ、しめじ酒塩焼き、栗甘露煮。


台の物は牛肉ポン酢餡と鮭とうきび焼き。甘味の洋梨とアーモンドのタルトはパス(夕刻以降のデザートは酒にとってかわる、の法則…)。
そして寝て、読み、観て(河瀬直美監督の「光」に感動)、の繰り返しの後はまたしても軽食。バスの中でおやつ。そして実家に戻って母の手作り餃子。最初から飛ばして翌朝体重計を見ては涙目、の日本の幕開けじゃ。
それにしても、今年からJAL羽田便が就航ということで、羽田からバスで海老名まで一直線で帰れたのがなんだか不思議な気分なのじゃった(ま、東名は渋滞していて、電車のほうが早いのだけど…)。

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2017/10/28 (Sat) ターミナル1にてソーセージ@JFK空港


本日から恒例、秋の日本旅。皆さん、「もうその季節か」とノナカ到来と共に時の過行く速さを実感してくだっているようだ。こんな薄い印象の私でも何か人に残せるものはあるのだのう、と実感することである(何を残しておるのかというと、たぶん飲み会の思い出ぐらいだったりするのだが)。


そして、毎度そのチョイスの少なさに落胆してなんちゃって巻き寿司など食べてしまうターミナル1のダイニングコーナーに、新しくできたソーセージの店を発見。
といって、いきなり朝っぱらからブラートヴルストを食べてしまう自分はどうなのか。しかもマスタード多めで、と頼んだら、お姉さんが「私も好きなのよ」と止める間もなく怒涛の勢いでかけてくれた。奥に見えるのはプリッツェル。
機内で胃がもたれる予感をひしひしと抱きながら、いざ激混みのセキュリティー・ゲートへと。

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2017/10/23 (Mon) METにて、 アーヴィング・ペンと川久保玲展


NYに出張で来ていた大学時代のバンド・サークルの友人を誘って、メトロポリタン美術館へ。まずは、アーヴィング・ペンの生誕100年を記念する回顧展へ。「これを使ってたんだなぁ、すげぇ~~」とペンが長年使っていた愛機ローライフレックスをなめるように眺める映像作家の友人…。
フィラデルフィア美術大学でハーパース・バザーのアートディレクターとして有名なアレクセイ・ブロドビッチに学び、元は画家・イラストレーターとしてキャリアを歩み始めたペン。ハーパース・バザーにイラストが採用された際の原稿料で買ったこのカメラで、撮影を開始したのだとか。


アーヴィング・ペンの名を一躍知らしめたファッション写真。どうして、どうしてこんな格好よくて息をのむ美しいポーズ、瞬間を、とらえることができるのだろう。その昔、何をどう間違ったかFIT(ファッション工科大学)でファッション・イラストレーションを受講していた頃、こんな絵を描きたくてペンの写真や、ディオールの広告を手掛けていたフランスのファッションイラストレーター、ルネ・グリュオーの作品を食い入るように眺めたものだった。当然私に才能はなく、今に至る…わけであるが(若気の至りその1)。


好きな作家のカーソン・マッカラーズ、カポーティ、コクトーの前でしばし立ち止まる。


ペンの貴重なドローイング。このタッチもすごく好き。写真や映像に詳しい友人のおかげで、現像手法の変遷なども解説してもらえて興味深かったなぁ。


さぁてお次は、これも楽しみにしておった「川久保玲/コム・デ・ギャルソン」展へ。と、ギャラリーに入ったところで「あと15分でクローズです!」とのアナウンスが。えええー。そんな…。圧倒的なペンの写真の数々にのめりこみすぎ、時間配分間違えてもうた…。とりあえず早足で見て回る、まわる。


ちなみに展示テーマの副題は、「アート・オブ・ザ・イン・ビトウィーン」。そう、すべての展示コーナーが不在と存在、デザインと非デザイン、ファッションとアンチファッション、これからと今、個人と他者……といった具合に対比され呼びかけられておるのだ。まさに「その間」、カテゴライズされない「隙間」をを川久保さんのデザイン自体が見事にあらわしているともいえる。服か服に非ずか、なんてまさにそのものじゃ。


昔、職場におされな友達がコム・デ・ギャルソンの穴あきだぼだぼパンツやカラスみたいなマントを着てきたときの衝撃は忘れられない…。面白い80年代だったなぁ。などと自分も裾がピーターパンみたいにギザギザになったスカートとかパラシュートみたいなベストとか、かなりヘンテコな恰好をしていた昔むかしを思い出したのじゃった。若気の至り、になるか、あの頃は先端のお洒落をしておった、になるかは人生模様よのう(我、明らかに前者)。

The Metropolitan Museum of Art
1000 5th Ave, New York, NY 10028

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2017/10/22 (Sun) 【ガスなし生活 32日目】ベイビーQちゃんにすがりつく


すでにガスなし生活もいつの間にやら、32日目に突入しておる本日(適当ごはん日記なので、この先も日付は前後する予定…)。ガスレンジが使えぬなかで、救世主のベイビーQちゃんも10月に入った今、遂に最後の登板になりそうじゃ。
しかしあたたかな秋ゆえ、まだまだししとうさんも収穫中。ぽつりぽつりと桃太郎ファイトも赤くなる。ふぁ、ふぁいとぉぉ(気弱に)。


簡易電気コンロのしょぼしょぼクッキングに比べて、なんと心も晴れやかなことか(焼き係は隊長なので、こちらは空を眺めつつ、ベランダ晩酌しておるだけだし)。
土曜日は、リブアイ・ステーキ、採りたてししとう、フラットブレッド、さつまいもなどをベイビーQちゃんでじゅー。


日曜日、ガスなし生活 33日目。これがたぶん本当に今年最後のベイビーQちゃんで、パタゴニア海老、ベイビーオクトパス、オクラ、椎茸などを。


この日は、トレジョに車で出かけ、母のリクエストの「銀杏みたいなやつ」等、土産をたくさん仕入れてきた。ちなみに母よ、それは銀杏でなくピスタチオ…。
さぁ、もうすぐ日本、帰ってくる頃にはこのベランダにもつめたい風が吹いておる頃じゃろう。そして日本から戻ってきても、まだガスが通じてなかったら、泣く…。

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2017/10/21 (Sat) マデリンの唄に聞き惚れる


さて、トロフィー・ワイフさんたちの動向が気になりつつも、オープニング・アクトのデイナ・カーツの芯の強い歌声を楽しんだ後は、


お待ちかねのマデリン・ペルー登場じゃ。


長年の共演で息のあったベーシストとギタリストに支えられ、終始リラックスした雰囲気ながらも、ひとたび歌いだすと曲の奥深くへと泳ぎだす感覚。


久々に生で聞くマデリンの唄は、パリの路上で歌っていた頃からの生き様が深く染みこみ、ますます逞しくもたおやかにもなっておられた(そしてお姿にも貫禄が…)。トム・ウェイツやレナード・コーエンのカバーもしみじみよかったなぁ。
酔いどれてもまだ甘し。そんな歌声なのだった。ずっと浸かっていたい。

City Winery
155 Varick St, New York, NY 10013

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