2017/11/02 (Thu) 台風去りし後の品川にて、貝にきびなご


さてさて本日はNYから隊長が合流し、京都に発つ前に品川のホテルに一泊する日なのじゃが。夜更けから台風で大荒れ、風音とご近所への避難勧告放送で明け方からほぼ眠れず。ネットでフライトの様子を刻一刻と追跡しつつ、昨日、ホテルに午前着で送った旅行バッグは正午すぎても届いておらぬことが判明。あわてて黒猫さんに電話するも「もしかして配送車が通行止めにあっているかもしれません」とらち開かず。え、翌日には京都なのに届かなかったらどうなるんだろう…とおろおろしていたら、大幅に遅れて品川に届いた模様。
ふぅ、はらはらさせてくれるぜ、台風のやつめ。ということで、ようやくほっとしての品川晩ごはんは、四十八漁場品川店。以前いった時にもらった「係長」の名刺を渡すと、「ちょっとシステムが変わったんですよぉ」と新しいカードをもらった。さよなら、係長な自分…。


おなじみ嬉しいつきだしは、新鮮なきびなごにタコの炙り。そばでこまめに焼き加減を見てくれる可愛いお姐さんに、鼻の下伸ばす課長(勝手に昇進するな)。


その日のお勧めの魚介が盛られたかごから、


めったに食べられぬ生ししゃもに猿海老を。ちっこい、かわいい、生ししゃも、だがほくっとした身は壮大な海の香りを連れてくる。


隊長に素通りされた鯖のへしこ、発酵した鯖の力強い香りに冷酒が今宵も進んで、その先は京都…。


旅先では怠りがちな野菜もたっぷりね、ということで、釜揚げしらすの柚子シーザーサラダ。なめらかなドレッシングに香る柚子に、水菜としらすが爽やかに泳ぎ、これはざくざくと進む味。


ちりちりと炙られていくえいひれに蟹味噌甲羅焼きを、目の前でしみじみ眺める幸せ。ああ、荷物が無事ついてよかった。隊長も(ついでに)無事着陸できてよかった。対面してみないと、何が心配なのかはわからぬものだのう、としみじみ思うことである。


初めてお目にかかった猿海老(カワツエビ)の唐揚げがさくさくと磯の香りを連れてくる。関東では珍しいエビということで、さすが全国の漁場から送られてくる魚介類を楽しめるヨンパチさんならではじゃ。


白貝にツブ貝、ホタテなど新鮮な貝をふんだんに使った、貝だらけ昆布焼き。貝からじんわりと染み出しただし汁に酒もろみ醤油がしみこみ、そこにぷりんとまみれた熱々の貝を頬張れば、その美味しさに旅の歓喜もじんわりわいてくる。ああ、台風が過ぎてよかっ…(しつこい)。


だし巻き卵に、白いご飯をもらって、幸せな〆。やっぱり品川の夜は、ここがいいのう。

四十八漁場 品川店
東京都港区 高輪3-25-23 京急第2ビル

◆去年の町田店の記事は、こちら
この記事を見て、「名刺」システムがなくなったのはずいぶん前だと判明。それなのにすっかり忘れ、大昔の係長名刺を出した自分。は、はずかし…。

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