2019/04/30 (Tue) 2度目の火曜ディナー


本日の夕焼けに歌いながら別れを告げたら、いつものように街に出よう。夕陽を捨てて街に出よう(捨ててない)。


本日は島滞在にて2度目の火曜日。つまりはハーモニーの日で、祭りや夜店を愛しておる私としては何度見ても飽きない屋台を眺め歩いたら、こちらへ。今年もきました、オーベルジュ・グルマンさん。去年は閉店していて寂しかったけれど、またこうして慣れ親しんだ顔が迎えてくれるその喜び。マンハッタンの店だとサーバーの人がくるくる変わるどころかお店自体も入れ替わりが激しいのに、グランカーズは変わらないのが嬉しいのう。


そんなにしょっちゅう食べては体に悪いのは分かっておるのだが…やはりこの店のフォアグラも食べずにすますわけにはいかない。シンプルなフォアグラのパン・ソテー、はい、では恒例のコピペいきましょー。「柔らかくとろける肝に粛々と向き合い、そっとナイフを入れる。にじみ出る上品な油。ソーテルヌの貴腐ワインのソースとキャラメライズした梨の甘みが、それはそれはリッチな鴨の肝の風味を引き立てる…」…。そう、美味しすぎると脳みそ働かないもんで。


こちらも定番のエスカルゴ。メニューにも「にんにくとパセリバターのクラシック・フレンチ・スタイル」とある通り、このクラシック加減が嬉しい。隊長は時にクリーム仕立てのエスカルゴもお気に召しているようだが、私はこの3つの味のどれもが欠けても物足りない気分になってしまう。それほどの黄金の組み合わせに溺れるエスカルゴの存在感…。


この店のラングーストはロロのあっさりグリルとはまた違う魅力なのだが、あれ今年はメニューに見当たらない…。聞いてみると、ボートがハリケーンで駄目になってしまったからだそう。残念だけれど、それでは、とこれまた好物のフロッグ・レッグ。またまたたっぷりのにんにくとパセリをまとったカエルさんの足は、なんだか艶っぽく、味もまた骨からほろりとはずれる柔らかな身がさわやかな色気に満ちておる。


なんとも嬉しくなるカラフルなお皿は、海老とホタテのデュオ。ケイジャン風味でソテーしたジャンボ・スキャロップと香ばしい海老は、サフラン香るソースで。アスパラガスのリゾットに野菜のソテー、ズッキーニのカップ、隅々まで色々な味を堪能できて、楽しい火曜の夜を彩ってくれる。


通りに出れば、マルディグラだった先週ほどではないけれど、やはり鮮やかなパーティーが。まぶしい笑顔をメルシー(→綺麗な女性の顔だけ撮るところが、心の中のおやっさんを隠せない…)。

L'Auberge Gourmande
89 Boulevard de Grand Case, Grand Case 97150, St-Martin

◆ラングーストで締めた去年の記事は、こちら

カリブ海 | trackback(0) | comment(0) |


2019/04/29 (Mon) 飲む日焼け止め


恒例、「今年の」シリーズ。今年の日焼け対策。
アメリカのドラッグストアにも必ず置いてあるラロッシュポゼは敏感肌にも肌荒れすることがないので日本製と共にお気に入り。でも日焼け止めをマメに塗り返すタイプじゃないし、結局海にざぶざぶ入っては潜ったりしておるのでさっぱり洗い流されていると思うが(あまりにウォータープルーフがキツいと、発疹ができてしまうという軟弱肌だし)。
そこで今年は友達から聞いた飲む日焼け止めのサプリを導入。これが奥さん!全然焼けなくてよ…ということはなく、確実に焼け続けておる。足なんてもう、夏休みの小学生男子。今どきの部屋でゲーム、の男子ではなく虫取り網もって駆け回ってる子(まだいてほしい、そういう子…)。


今年の虫よけ対策。ハーブ系のオイルに、使いたくないけれどやはりないと不安なケミカルのDEET系はやぶ蚊の多い湿地帯などに。数年前に導入した「蚊のいなくなるスプレー」を部屋にしゅっしゅっとやってから夕食に出かけ、帰ってくると蛾が床でじたばたしていたりするところが怖い…。しかしそれでも毎日確実に刺され続けておる。耳なし芳子、悲哀のもてまくり(蚊に)。

カリブ海 | trackback(0) | comment(0) |


2019/04/28 (Sun) スパイスの宝庫


今年もまたオーナー・マダム、シルヴィさんの温かな笑顔に迎えられて、カリブ特産品ショップBuscoさんへ。しかしこの店、しまっていることも多いので、何度か覗かないとなかなか入れないのである。まるで、逢瀬が難しい姫君のようじゃ。いつもちょっぴり突っ込みたくなるカーニバルの衣装や、


シルヴィさんがみずから手掛ける瓶のペイントのための画材なんかを眺めたら、


今年のお持ち帰り土産を物色。必ず買うタマリンドのジャムや、


スパイスやソースなど。今年はターメリックやマドラススパイスを調達。どうも心が黄色のスパイスに向いておるらしい…。
このお店、スパイスは新鮮で香りも豊かだし、NYに比べても本当に良心的な値段。けっして観光客値段じゃないのが嬉しいのう。そしてシルヴィさんと近況話をするのも毎年のお楽しみ。
三軒隣りのドラッグストア、去年来た時にはハリケーンで全壊していたので、「またオープンしてくれて本当によかった」と話したところ、彼女が教えてくれたことには、なんとハリケーン前にも火災で焼けてしまい、ようやく綺麗にリノベーションを終えたところだったという。それがその3か月後にハリケーンに遭い、また全壊。「だから本当にまた綺麗になって嬉しいの」と。涙…。私がオーナーだったら泣きながら海にざぶざぶ入って、バカヤローって言ったと思う(貧弱すぎる発想)。
島の方々は本当に大変な時を潜り抜けてきたのだのう。
また来年、とあいさつして、割れないように大切にジャムの瓶を持ち帰った。

Busco Products Antillais
6 rue Franklin Laurence, Grand Case, Saint Martin

◆去年ピメントを買った時の記事は、こちら

カリブ海 | trackback(0) | comment(0) |


2019/04/27 (Sat) 2019セント・マーティン島10日目~カリビアンなモール


本日の午前ドライブはまたまたマリゴへGo。目的は、マリゴの港の港を眺めてそびえたつ、


こちらのウェスト・インディーズ・モール。お目当ての店があるわけじゃないのだが、あまりにファンシーな店がないマリゴでついキラキラふわふわしたものを求めたくなる乙女心とでもいおうか。そんなものがあったかはカリブの海より深い疑問ではあるが、まぁ要は「何かフレンチファッション的なものを見たいんだよう」という渇望なのだった。


しかし私が味わいたい、パリの普通の女の子が街角で着るようなシンプルなファッション(→この辺り、雑誌オリーブ、PeeWeeの片りんが老いた細胞にまだ残留しておるらしい。ぶるぶる)では見当たらず…。でもこの店でちょいと気になるパンツ発見。なんとカリブで珍しく試着まで至った!のだが…まぁ感想としては「ダイエットせねば」という一言を残して去る羽目になったとだけ、言っておこう…。


あ、グランカーズで一番お気に入りの店も入っておるのか。といいつつ、今年もまた何も買うことなくあっという間に退散。だがきっとまた来年も来てしまうのだろう。それがウェスト・インディーズ・モールの磁力…。というか、もうちょっと他に気の利いた店を作ってほしいよ、グランカーズやマリゴに。

West Indies Mall
Boulevard de la République, Saint Martin 97150

カリブ海 | trackback(0) | comment(0) |


2019/04/26 (Fri) カリブ家散歩2019


おうち散歩シリーズ。去年の家散歩はかなりさみしい光景が続いたけれど、今年もまだまだそんな感じの家は多い。それとは別に、いいなと目についたものを集めたら、家というより色彩シリーズになっちゃった。
私はいつもカリブで家を眺める時に「私だったらあの色に塗るな」と色とセットで考えるところがあるのだが、この家は、「私だったらこの色にはしないけど、ご近所さんにあったらいいな」という色合いの家だ。ご近所さんの家の色まで指定。こうるさいカリブ婆かい。


倉庫か配線盤か給水装置か…何が入っていてもピースでにっこり。カリブの海賊がひそんでおったら、なお嬉し。


カリブのポスターやフルーツの描かれたビニールのテーブロクロスが好きすぎて。頭の中もトロピカルで。


あなたはあなたのままでいい、と声かけたくなる家。

◆去年のちょっと寂しいカリブ家散歩は、こちら

カリブ海 | trackback(0) | comment(0) |


| TOP | next >>

野中ともそ tomoso nonaka

こんな者です↓
おひるねスケッチ(本館サイト)
Profile
著作リスト
Amazon著者ページ
Instagram
Twitter @tomosononaka

いまんとこニュース
大江千里さんとの対談掲載されました。
小説すばるにて連載エッセイ始まりました。
新刊『虹の巣』出ました。(2016)


虹の巣
クロワッサンに書評載りました。
小説すばるに短編「金の雪」載りました。
小説すばるに、短編「スカ」載りました。
着物の時間。ムックに取材記事載りました。
クロワッサンに寄稿しました。
国際子ども図書館の展示解説本に掲載されました。
JAL skywardに寄稿しました。

calendar & archives

new entry

category

new comments

books


ぴしゃんちゃん

つまのつもり

海鳴屋楽団、
空をいく

銀河を、
木の葉のボートで

鴨とぶ空の、
プレスリー

おどりば
金魚

チェリー

世界の
はての
レゲエ・バー

Teen Age

もぐらの
バイオリン

フラグラーの
海上鉄道

search

links

RSS