2020/03/31 (Tue) 恋に落ちたコンク貝のケバブ


沈む夕陽をいつものように見送ったら、さても嬉しい晩ごはんの時間。夕陽と海と晩ごはん、もうこれだけあれば人生いっか、という気になってくる夕暮れ時である(ただし日暮れと共に出てくる蚊はいらない)。


毎年同じ時期に同じ宿に来ているので、自然と顔見知りが増えてくるのだが、今年も去年も空港でF&N夫妻に会ったのだった。「列長いよねー」などと言いながら。そのF&N(名前をどうしても覚えられなかったけど、今年は覚えた!シナトラ夫妻と同じなんだー→イニシャルにしてる意味なし)と私達を、宿の女主人Sジーさんが招待してくれて、5人で晩ごはんへ。気になっていたけれど初めて来たヴィラ・ロイヤルへ。
ブラッドソーセージにコンク・ソーセージ、スタッフド・クリストフィン、クラブファルシなどの前菜盛り合わせが楽しい、美味しい。


男性陣はゴートカレー。コネチカット州にお住まいのいかにもアメリカーンなF&N夫妻だけれど、Fさんはなんとセント・マーティン生まれなのだそうな。二人とも「美味しい!」と満足顔。


カレーにはお約束のライス&ピーズ、このお店のは色が濃い。Sジーさんが顔見知りのお店の人に聞いてくれたところによると、刻んだマッシュルームが入っているのだとか。そんなSジーさんはオーソドックスにステーキ。万年ダイエット中のSジーさん、肉と野菜はいいものね。お土産もヘルシーなものがいいかなとトレジョのブロッコリスナックと韓国海苔スナックを渡したら、「ブロッコリは美味しかったけど、もう1つはプラスチック食べてるみたい!」と。ご、ごめん…。


私はコンク・ケバブ。これが目からウロコの美味しさ!今までコンクはファルシ、クレオールソース、イベットさんのスパイシーなアペタイザーと食べたことがあるけれど、ケバブは初めて。柔らかな中にも弾力のある食感、独特のカリビアン・スパイスも効いて、んまー。これを食べるために来年もここにこよう、いや今までなぜこの店に来なかったんだろう。11年目の後悔…。
そして話題はといえば島のゴシップ(笑)に、Fさんの仕事でもあるバンキング・セキュリティーについて。お年寄りをだまそうとする詐欺師達に皆して怒り心頭になりつつも、楽しいカリブの夜じゃった。
追記 / この時はまだNYの感染者数も数人…出発時には1人…まさかこれからどんな展開になるのかも知らずにいたんだなぁ(涙)…。

Villa Royale Restaurant
47 Boulevard de Grande Case, Grand-Case 97150

◆Sジーさんに突然カリブ料理教室を開いてもらった時の記事は、こちら

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2020/03/30 (Mon) 2020セント・マーティン島4日目~上っちゃいけない見晴台


毎年一度(時には数度)、島の同じ場所を訪れる。また戻ってこれた喜びと、ささいな変化を見つける愉しみを味わうためじゃ(他に見るところがないともいう)。というわけで、今年もきたよ、オイスターポンドのCoralita自然保護区(英名the Coralita whale observatory)。ここの海は、バルコニーから見る滑らかなエメラルド色の海に比べて青が濃く、クリアで硬質な感じ。どちらも好きだなぁ。


山羊やお猿と同じで高いところに上りたくなる私達。ハリケーンで崩れかけていた見晴台、昨年は修復されていたのだが、今年はまた壊れかけて立ち入り禁止のテープが。きっとちゃちゃっと適当に直したんだね、うんうん…(カリブあるある)。
でもこの見晴台の下で勝手に土産物を広げているおばさん達は、「大丈夫よー、上れるって!」と気軽に勧めてくる。
その適当さにニヤニヤするも、いやいや…そんな無責任に勧められても、観光バスで到着した他の観光客の人達も誰一人上ってないし。怖いのでやめておこう。


なんとなく海を見ていたら、今年はやけにたくさんの山羊と羊がいることを発見!
バスで連れてこられたものの、見晴台にも上れないし、なんとなーく沖の写真なんか撮っていた観光客達も「お、山羊!」という感じで写真を撮っていた。タイトル、「コラリタの山羊の尻」…。
あとロシア人はセルフィーがお好き、というのも発見した今年のコラリタであった。

the Coralita whale observatory / L’observatoire aux baleines
自然保護区のサイト。この島で見られる生物の紹介もあって興味深い。

◆おそるおそる見晴台に上ることができた去年の記事は、こちら

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2020/03/29 (Sun) スティールパンのある風景


グランカーズのパンヤードが3年前のハリケーンで崩壊してしまって以来、ハーモニーの夜にスティール・オーケストラの練習風景を覗く愉しみがなくなってしまったけれど。スティールパンのある風景をミニチュアで作って音楽を流すおじさん発見!
こんな小さい箱に大好きなカリブの空気と色がつまっている…。


感謝の寄付を渡すと、はにかんだ素敵な笑顔を見せてくれた。来年も会えるといいなぁ🌴


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2020/03/28 (Sat) メニューにないカエルさん


さて、火曜日の晩ごはんといえば、ロブスターの生け簀が目印のビストロ・カライベスさん。このブログに何度出てきたかわからないお店、もしかしてセント・マーティンの中ではこちらとオーベルジュ・グルマンドさんが一番多く来ているかもしれないのう。ロブスターを頼んだ時に無理やり記念写真を撮ってくれたのもいい思い出(でもそれ以来頼んでいない。笑)。


ソースだけでバゲット1本食べられそうなぷりぷりのエスカルゴは、パセリとバターでむせるような多幸感。


毎回頼むフォアグラのソテーは完璧なるミディアムレアのとろける色っぽさ。調理法を浮気したりなんかせずに、一貫してマンゴーとピスタチオのホット&サワーソースなところが、また安心。この店のこの料理は一年に一度しか食べられないのだから…。頼むからテリヤキソース・フォアグラなんて出さないでね。


隊長は去年メニューのスペシャルにあったレッドスナッパーのグリルに恋に落ちた模様で、また今年もリピート。カリブの鯛のたくましさを繊細なソースと絶妙に香ばしい焼き加減でいただく。一口、二口とお味見とまらず。


私は去年頼んだブイヤベースがちょっと期待外れだったので、期待に絶対沿ってくれるはずのこちらを。見かけはアレだがガーリックの濃厚な香りがたまらないフロッグレッグ。ほろりと柔らかな身を細かな骨からはずしてしゃぶりつく手と口が忙しく楽しい。
これ、今年はメニューにはなかったのだが、聞いてみたらあったのだ。でもメインコース扱いで量が多かった。次はアペタイザーサイズでよろしいかも…と言っていたら隊長に2本とられた。


絞めはどのお店でもサービスで出てくる甘くて強いラム酒。あ、そろそろ表でパレードが始まるなぁとそわそわしていたら、


途中で獅子舞のように、突如カーニバルガールが乱入してくれて、お客さん皆大喜び。もちろんこの後も、グランカーズ・ブルバードをパレードと一緒に練り歩こう。

Bistrot Caraibes
81 Grand Case Boulevard, Grand Case, St Martin

◆去年のカライベさんの記事は、こちら

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2020/03/27 (Fri) カリブの火曜祭り、2020


さてさてお楽しみの火曜の夜は、「ダウンタウンに繰り出そう~」とシュガーベイブの歌を口ずさみながら、グランカーズ・ブルバードへと坂をとことこ下っていく。毎週火曜は、恒例のお祭り日、通称ハーモニーの夜なのだ。
この日はBBQ屋台村のロロも稼ぎ時、通りにまで出したテーブルにもお客がいっぱい。お、このお揃いの不思議な帽子をかぶった方たち、この時期に行われるヨット競技、レガッタの参加者のよう。それにしては…高齢…(しっ)。


いつもラムの瓶やグラスに綺麗なペイントをして売っているお店、今年は撮影禁止になっていた。真似っこする人が出てくるからだろうか…。でもこのお店は「写真? いいわよいいわよー」と。ペイントボトル売りにも色々あり。


撮らずにはおられぬカリビアン・ドール。うちにあるのはキュラソー島帰りのカリビアン・レディだけれど、きっと心は同じ。人形の心…「私を一緒に連れて行って」(書いていて少し怖い)。


カリブのベジタブル・アイボリーと呼ばれるTagua、椰子の種で作った彫刻品が可愛らしい。…あっ、いけない、去年の記事をコピペしてしもうた。彫刻刀使いのヘタな私には彫るのが難しいだろうなあ(美味しいものも可愛いものも、なんでも作ってみたくなる隊)。


ココナッツ売りを見ると、いつもトリニダードの公園脇で大量のココナッツをさばいていた人を思い出す。ココナッツジュースを飲みながらゆっくりとスケッチしたからだろうか…。
カリブは、どこの島にいっても、なぜだか私には郷愁を呼び起こす場所なのだ。


そして食事をはさんで外に出てみれば、陽の暮れたグランカーズ・ブルバードはますます賑やかに。コロナ騒ぎで機内はすいていたけれど、こうしてこの島に戻ってくる人、戻ってきたかった人はたくさんいるんだのう…。

◆カリブの火曜祭り、2019の記事は、こちら

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大江千里さんとの対談掲載されました。
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新刊『虹の巣』出ました。(2016)


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クロワッサンに書評載りました。
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