2013/10/28 (Mon) 金目の姿煮、今年も登場


窓の外一面に海の青がひろがる部屋に着き、母と散歩いって、温泉に浸かって、畳の部屋でごろごろしながら持参の漫画(妹が1年ぶんためておいてくれるKISSまとめ読みの娯楽)のページなどをめくっておると(両親は居眠り&テレビ)、さあ待望の晩ごはんの時間じゃ。


まずは食堂の入り口で、本日の魚から好きなものを2種選んで席へ。当然の金目鯛と、哀しいことに光り物は毎度見当たらんので、いさきを。


毎年来ているので顔なじみになった人のいい仲居さんが、手際よくも陽気に料理の説明をしてくれる。量が多いので、去年は「なにを食べるか、なにを後回しにして食べられなかったら残すか」の温泉宿ごはんのヒエラルキーを考えながら、食した気がするが…。あらっ、今年はいつのまにかほとんど平らげておる。普通は年とともに食が細くなるはずじゃあ、と思うも、両親を見ていてそれは間違いだと思いなおす…。


ここで、いつもの金目の姿煮けがどどんと。煮魚はあまり得意でない私は、両親にせっせと取り分ける係。といいつつも、ちょこっと食べてみればタレがじっくり染みた締まった身はなかなか旨し。ただ私のなかの優先順位が低いってだけで…(金目に失礼)。


さらには揚げたてのかさごの唐揚げ、からりと登場。これが大好物で待ち構えておった両親は、ばりばりと嬉しそうに齧り、あっさりひとり一匹平らげている。たしかに、香ばしくて頭から齧れるのが本当に旨し。


蛤のお吸い物、卓上の小さな釜で炊かれるコシヒカリに、


私はさすがにパスしたワインゼリーといちじくのワイン煮まで両親はしっかりいただいて、ご馳走様。最後の唐揚げ、ずんときたのう、部屋に帰る短い道のりまで足が重い重い。
母が「もう旅行に出るのなんて今年で最後かもしんないから、三泊したかったんだよねえ」なんて弱気なことを言うので、「いやいや、これだけ食べられるってことは、まだまだ大丈夫でしょ」と娘は心の底から太鼓判を押した。「そのためには、毎日の散歩だよ、さんぽっ。おとーさんいつも口だけなんだから」とはっぱをかけるのも忘れずに。

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