2014/01/05 (Sun) 極楽ルーベン、パン抜きで


ご近所さん一家と晩ご飯を食べに、オーストリア料理の店へ@Cafe Katja。
彼らの行きつけのお店ってことで、10歳の息子くん筆頭にVIP扱いの上、メニューにも詳しい詳しい。これとこれ、美味しいよー、などと少年にあれこれ教えてもらう。他にも行きつけのレストランが色々あるらしくて美味しいもんには一家言あり。マンハッタン生まれの小学生、グルマンな上に手厳しい。
ちょっと遅れて、お向かいの御用達ヘアサロンでヘアカラーをしていたママさんMベスが鮮やかなヘアで登場。そんなところもめちゃローカル。トレンド系ショップとおっちゃん系老舗皮屋なんかが混在しておるオーチャード通り、和むけど、おっちゃん系が淘汰されちゃったら私は泣く。


まずはプリッツェルなどを。うむむ、このプリッツェル、ミッドタウンの屋台で売られておるぱさぱさのものと大違いで、指先でつまめばたしかな弾力、噛めばふわん、で旨っ。屋台ではマスタードをたっぷりつけて食べるけど、


ここでは、ついてきたこのレバーベースのスプレッドと一緒に。ムースみたいなふわふわ滑らかなコクに、プリッツェルの自然なイーストのあまい香りがますます引き立つ。


私がレバー好きだというと、ジューイッシュのご主人が「じゃこっちも食べてみて」と自分の頼んだものを差し出してくれる。濃厚なレバーパテ、Liptauerというのだそう。ここで皆さん高度な会話で盛り上がり、ついていけんわし…。つまりはレバー=コレステロール高し、そしてその有名なコレステロール低下の薬の名はリピトール。このレバーの名とそっくりなわけで皮肉だねえ、あははって話らしい(ワンテンポずれて教えてもらった…)。コレステロール値あがってもいいから食べたいぞ、こんな美味しいレバー。ホームメードのピクルスも美味しくつまみつつ、白ワインが進むくん。


最初はこんな感じで空いていた店内は、あっという間に大賑わい。ビール飲んでソーセージ食べてわいわいお喋りする気楽なバーという雰囲気がLESにあっておるな。


男子陣のメインは、このwiener schnitzel、仔牛のカツレツ。ジューイッシュ料理のサミーズ・ルーマニアンで食べたときもその巨人の草履みたいなおっきさに驚いたが、ここのも負けずにでかい…。父子、分け合って食べておる図がほほえましい。それでもまだ終わってない…。


私はここの名物ブラートヴルストと迷ったけれど、やはり「ルーベン」の文字を見たらそっちにするしかない、と"Katja's Ruben" を。しかもルーベンサンドイッチといえば普通は、コンビーフとザワークラウトの組み合わせだが、ここのはコンビーフの代わりに豚バラを使っておるのだ。
パンはとても食べられない、と思ったので、「あのー、ルーベン・サンドのパン抜き、できますか?」と無茶なお願いをしてみたら、女優志望の美人ウェイトレスさん、笑いながらも快く了解してくれた。してこれが、どうだ、オリジナルのルーベン、パン抜き。キャベツ、ピクルス、豚バラ、チーズのレイヤーに美味しいマスタードソース。キャベツがサボイキャベツなところも気が効いていて、美味し~そして例外なく巨大。


大好きな芽キャベツとベーコンのソテーとともに、食べる、食べる、でも減らない。そしてこの後、じつは事件勃発。チーズにひっついたのか、奥歯の詰め物がとれてしまったんである。ががーん、また苦手な歯医者に…、と一気に意気消沈し、残りはお持ち帰りに。
でもこれに懲りずに再訪して、お次は食べ損ねたブラートヴルストと鰊のマリネ、そして忘れずにあのレバーパテは食べねばねば。その前に、歯医者。しょぼん。

Cafe Katja
79 Orchard St, New York, NY 10002
◆ご近所のダイナーで、ルーベンサンドに夢中になっておる記事は、こちら

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