2014/05/05 (Mon) 朗読と、終活と、ギリシャ料理


5月のとある日。友達に誘ってもらって、円城塔さんと古川日出男さんのトークイベントへ@Baruch College。古川さんファンとしては、まるで舞台の上の役者のごとき朗読に魂をノックアウトされた…(古川さんのカズオ・イシグロの本に寄せた帯の言葉、拝借っ)。
おお、「モンキービジネス」発起人の柴田元幸さんもいらしているではないか。終わってから友達に「いけっいけっ」と背を押されつつ、どきどきしながらご挨拶。拙著「世界のはてのレゲエ・バー」でポール・オースターの引用をさせていただいたお礼も言え、あれこれと感無量…。
その後はユニオンスクエア界隈をうろうろした後、「ギリシャ料理を食らいつつ終活を語ろうよ」女子会へ。アストリアの人気ギリシャ料理店タベルナ・キクラデスがヴィレッジにも出来たのが嬉しや。


ギリシャの焼きチーズ、サガナキをさくっとやりつつ、白ワイン。はぁ、今日は濃い一日だったのでまたワインも進むくん。ま、普段の薄い生活でも進むがな…。


カラマーリフライ、ビーツのサラダに、フェタチーズが豪快にのったグリークサラダ。


お姉さんが切り分けてくれるタコのグリル。どうしてどうして、ギリシャ料理のタコはこんなに柔らかでおいしいのであろうか。そんな柔らかなタコでも、ギリシャで食べ過ぎて消化不良の胃痛で苦しんだのも、おばかなおもひで…。


レモンとオリーブオイルだけで食べる鰯がまた旨し。


これまたぱさつかずにしっとりと焼いてある鶏スブラキに、


名物のレモンポテト。レモンの爽やかな酸味が染み込んだ芋は、おなか一杯といいつつ、つい手が進む。終活テーマ、と計画段階では気合だけむやみに入れて集まったものの、皆てんで詳しくないのでとんと進まなかったのう。あっという間にいつもの奇天烈話に花が咲く咲く。ま、人生、すっきりなおかつ程々に奇天烈に終えたいものじゃな。
そういえばトークの話に戻るが、「エンディングは考えて書き始めるのか」という質問に古川さんが、「小説は人生みたいなもの」と言われていたのが印象的だった。「なんとなくこうしたい」という像は見えていても、生きていくうちに変わってくる。それもまた人生、というようなことをおっしゃっていたのだが、まさにそんなものじゃのう。
はぁ、脳も腹も満腹な一日であったことよ。

Taverna Kyclades
228 1st Ave, New York, NY 10009

| trackback(0) | comment(5) |


<<柚子とさんしょカルパッチョ | TOP | 厳冬のあとで >>

comment











管理人のみ閲覧OK


 

あれこれ、私にも「濃い」内容で、あれこれ頭の中で突っ込み、語りかけながら読ませていただきました!(笑) 当方ADHDかなりなので、もう集中でけんのですわ。思いがすぐあちこちに飛ぶ!! 文章よみゃわかるか…

さて、柴田氏は白水社で出会いオースターファンになったのは彼の翻訳のおかげ。以来翻訳小説を買うときは「柴田」と書かれていると、安心して、青山南氏や常盤さんのと同様、迷わず買うようになりました。翻訳ひどいとたいへんだもんね…

ところで終活なる言葉はよく新聞でも目にするが、内容はとんとわからん。けっきょく何? 残り少ない人生を有意義にやりたいことをよく見極め、これだと思ったことを務めてやることだろーか? 
死に方…なんて自分で決めることじゃないしね。どう死んでも、それが運命だし。いちおう遺言書は20年ぐらい前に書いて相方と交換し、以来ときに更新しては交換しあってる。ただ、その遺言書のありかはふたりしか知らぬし(笑)このままだと二人同時に死んだ場合は誰の目にもふれぬまま~
近年、誰かにあづけることは考えているけれども、そういう死後の段取つけるのは、しゅうかつなるのとは違うのだろう…
私、自分の命のかぎりは子供の頃からひじょうに意識してきた。代々クリスチャンの家庭だったからかな?そんなわけでCに関してもまるでショックではなかったよ。3月も。ただ、今のままでは神の御許にいけない私の極悪非道ぶり。これをなんとかせねばならんのだが、だんだん日数が減ってきてるのであせるばかり!(笑)

最後に、料理はすべて私好みではありますが惹かれたのは何と言ってもレモンポテト!! これは想像つかず!これはフライドではなく、塩コショウにニンニク風味レモンオイルマリネでベイクしてあるのかな?やってみたいなぁ。ともそさん試した?
 長々とコメントごめんなさい。読み飛ばしてね♪
 

2014/06/18 15:26 | 小熊英里花 [ 編集 ]


小熊さん★ 

確かに翻訳者の名前で翻訳書を選ぶことってあるある! 私のなかでも、オースターは柴田さん、サガンなら朝吹登水子ん、が完璧にペアになってるもの。
終活、は自分である程度、人生の終え方を「選ぶ」ことでもあると思うなー。たとえば医療手段、生命維持装置のことは大きい。アメリカにはたくさん公的な文書があって、遺書だけでなく、そういう状態(判断が自分でできなくなった時)に陥った時、信頼して任せる人を指定したり、けっこう色々…。日本にもあるのかな?
レモンポテト、おらも知りたい~。揚げてはなくてしっとりしてる。ベイクしてからマリネ?小熊さん調べて!(笑)

2014/06/19 07:55 | ともそん [ 編集 ]


 

ともそさま

隊員、命令にしたがいました!

まず、この写真を見よ~…見えるといいな。

https://www.google.co.jp/search?q=greek+food+lemon+potatoes+recipes&safe=active&client=firefox-a&hs=DsX&rls=org.mozilla:en-US:official&channel=sb&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=ZYeiU-_MKo6B8gW9_oLQDA&ved=0CAcQ_AUoAg&biw=1366&bih=632#channel=sb&q=greek++lemon+potatoes+recipes&rls=org.mozilla:en-US:official&safe=active&tbm=isch

よりどりみどりでレシピ探せるとは思いますが、これ、簡単なレシピあったよ。私んとこ今新じゃがもらったの山ほどあるので、明日さっそく作ってみます!!
私はこれで行くつもり。

http://greek.food.com/recipe/ellinikos-lemoni-patatas-greek-lemon-potatoes-90822

死期については、とりあえず延命治療や過度な蘇生術は行わないでと書いておいてある。身体は検体。医療機関に。
また、臓器は提供していいが、私に関してはいかなる場合も臓器移植による蘇生術は行わないで、などとしてあるんだ。
あと葬式はしない。お香典も受け取らない、と。
このへんは102歳で亡くなった祖母も同じだったんだよ。夢は、ほんとはナサレの断崖から散骨してほしいだけど、それは無理そうだから(笑)どこかの海に散骨だね♪


2014/06/19 15:55 | 小熊英里花 [ 編集 ]


 

さっきコメント送ったのですが、しゅうかつ、のくだりはあまりに生々しいかも…掲載OKでコメしましたが、友祖様の判断でそこは削ってくださってけっこうです。
お手数かけます。レモンポテトはほかにも知りたい方がいるかもしれませんものね♪

2014/06/19 15:57 | 小熊英里花 [ 編集 ]


小熊さん★ 

レモンポテト検索、でかしたぜっ(笑)、ありがとう。
なるほどー、レモン汁やストックやオイルにしっかり漬け込んでそのままローストするのか。そりゃあ味もしっかりつくよね、美味しそう! 作ってみたらどうだったか教えてね♪

コメントは削除はできるけど編集はできないのだ。レシピ分だけここに転載もできるけど、あえてこのままにしておきます。私も延命、過度な蘇生はパス。素敵なおばあちゃん、102歳だなんて長寿だねえ。

2014/06/21 06:34 | ともそん [ 編集 ]


trackback

trackback_url
http://tomoson.blog34.fc2.com/tb.php/1811-1498ec31

| TOP |

野中ともそ tomoso nonaka

こんな者です↓
おひるねスケッチ(本館サイト)
Profile
著作リスト
Twitter @tomosononaka

いまんとこニュース
大江千里さんとの対談掲載されました。
小説すばるにて連載エッセイ始まりました。
新刊『虹の巣』出ました。(2016)


虹の巣
クロワッサンに書評載りました。
小説すばるに短編「金の雪」載りました。
小説すばるに、短編「スカ」載りました。
着物の時間。ムックに取材記事載りました。
クロワッサンに寄稿しました。
国際子ども図書館の展示解説本に掲載されました。
JAL skywardに寄稿しました。

calendar & archives

new entry

category

new comments

books


ぴしゃんちゃん

つまのつもり

海鳴屋楽団、
空をいく

銀河を、
木の葉のボートで

鴨とぶ空の、
プレスリー

おどりば
金魚

チェリー

世界の
はての
レゲエ・バー

Teen Age

もぐらの
バイオリン

フラグラーの
海上鉄道

search

links

RSS