2015/02/11 (Wed) 蔵にこもりて誕生祝い


誕生日にはやっぱり日本酒で旨い和食をつつきたい、ということでイーストヴィレッジの蔵へ。食通のわが料理師匠たちがこぞって美味しいと言うので、気になっておったのだ。店名も何もなく、のれんと住所だけが目印。
料理はおまかせコースのみで、$85、$105、$135。お寿司のみか、割烹/寿司かが選べるとのこと。訊いてみたら、割烹&刺身でもよろしいとのことで$85のそちらを。誕生日なのにケチか!(いえいえ、飲んでしまうとそうは食べられんので、と誰に言い訳を)


大将の石塚さんの、にこにこしながらも見事な包丁捌きで、カウンターに次々とお造りが置かれていく。思わずにやける大トロにあまい帆立、こりっこりの貝、あなごに太刀魚に…今宵も八海山吟醸がはなから快進撃じゃ。


まぐろの山かけ、蟹入りの茶碗蒸し、あん肝に筍土佐煮など、どれもしみじみと旨し。


お隣では隊長が唸りながら寿司を堪能中だ。魚卵にそう興味のない隊長にいくらをつつかせてもらう。ぷっちぷちの見事ないくら、どんぶりで食べたいものじゃ。食べるのに忙しくてお寿司のぶんの写真はほぼとらなかったけれど、どれもこれも宝石のごとき美しさ。ダイヤはいらないから寿司をくれ…(べつにダイヤモンドをもらう予定はこの先もない)。


焼き物にまぐろと椎茸。このまぐろが絶妙の風味。訊くとまぐろの尻尾の部分の漬け焼きだとか。頬肉もうまいが、身のつまった尾の部分も美味しいんだのう。


しめにはお寿司もちょこっとだけ食べたいな、と思ったところで出てきた雲丹軍艦。と、とろけた。石塚さんの笑顔にも(人を女たらしのように)。
ちなみにこの日は、日本人が一人だったこともあって石塚さんと四谷、銀座、ミシガン話で盛り上がってしもうた。まさかイーストヴィレッジでしんみち通りやミシガンの話するとは思わんかったのう(愛媛出身の石塚さんはミシガンで17年間もいたそう)。大将いわく「東京の女は強い…」(奥さんは東京だそう、しいぃぃっ)。私は東京うまれじゃが神奈川イナカ育ちなので、けっこう弱気じゃん?…ええ。


隊長、好物のあさりの赤だしを深いため息と共に啜っておる。日本のじいさん化したらしい。


みたらし団子に、


梨のソルベ、ほうじ茶を啜れば至福の夜が閉じられる。


今宵はありがとうございました。またぜったい(予約がとれれば)お邪魔します、したいです。

Kura
130 St Mark's Pl. New York, NY 10009

| trackback(0) | comment(0) |


<<豚足バレンタイン | TOP | ホタルイカを生姜醤油で>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://tomoson.blog34.fc2.com/tb.php/2050-27651a6f

| TOP |

野中ともそ tomoso nonaka

こんな者です↓
おひるねスケッチ(本館サイト)
Profile
著作リスト
Twitter @tomosononaka

いまんとこニュース
大江千里さんとの対談掲載されました。
小説すばるにて連載エッセイ始まりました。
新刊『虹の巣』出ました。(2016)


虹の巣
クロワッサンに書評載りました。
小説すばるに短編「金の雪」載りました。
小説すばるに、短編「スカ」載りました。
着物の時間。ムックに取材記事載りました。
クロワッサンに寄稿しました。
国際子ども図書館の展示解説本に掲載されました。
JAL skywardに寄稿しました。

calendar & archives

new entry

category

new comments

books


ぴしゃんちゃん

つまのつもり

海鳴屋楽団、
空をいく

銀河を、
木の葉のボートで

鴨とぶ空の、
プレスリー

おどりば
金魚

チェリー

世界の
はての
レゲエ・バー

Teen Age

もぐらの
バイオリン

フラグラーの
海上鉄道

search

links

RSS