2015/01/21 (Wed) 晩ごはんをラドロー通りで


「今晩はディナー・オン・ラドローで食べようよ」と隊長を誘うと、「うん、いいよ、どこで」と言う。「だからぁ、ディナー・オン・ラドローだよ」
そう、晩ごはんをラドロー通りで、という名の店なのであった。クリントンベーカリーとか、住所そのままの店名とか、ロウアーイーストにはなぜか手抜き、いやストレートな店名の店が多い気がするな。雰囲気で言うと、海老名酒店、みたいな。ありそうだな…。
し、か、も。正確な住所を見てみたら、ここはデランシー通りではないか。ラドロー通りはLESでは一番おされな目抜き通り。ははぁ、あんた見栄はったね…(デランシーは私のなかではやや垢抜けないイメージあり)。でもモダンな店構えなので、そこらへんは深く追及しないでおこう。


ワインとともにさっと出てきたのはサービスのチーズパフ。さくっさくで軽さのなかにチーズの香りが旨し。


ケールのシーザーサラダはタスカンケールとレッドケールのミックスに、薄ーくスライスされた梨。ケールの苦味には甘酸っぱい果物があうのう。


鶏レバーとポークのカントリーパテ。ずっしり濃厚なパテだから、バゲットが進んでしもうて。進みたくないのに(中途半端な糖質ダイエット)。


まぐろのタルタル。グレープフルーツと生姜オイルが香る爽やかなまぐろに、ぱりぱりに揚げたワンタン。食感が楽しい。齧ったそばからまぐろがこぼれるけど…。


ビーフ・ストロガノフは予想と違ったものがでてきて新鮮な驚き。薄切り肉ではなく、赤ワインでブレイズされたショートリブがごろんと。下には幅広エッグヌードル、そしてホースラディッシュクリーム。これは旨しっ。


本当はボーンマロー(牛の骨髄)目当てで来たのが、メニューから消えていた…。ちょっとがっかりだったのだが、このトリュフ入りマック&チーズが美味しかったので、あっさり持ち直し。見栄張り店名も許してまた来よう、と満足して表へ。
と、家までの道のりを歩いているところで、電話で友人から信じがたいニュースが伝わってきた。最初はびっくりして涙が出て、そのまま哀しくてとまらなくなったのに、胃はいっぱい。こうやって楽しいこととかなしいことの狭間で、人は生きていくのか…。

Dinner on Ludlow
95 Delancey St. New York, NY 10002

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