2015/03/11 (Wed) 2015セント・マーティン島9日目~カリブ印象派の父


本日も、おっかーを~越えて~マリゴへいこうよ~♪ マリゴへ行く道はいくら方向音痴な私たちでもさすがに身についてきたようじゃ。ま、グランカーズからほとんど1本道なんだけど。


途中に咲く、フランボヤンに似た鮮やかな花がいつも気になる。ほかでは見かけないのでとっくり眺めたいのだが、そこは融通のきかん、交通量の多い通り国道沿い。あれよあれよと通り過ぎてしまう…。


さてこの日は、そのフランボヤンを数多く描いている画家、ローランド・リチャードソンのギャラリーへ。


フランス語で炎を意味するフランボヤン(和名はホウオウボク、別名はロイヤル・ポインシアナ)、ギャラリーには燃える花のオレンジがそこここに咲いている。
カリブ印象派の父と呼ばれるローランド・リチャードソンは、代々フレンチ・カリビアンの家系で現在71歳。画家としての活躍と貢献によりオランダとフランス政府から数々の称号を受けているのが、Sirと呼ばれる由縁。たぶんセント・マーティンで、いやカリブで一番有名なアーティストなんじゃないかのう。午前中のギャラリーはすいていることもあって、奥さん(だと思う)が色々説明してくれるのが嬉しい。「とにかく彼はずーーっと長年描いているのよ(笑)」とのこと。17歳で絵画に目覚め、今ももちろん現役。いいなぁ、島で好きな絵を描き続ける人生。


柔らかな光が注ぐような油絵もいいが、銅版画のシリーズにもすごく惹かれる。とくに家々や街並を描いた作品はカリブの古き良き時代にタイムトリップするようで、一枚一枚じっくり眺めてまわった。ちょっと、うーん、かなり、ほしい…。


このギャラリーは、リチャードソンが家族から受け継いだ19世紀の歴史的なクレオール・タウンハウス。もともとはリチャードソンの曽祖父がフランス側セント・マーティンの市長さんだった時はタウンホールだったそうな。
窓から中庭が見えたので、「外に出てもいいですか?」と聞いたところ、「どうぞどうぞ。でもハリケーンにやられて酷い状態なのよー」と。


これで酷かったら、もとはどんな美しい庭だったんじゃろう…。賑やかなマリゴの街並みとはまるで別世界、まるで絵のような空間。


イグアナが、絵のような景色のなかをちょろりと横切った。
ギャラリーを出てからも、フランボヤンの鮮やかな色が頭のなかでちらちら瞬いて、本物の花を見たくてたまらなくなった。でも花の咲く季節は初夏らしい。初夏のカリビアン…暑そうで訪れる勇気がないな…。

Roland Richardson
#6 Rue de la Republique, Marigot 97150, St.Martin

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