2015/06/22 (Mon) イカ墨パエリアとアイディアタパス


久々のひろこ師匠の料理教室、本日大好きな食材であるイカ墨を使ったパエリアが主役。黒々艶々のイカの墨を愛する丁稚の心を読んだかのようなメニュー、これは仕事をサボってでも参らねばなるまい、と朝からソーホーへ。「汚れてもいい服装で」ということで、珍しく黒いシャツなど着こんで出かけた。さぁこい、跳ねてこい、墨、と気合満々じゃ。
師匠もまた、以前バルセロナで食べたという美味しくて見た目も真っ黒なパエリアが忘れられなかったとかで。それ以来、美味しいイカ墨を求めて探求を重ねてきたらしい。イカ墨だけでは弱くなりがちなソースにコクを出すためのソフリットの作り方を教わったり、墨の味を引き立てるお助け食材も駆使しつつ。ぐつぐつとパエリアが黒さを帯びていく。


一方では、パエリアにあうようなタパスや、アーモンドとニンニクを効かせた涼しげなガスパチョなども用意。
チョリソやこのままこっそりつまみたいアンチョビの酢漬け、スイカやマンチェゴチーズ。選ばれた食材たちがどんなタパスに生まれ変わるのかを楽しみにしつつ、暗い色の服着た丁稚たちはあかるい顔で忙しくキッチンで立ち回るのであった。


テーブルセッティングを終えたら、待望の試食ターイム。


テーブルデコレーションを眺めるのも楽しみのひとつ。いつも季節にあわせた美しい花が飾られているのだ。植物への関心はもっぱら食べられるもののみで、テーブルに切花を飾るという発想もわかない丁稚であるが、やはりいいのう花は。食べられればもっといいのう(だーかーらー)。


まずは、タパスのプレートから。アーモンドとにんにくの味がまろやかに溶け合ったホワイトガスパチョを啜り、スイカとマンチェゴチーズ、ハモン・セラノの串を。こうしてフルーツとチーズやコールドミートをあわせれば洒落たタパスになるんだのう。やってみようっと。やっぱりそれには安い爪楊枝ではなく、おされな楊枝探しから始めたい。何事も形から…。


チョリソーとチョコレートソースのクロスティーニをさくりとかじる。チョコレートのなめらかな甘さにスパイシーなチョリソ。なんとも新鮮な組み合わせ。チョコレートをタパスにという発想、切花を食卓に飾るっていうのと同じくらいになかったわぁ(比較してはいけないレベル)。


スペイン風デビルズエッグ、アンチョビの塩気とスパイス効かせた黄身のねっとり感。ひと口で食べ終えるのがもったいないほど。


タパスのお供ときたら、サングリア。旬のフルーツはリキュールかブランデーで果物の底力をくいくいくいと引き出して、ワインの海へと。初夏の日差しによく似合う爽やかな味。


ここで重大なことに気づいた。絶品イカ墨パエリアの写真、撮り忘れておる…。どうも、神々しいほどの漆黒の墨のチカラに酔いしれ、食べることに専念してしまったらしい。ありがち…。とりあえず、作っている最中の写真再投入でごまかしたりして。
ニンニクが効いたパセリのアイオリソースをからめた黒いお米のひと粒ひと粒までもが素晴らしかったことを、つけ加えておこう(とほほ)。
お次は、デザート編をば。

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