2015/08/22 (Sat) 居酒屋道場で、ネズミ男酒


本日はちょっとした記念日ごはんに、大好きなお寿司屋を予約しておったのだが。
午後早く、「水道の調子が悪くて修理の人がまだ来ずに、店を開けられません…」とたぶん、オーナーシェフみずからお電話が。たくさん予約が入っているだろうに、ご本人も無念だろうなぁ。と気の毒になりつつも、ほかの店をあたるために慌ててあれこれ電話。しかーし、目当てはことごとく全滅。これまたお気に入り、イーストヴィレッジの寿司道場もやはり駄目。
そこで思いついたのが、この寿司道場がオープンしたという居酒屋、その名も「居酒屋道場」じゃ。電話したら開いているというので、うきうきてくてくと向かうのであった。


うむー、寿司道場の気の効いた前菜を期待していたのだが、完璧カジュアルな居酒屋だったか。メニューの品揃えの雰囲気も、Azasuさん路線だのう。お酒もカップ酒中心なのが、やや残念。「Drunk Rat Man」なる名の酒を注文してみたら、あ、ネズミ男のことなのね。水木しげる先生は尊敬しておるが、酒の味はそう好みでないのが残念じゃ。


まずはお新香なんていいねぇ、と頼んでみれば、キムチや奈良漬、沢庵が登場。じゃよね、NYで美味しい糠漬け期待しちゃいかんよね。こういうのを糠喜びという(はい?)。


残念ながらお造り系などは望めないので、それならいっそ、と揚げ物攻めでいってみる。ししとう唐揚げ、平目唐あげはヒレまでぱりぱりと旨し。蟹コロッケにはトマトソースでさっぱりと。スパイシーソースでいただく期待の唐揚げは、むむ、ちょいと惜しかった。味はいいのに、かりっと揚がっておらんとは。


ここらで鬼太郎シリーズから、ワンカップ大関という苦肉の選択に。これを見ると、昔編集部の先輩が通勤の帰り道、列車のなかで大関を飲むのが楽しみでな、と言っていたのを思い出す。先輩は、私のことを砂かけばばあ、と呼んでいた。あれは今思えばパワハラか一種の愛情表現か。限りなくどっちでもいいが。


脂ののったハマチのカマ。唐揚げでしぼんだ舌を喜ばす、ふっくらと端麗な味わいに目を細める。


カルビ串に牛タン串。もうすこし薄味で肉の旨みを生かしてもよろしいのではないかと。あ、よけいなお世話。


居酒屋の正統的な締め、おにぎりで。梅昆布おにぎりには韓国海苔が。うん、これはこれでありかも。手が油っぽくなるけど。
ということで、すっかり頭が美味しい寿司になっておったので、辛口であったが、普段使いにふらっと一杯寄るにはまぁいいかのう。
水道治ったかなあ、あのお店。ぜったいリベンジしよう、と誓うイーストヴィレッジの夜であった。

Dojo Izakaya
38 Avenue B, New York, NY 10009

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