2015/09/09 (Wed) アジア風味の濃厚豚三昧


そろそろ秋の帰国準備開始、ということで、とりあえず品川のホテルなど予約してみる。その後京都に東京、先は長し、と思いつつも地道に朝からナイスな居酒屋検索…。しかし、ずっと京都の心積もりでいたのに急にひらめき、金沢の宿を予約してしまった。そうだ、金沢いこう!とひらめいたのじゃった。ああ、帰国まえに片付けたい仕事もあるのに魚と肴と酒が頭から離れない…。
そんな気もそぞろな日の晩ごはんは、金沢の魚の店を検索しすぎた反動か「豚たべたいっ」病にとらわれ、ご近所のPig & Khaoへ。東南アジア、主にフィリピンとタイの味をベースにした豚さん料理専門店。月曜なのに、オープンテーブルの予約がどんどん埋まっていく。皆、豚食べたいっ!んだのう。


まずはつまみにかかせぬChicharron チチャロンなんぞをつまみながら、すっきりスペイン産の白ワインStibadiaをば。五香粉の効いた豚皮をココナッツビネガーにちょいと浸して齧る。イケる。そして思ったより軽い。揚げ油のなかに自身の脂はとけだし、さっくりした繊維だけになった感じ。と勝手に解釈して罪悪感をさもしく軽減。


Pork Belly Adobo ポーク・ベリー・アドボ。うちでも好きでよくつくる(隊長が)アドボはフィリピンでお馴染みの料理。それも豚バラのアドボなのだから、美味しくないわけがない。四川の山椒、ココナッツビネガー、醤油、月桂樹、にんにく、ネギなどでじっくり煮込まれた、とろとろぷるぷるの豚バラ。そこにとろけるポーチド・エッグを絡めれば、ほっぺがぼたもち状ににやけて伸びる。ココナッツライスが進みすぎるけん困る。


Grilled Pork Jowl グリルド・ポーク・ジョウル。グリルした豚トロは芽キャベツとともに。豚トロのしゃきっと感に、おなじく歯ごたえ残した芽キャベツがお見事じゃ。炒った米にライム・チリ、フィッシュソース。メニューに書かれた食材を真似っこしても、絶対こんな絶妙な味にはならないんだろうなぁ。


じゅじゅーと音をたてる鉄板で運ばれてきたのは、お待ちかねのSizzling Sisig シズリング・シシグ。豚の旨みがつまったやわらかな頭肉に唐辛子、酢の酸味と香ばしい醤油がまじりあう。そこにまたまた卵を手早くからめ、ライムを絞る。これだけ食べにひとりで通いたいほど、癖になる濃厚な味じゃ。


しめにはShan Noodles シャン・ヌードル。鶏ひき肉にターメリック、ピーナッツ、発酵させたマスタードグリーンをからめたビーフン、汁まで綺麗に食べ終えて、満足のため息ひとつ。
この麺以外は、見事に豚の普段食べられないような部位を楽しませてもらったことになる。どれも旨い。濃い。酒が進んでこまる味。
豚を食べたくなったら、デランシー通りをひょいと渡ってもうここに来るしかないのう、うん。

Pig and Khao
68 Clinton St, New York, NY 10002

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