2013/08/26 (Mon) リトルイタリーで貝食す


ご近所で貝を食べたくなると、ふらりと出向くお店、リトルイタリーのウンベルト・クラムハウス。ここは1970年代に、当時30代だったウンベルトさんが開いたお店。この辺りを歩いていた際にシーフードの店があまりないことから、「よっしゃ俺がひらいたろじゃないか」と思いついたらしい。それ以来40年以上もリトルイタリーで新鮮な貝を供し続けてくれておるわけじゃ。
さて友達と待ち合わせしていたのだが、着いたときにはすでに彼女は外の席でウェイターさんに楽しそうに日本語を教えていて、笑った。イタリアンのお店、とくに老舗はなぜか働く人がやけにフレンドリーだったりするのだ。怪しい日本語も少し習得して興にのってきた彼は、3歳のイタリアン・チャイニーズの可愛い息子くん写真も見せてくれる始末。着いて数分で、どれだけ馴染んでおるんじゃ。


海の滴したたるハマグリに牡蠣。カクテルソースは使わず、レモンにタバスコ1滴。口のなかに、涼しい海風吹きぬける。ウェイターさんのおしゃべり止まらない(仕事はいいのか)、こちらは白ワインがとまらない。


隣の人が食べていて美味しそうだったので、「すみませーん、それ何ですかー?」と尋ねて(客のほうも十分フレンドリー。というか馴れ馴れしい)頼んだ、ブロッコリラブとイタリアンソーセージとサンドライド・トマトのペンネ。イタリアの太陽をたっぷり吸ったトマト、いい仕事してくれるのう。
「美味しいイタリアンを食べるにはリトルイタリー以外で」などと名誉がへこたれるようなことをニューヨーカーから言われておるこの界隈だが、長年近くに住んでおるせいか、ご近所のおじちゃんに挨拶にきたみたいな親しみがあるのう。行きはもちろんイタリアの食材屋さんを覗き、帰りは店じまいを始めたチャイナタウンの八百屋の激安果物まとめ売りを吟味する。グランド通りはなかなか愉し。

Umbertos Clam House
132 Mulberry St, New York, NY 10013
◆同じく歴史の深いリトルイタリーのイタリア食材店、Di Paloの記事は、こちら

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