2015/09/28 (Mon) 待ってたよ、牛若丸


ソーホーのお店をビルの事情でやむなく閉店して以来、しばらくお休みしていた牛若丸。チェルシーにてようやく再開してくれたので、お茶仲間といそいそとやってきた。昔に比べたら遥かに上質の寿司屋が次々とあらわれるNYCで、これだけ惜しまれ再開を待ち望まれていた店も少ないのでは。友人たちの間で「牛若丸ってどこで再オープンするんだっけ?」「もう開いた?」「いつ?」などという言葉が何度飛び交ったことか。
以前の木造りからモダンな店構えになり、店内もすっきり広々と。


まずは自家製塩辛をつつきつつ、出羽桜の雄町をきゅいと。この塩辛の旨きこと、塩は控えめ、新鮮なワタがこっくり深い。皆して、んまーとのっけから唸った。


忘れちゃいけないあん肝。そして話題は茶道のことで大いに盛り上がる。…箸がころんでもおかしい年頃はとうの彼方に過ぎたのに、なぜだか相変わらずおかしくて笑いあう。茶道でこれだけウケて大笑いできるって、私たち、何か根本的なアプローチを間違っておるんじゃなかろうか…。利休様もびっくりのけぞっておる。


さっくり揚がった海老しんじょうを塩で口に含めば、さくさくと海老の旨みがほどけていく。


つぶつぶが生きているような素晴らしきいくら(しかもしょっぱくない)に、秋刀魚刺し。


ここからは思い思いにお好みで。さあ、わしはしゃーわせな光り物で走らせていただこう。鯖にこはだ、あまやかな雲丹なども。こはだの締め具合が、なんとも優しい。そう、この店は魚に優しいのだなぁ。


みる貝に、とろたく。再びの牛若丸さんに大満足、食べて飲んで笑って、時に先輩のお点前の話をしみじみと(ちんぷんかんぷんで)拝聴しつつの、楽しい夜じゃった。今宵もご馳走様でした。

Ushiwakamaru
362 W 23rd St New York, NY 10011

◆ソーホー時代の牛若丸の記事は、こちら

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