2015/12/09 (Wed) 落雁と看板


妙立寺のお隣にある、160年余りの歴史をもつ老舗落雁の諸江屋の忍者寺門前店。本店に行こうかと思っていたのだが、ふとたたずまいに引かれてこちらを覗いたのじゃった。
そうしたらまぁ、お店の方がとっても気さくな上に話し好きと見え、面白い話をたくさん聞かせてくださり、味見もあれこれ。
落雁はいいものと格下のものでは、溶け具合も味もまったく違うというお話が興味深かったなぁ。そういえばお茶の稽古であれこれいただくけれど、本当に味が違うものなぁ。おいしいもの美しいものは儚い、を舌が実感するお菓子。


このお店の看板は、本店で初代に使われていたものが店構えにあわなくなり、50年ほどお蔵入りしていたとのこと。それを「この店なら合うだろう」とまた掲げたのだそう。看板の中心の屋号が近くのお寺で使われているものと酷似していること。屋根瓦は、寺の石塀に使われていた何百年も前の貴重なものを使っていること。いちいち「へー」「ほぅぅ」の連続である。
長話のあと、親切なおじさんに「落雁の味がもう少しわかるようになったら、もっと高いのを買いにきますねー」と手をふり(私が買ったのは「中」か「中の下」あたりか。笑)、お店を後に。
それにしてもなんだか昨日から私は、いろんなおじさんに話を聞かせてもらっておるようだ。顔に「アイ・アム・ザ・好奇心」と書いてあるのか。

諸江屋 忍者寺門前店
石川県金沢市野町1-2-10

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