2015/12/14 (Mon) 雲丹にじわもん饗宴


金沢の食がつまった近江町市場を散策し、乾物しか持って帰れないことを嘆きつつ、それでも干しホタルイカや甘エビせんべい等しっかり買い込んだあとは、待望のお昼タイムじゃ。
行列嫌いをこの日だけは返上し、30分ほど辛抱強くまって、井ノ弥さんへ。昼まえから、この行列…。


並んでおる間、さんざんメニューを眺めて熟考するも、いややはりあれにしよう、待てよあっちか、などと心が定まらぬことしきり。あげく隊長にも「これがいいよ!これおすすめっ」などと勧めたりして、しかもそのお薦めを何度も変えたりして、よけいなお世話状態に。


ようやく店内に。隊長は、じわもんばらちらし。こちらに着いてよく耳にしてきた「じわもん」なる言葉、初めて謎が解けた。地魚のことだったんだのう(脳内で、じわじわくるもの…というイメージを勝手に築きあげていた)。
地物の魚介類をふんだんに盛り込んでご飯が見えないほどの、まっこと豪華なちらしである。金箔がまた眩しいこと。どのネタも新鮮、もらった(奪った)蒸し牡蠣も味が濃くて絶品。


そして私の目のまえに燦然と現われたのは、こちらの雲丹丼、まさに雲丹どどーんっ。
卵をオレンジ色に輝く雲丹にそうっと混ぜ、口に含む。口内を満たす、あまやかな雲丹。舌のうえでとろけるきわの至福感に、顔筋でれでれ。うん、たしかに後で思い出してもじわじわくる。
このためだけでも、金沢に来てよかったぁと旅の一コマに感謝した瞬間だった。たまには並ぶのもありかなぁ(でも、やっぱりヤだなぁ)。

井ノ弥
石川県金沢市上近江町33-1

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