2015/12/28 (Mon) 金沢6日目~兼六園そぞろ歩き


お天気が悪くて延ばし延ばしにしていた兼六園。ようやっと最終の観光日に駆け込み庭、である。駆け込んだはいいけれど、広い、広い。
霞ヶ池の風情あること。池の縁できらきらと輝くススキが綺麗で目を細める。枯れるほどに味わい深いはススキなり、と自分を励ますように言ってみる。


唐崎松は、13代藩主・斉泰が琵琶湖半の唐崎から種を取り寄せて育てた黒松。ちょうどこの日は雪の重みから枝折れを防ぐための雪吊りがほどこされている最中だった。雪のなかの松、綺麗だろうなあ、寒いだろうなあ…。


雁行橋もしくは亀甲橋とよばれる石橋。雁が夕空を列をなして飛んでいく様と見るか、亀の甲の形をしていると見るか。真っ先に思うのはやはり亀…でしょうか。即物的なんで。
この橋を渡ると長生きするとされてきたけれど、いまは石の消耗のためわたれなくなったらしい。そりゃあすごい数の人が渡ったのであろうな。ふいに去年箱根の地獄谷で食べると長生きするといわれる黒卵を食べたことを思い出す。長生きしなくていいやなんて思っても、人は差し出されるとつい手にとってしまう、魔法の言葉…。


働く人々にご苦労様ですと心でねぎらったり、


日本武尊(やまとたけるのみこと)の像と写真撮ったり、


なぜか心惹かれる水藻をじっと眺めたり。

いい庭園はしゃべりかけてくるようなところがあるから、その喋りをふんふんと聞いていると歩はなかなか進まないのだった。


そんななか、やはり一番興味があるのは茶室。約240年まえにたてられた、瓢池ほとりの夕顔亭。簡素なたたずまいなほどにわびさびを醸すのがまたそそられるのだ。


お抹茶をいただき、心地よい疲れにほっとひと息。けっこう歩いたし、こりゃ今晩のお酒は美味しいのう、ふふふのふ(歩かなくても美味しいけどさ)。

兼六園
石川県金沢市兼六町1

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