2016/02/29 (Mon) 豚足はロマンティックだったのである


今年も勝手に恒例、「バレンタインには豚足を食べようよ」の会、決行である。去年、ふと思いついたこの豚足バレンタイン。というのも、いつも予約が取れぬことで有名なTonTonさんであるが、誰もがロマンティックディナーを楽しむバレンタイン・デーなら狙い目じゃないかと思いついたのだ。しかし去年は予約がまるで取れず翌日に。今年はどうにか取れたけれど、お店のまえは激寒の夜だというのに、すでに行列。バレンタインに予約なし、若者は元気…。
そう、私が悪かった…間違っておった…バレンタインにこんなに豚足が人気だったなんて! いや、正確にはモツ鍋人気かも知れないが。モツも豚足もロマンティックな心をくすぐる食べ物であったのだ。認識改めよう。
今宵のエンパイヤはバレンタインにあわせて赤い装い。それにしても寒い、を通り越して痛い。暖冬、とか誰が言ったん?


まずは冷酒にあん肝などを。こっくりしっとりなアンコウの肝に、あまじょっぱい柚子味噌ソース。上に載っておるのはランプフィッシュの卵かな、でもキャビアだと思おう、うん。箸でつまんで口に入れては、酒を啜り、の永久運動…。


前回来たときに美味しかったのでまたあるといいなと期待していたツブ貝のお造り。スパイシーなタレをつけて口に入れば、こりっと活きのいい海が響く。


ここからはいつもの定番メニューに突入。色々他にも食べたいものはあるんだがね、控えめな大きさの胃袋が哀しいわ(どこが控えめ)。充実した豚メニューからは、やはりこれ。黒豚大串焼きのスパイシーガーリック・ソース。というのもこのまろやかなのににんにくの風味がパンチ効かせるこのタレに惚れてしまったのじゃ。


もちろん、「ご飯、くださーい」。手の上げかたの角度は、「孤独のグルメ」をお手本に肘やや曲げ気味で。


きたきたぁ、お待ちかねの黒豚豚足の塩焼き。香ばしい脂に染み込んだポン酢、各テーブルにある柚子胡椒をちょいとつければぷるるんと口で弾ける。外の寒さで乾燥ばりばりなお肌もこれで復活してくれる、はず。もちろん、お約束でお持ち帰り用にもう一皿包んでもらう。


とどめに、TonTon名物の鉄鍋焼き餃子もじゅうじゅうと煙をたててやってくる。薄いながらも、もっちりぱりぱりの皮に包まれたジューシーな肉の旨み。
なんとも贅沢なバレンタイン・ナイトじゃった。やっぱり来年もバレンタイン豚足かしらん。

Hakata Tonton
61 Grove St, New York, NY 10014

◆去年の豚足バレンタインの記事は、こちら

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2016/02/29 23:39 | [ 編集 ]


鍵コメMさん★ 

美味しいタレにごはんは最強だよねー、体重的にはダメダメだけど~。
わー、もう予約してくれたなんて嬉しいなぁ、Tくんありがとうとお伝えくださいっ(泣)。
私も推薦文にびっくり…漫画少女だった私には神のような人が…私の本を??
って、土壇場でキャンセルされたらどうしようとドキドキです(まだ来てないようなので!!)。
Mちゃが今読んでいるなんて、なんという偶然♪

2016/03/02 02:10 | ともそん [ 編集 ]


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