2016/07/28 (Thu) アル・ジャロウ@タウンホール


アル・ジャロウのライブを観@タウンホール。杖をつき、メンバーに支えられながら出てきたジャロウは現在76歳。出てきたときには、正直ちょっとショックであった。お、おじいちゃん、大丈夫でしょうか…そんな言葉が漏れてきそうになる。年を考えれば当たり前なのだが、ジャケットで見慣れている姿が焼きつきすぎておるんだのう。ファンだからこその勝手な思い込み。
しかし、しかし。動きこそおぼつかなかったけれども、いったんマイクを手にすれば、卓越した歌声も自在に声を操り奏でられる広がりのあるスキャットも、まだまだ健在。


彼が敬愛するジョン・ヘンドリックスも会場にいたらしく、終始客席に楽しげに語りかけながらのあたたかな雰囲気漂うライブであるが、彼の声が会場に伸びやかに果てしなく舞うときには美しい緊張も生まれくる。


そしてソロでヴォーカリストとしても活躍するベースのクリス・ウォーカーとのデュオがまた素晴らしかった。クリスいわく、「アルはジョンから多くを学び、そして僕は多くのことをアルから教わってきた」と。
ジョージ・デュークに捧げる曲もあり、最近よくライブで感じることだけれど、こうしてアーティスト同士のリスペクト、音楽が伝承されていく素晴らしさに溢れているのが、観ていて本当に頼もしいし嬉しいのである。


敬意と幸福感に満ちた、素晴らしい一夜であったことよ。

The Town Hall
123 W 43rd St, New York, NY 10036

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