2016/10/13 (Thu) アンティーク店で屋根裏探検


宿に着くまえに通りがかったアンティークストアが気になっていたので、「どこだっけ」とあらためて探し回ってようやく発見。店主らしきおばあちゃんが、この写真右端の知り合いらしきおじさんと懐かしい雰囲気の手編みの毛糸の毛布をたくさん広げていた。「興味あり…ほしいかも…」と思うも、ぱたぱたとしまいこんでしまった。アンティークは出会い。だが出会いがしらから、はじかれた感あり。


掘り出し物がありそな、なさそな。この雰囲気がいいんだのう。
商売っけのあまりなさそうなおばあちゃん、「あんたらはどこの子だね?」というノリで話しかけてきた。「NYから結婚式に参列するためにやってきて、近くの宿に泊まってるんです」というと、「あー、あの山のほうでやる」とははぁんという顔で知っていた。たくさん行くらしいわねぇと。ここらの人はご近所さん(人口密度が少ないので広大な距離の)のことはなんでも知っておるのだろう。


小鳥のキャンディ・ディッシュにくらり。お菓子じゃなくても調味料入れにもいいのう。そういえばミシガンのアンティークショップでソルト・ディッシュを買ったっけ。でも結局お塩は直接振ったり皿に盛ったりで、使わず飾っているだけ…。いま、脳内では塩入れとキャンディ入れの飾り棚をつくって蒐集すべく妄想が…いかんいかん。


ほかにお客のいない店内でのんびり古びた物たちや窓の外を眺めていたら、妙に馴染んでしまう。横では商売っ気のないおばあちゃんがいきなり身の上話を始める。「もう歳なんでね、2つある家のうちの大きいほうは手入れが大変だから売って娘と住むのよー。だれか買う人いないかしら。広さはこのぐらいで…」。家の値段のことはよくわからないが、ずいぶん安い、ような気もする。「今日、式をあげる若夫婦に聞いてみますね」といったら、「ぷりーーず!」と身を乗り出したおばあちゃん。


「上もあるから、ぜひ見てって」と促され屋根裏にあがってみる。埃だらけの椅子やがらくた。店というより、おばあちゃんちの屋根裏のよう。昔、母の実家に遊びに行ったときにこんな場所にあがってわくわくしながら古い漫画を読んだことを思い出した、バーモントの午後。

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