2016/11/25 (Fri) 今年も、ししゃもに真鱈の白子


今年お初の下北沢詣で。高校のころから慣れ親しんだ街はやっぱり落ち着くのう。いつも覗く駅前の着物リサイクルショップでつい藤色の帯揚げなんぞ買ってしまったあとは、晃月さんにて大学のバンドサークル仲間と1年ぶりの再会。彼らとこの街に通い出してもう何年になるだろう。18のころからだから…そりゃあ互いの白髪を数えたくもなるってものじゃ。


お通しは蟹の卵寄せに、まぐろつくね煮。あったかな滋味につめたいお酒、あう、あう、あいすぎる。


北海道の生雲丹に焼き海苔と、鯖の炙り。今年はなぜだかあまり鯖の刺身にも真鯖にもめぐりあえていないけれど、不漁なのだろうか。ようやっと美味しい鯖に出会え、うっとりとかみ締める。残りのカマを焼いたものも出していただき、滲む脂に顔ほころぶ。
しかし私はすっかり海外ボケしてしまったようじゃ。日本なら雲丹安いよね、きっと、と思い込んでいたのだが、日本でもそれなりにするものだったのね。高いもの頼んでごみん(学生ノリが抜けない)。それでもこのお店は良心的なのだが。


かならず頼む真鱈の白子塩焼き。このブログ内を検索したら、毎年ここで焼き白子を頼んでおるのが一目瞭然である。外はぷりっと中はふんわりとけかけの白雪のごとく。塩味がほどよく染みた白く愛らしきこの塊を、またあと1年は食べられないだなんて殺生な。アメリカの魚屋にはりついて、捨てるところをさっといただきたい。


これもまた貴重な生の本ししゃも。歯を押し返すような弾力が嬉しい。


珍味が苦手な友人が所望した海老、イカ、白身魚の天ぷらは塩とすだちで。


〆にサービスで毎回出していただくまっ茶味のわらび餅。しかし私たちはまだ締まらないのである。
最初はしみじみと老いた親のこと、震災のことなど語っていたのだが、ラカーニャへと移りあっという間にいつものパターン、音楽、下ネタ、バンドのおバカな思い出。いつまでたってもぉ俺たちぃあのこぉろのままさーー。

和みや 晃月
東京都世田谷区北沢2-9-2

◆去年もブレずに白子を食べておる記事は、こちら

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