
本日は火曜日。
せっかくのグランカーズ町内祭り、ハーモニーのある日なのだが、昨日からすごい強風と雨…椰子の葉がわっさわさとなびいておる。もしかして中止かなぁと案じていたら、案の定今日はやらない様子。残念。しかし例のごとくギリギリまで解らないカリブ・モードなものだから、祭りお目当ての車はどんどん押し寄せるわ、だけどいつもなら警官が出動する交通規制はなしだわで、グランカーズ・ブルバードは大混雑。

そんな中、以前から気になっていたミュージアムが開いていたので覗いてみることに。ここは多分島でいちばん小さな自然博物館。

小さな空間におさめられたこの島のさりげない自然がいとおしい。ちっこい蟹が可愛くて、しばらく眺めてしもうた。

館内には、私たちがセント・マーティンの生物を知るうえで、本当にお世話になっておる「The Incomplete Guide to the Wildlife of Saint Martin」が。そう、ここは著者である自然研究家のマーク・ヨコヤマさんが運営している博物館なのだという。知らなかった私たちは、建物のまえで談笑していたマークさんを見つけて大喜び。追っかけか?
ニューヨーク、ブルックリンに住んでいた彼は、島の自然にほれ込み、2009年にセント・マーティンに移住。研究、レクチャーにいそしむマークさんの記事や写真は、「エコノミスト」や「ニューヨーク・タイムズ」他各メディアにも掲載されている。
彼によると、なんと親切なこの建物の持ち主が去年から無料でスペースを貸してくれているのだとか。ボランティア・ベースで週2度、午後4時から8時のあいだ開館しているとのこと。

にこやかに自然について語ってくれる、島の自然博士みたいなマークさん。本当にこの島の生き物を愛しておるんだなぁ。私ももっともっと知りたい、出会いたい…。
◆以前、マークさんにお目にかかった記事は、こちら。
◆以前、The Incomplete Guide to the Wildlife of Saint Martin
こちらのサイトからダウンロード可能。
◆アマゾンのマーク・ヨコヤマさんのページは、こちら。
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