2017/04/04 (Tue) 鴨のデュエット、あんこうも歌う


本日の晩ごはんは車でちょいと走って、Ti Bouchonへ@キュル・ド・サック。オーナーシェフのモモさんの美味しく発想豊かな料理に驚かされるのが、毎年の楽しみになっておるのじゃ。


1年ぶりのご無沙汰です、モモさん。最近はFacebookで繋がっているせいで、「いつも美味しそうな写真を載せてるよねぇ!」と。へへ、食いしん坊なのがカリブまで伝わってしもうた。


アミューズにはかぼちゃとスモークチキンのスープ、自家製タイムのペーストがいい香り。そして、ほんの小さな鶏のひとかけらがまろやかなかぼちゃを引き立てていることに驚く。まさにアミューズ、のっけから楽しませていただいた。


見た目にも美しい蟹とカンタロープのタルタル。ああ、ここはマンゴーではいけないのだなぁと食べて納得。控えめで涼し気なカンタロープだからこそ蟹の甘さをくすぐり、引き出してくれるんだのう。


そして私は1年これを楽しみに生きてきたといっても過言にござらぬ、な自家製フォアグラのテリーヌ。そう、去年食べて恋に落ちちゃったのである。1年に1度巡り合う彦星のようなテリーヌは、ほぼフォアグラそのものといってもよいほど濃厚だ。舌の上でかすかに香る熟成ラムもたまらない。スターフルーツにバナナの花のグレーズ、ハイビスカスのクリスプ、自家製バニラ・ブリオシュと、脇役たちも華やかに。


メインは2種をシェアしようということになり、シーフードはあんこうのグリルを。煮詰めたフレンチチェリーのグレーズをまとったあんこうの身の完璧な焼き具合ときたら。もともと引き締まった身がさらにシェイプアップし、完璧ボディの美男美女みたいな風合いなのである。めったに魚に感動しない隊長が、いままでで一番のあんこう~唸っておる。


添えられたえんどう豆のパンケーキが愛らしく、ふわりと美味し。


マグレット種の鴨は、旨みが滲みでる胸肉のローストと、


レッグのコンフィはマッシュしたスイートポテトのミルフィーユ仕立てという、美しきデュエット。甘くなめらかなポテトの合間で、柔らかなコンフィからたちのぼる地元プラムの爽やかな香り。何一つ無駄のない鴨踊るお皿であった。
モモさんには今宵も存分に愉しませていただいたのう。ちなみにモモさんは去年、NHKのカリブ・クルーズ特集で取材されたとか。そしてフランスの大学にいる優秀な息子さんが日本語を学び始めたとかで、モモさんも日本に興味津々。来年は日本語で会話、なんてかわせたりして。

Ti Bouchon
110 Route Cul de Sac, Cul de Sac, St Martin
◆去年の記事は、こちら

カリブ海 | trackback(0) | comment(0) |


<<馬を見に | TOP | 2017セント・マーティン島6日目~Barriere池自然保護区 >>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://tomoson.blog34.fc2.com/tb.php/2820-d540012b

| TOP |

野中ともそ tomoso nonaka

こんな者です↓
おひるねスケッチ(本館サイト)
Profile
著作リスト
Twitter @tomosononaka

いまんとこニュース
大江千里さんとの対談掲載されました。
小説すばるにて連載エッセイ始まりました。
新刊『虹の巣』出ました。(2016)


虹の巣
クロワッサンに書評載りました。
小説すばるに短編「金の雪」載りました。
小説すばるに、短編「スカ」載りました。
着物の時間。ムックに取材記事載りました。
クロワッサンに寄稿しました。
国際子ども図書館の展示解説本に掲載されました。
JAL skywardに寄稿しました。

calendar & archives

new entry

category

new comments

books


ぴしゃんちゃん

つまのつもり

海鳴屋楽団、
空をいく

銀河を、
木の葉のボートで

鴨とぶ空の、
プレスリー

おどりば
金魚

チェリー

世界の
はての
レゲエ・バー

Teen Age

もぐらの
バイオリン

フラグラーの
海上鉄道

search

links

RSS