2017/04/27 (Thu) 島最後の晩餐はラングーストで締め


旅の初日をここで始め、旅の最終日の晩ごはんもまたこの店で締める。去年からなんとなくそういうことになっている。それほどお気に入りのこの店オーベルジュ・グルマン。確か去年も同じことを提案したんだっけ、と思い出す。


店内にはカリブ印象派の父と呼ばれる画家ローランド・リチャードソンがあちらこちらに。右の絵もそうだけれど、彼の作品にはオレンジ色に咲き誇るフランボヤンの花がよく登場する。いつか実物を見てみたいと思うものの、花のシーズンは初夏。カリブに暑い季節に訪れる勇気もなく、見られずじまいのままになりそうじゃ。


前回は特別メニューのフォアグラの3種仕立てに浮気してしまったけれど、やっぱりこの基本のフォアグラのパン・ソテーには叶わない。
柔らかくとろける肝に粛々と向き合い、そっとナイフを入れる。にじみ出る上品な油。ソーテルヌの貴腐ワインのソースとキャラメライズした梨の甘みが、それはそれはリッチな鴨の肝の風味を引き立てる…と、自分の前記事をコピペするものぐさぶりですみませんね。


シーバスは贅沢にロブスター詰め、貝の出汁の旨みがとけるホワイト・バターソースで。ズッキーニのベッドに、マッシュされた人参は生姜風味と、隅々まで手の込んだ料理は一口ずつが愉し。


私はいつものカリブのロブスター、ラングーストを。濃厚なパセリ・ガーリックバターにまみれたぷりぷりの身、なんと贅沢に半身が3尾も出てくる。今回はロロのラングーストがハズれだったぶん、大満足。この味のためには鋭い殻に手を刺されつつも、果敢に挑むしかないのだ。
ただ難をいえば、この店は火曜祭りの日は避けるべきかもしれんなぁ、と自分メモ。サービスも手薄になり、最後のラム・サービスも省略(まぁ別にそれはいいのだが)。他の店に火曜に入ったときは変わらず安定していたのだが。と、またひとつ学ぶ最後の島の夜じゃった。

L'Auberge Gourmande
89 Boulevard de Grand Case, Grand Case 97150, St-Martin

◆旅の初日に来てフォアグラ3種にひれ伏した記事は、こちら

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