2017/07/04 (Tue) 久々のバスタ・パスタ


MoMAにてフランク・ロイド・ライトの建築とアートの世界を堪能した後は、久々のバスタ・パスタへ。ここは1985年から2000年まで原宿にあったあの伝説のレストランのNY支店。今はもう原宿の店はなくなってしまったけれど、ここは変わらず賑わっている。時おり食べたくなる日本人のつくる繊細イタリアン、ぜひ末永く続けてほしいものじゃ。


いい作品を鑑賞した後は、冷えた白ワインが旨し。あと仕事のあとも。仕事してなくても。数ブロックしか歩かない散歩の後も。そう、お酒が美味しいのは健康のバロメーターよのう(体のいい自己肯定…)。サービスで出てくるマスカルポーネのトーストがまたよろしい相性で。


Calamari Alla Griglia グリルしたスタッフド・カラマリは、柔らかなイカとカレー風味のリゾットを詰めた自家製ソーセージ、ゴールデン・レーズンとピスタチオ、プロシュートという粋な顔合わせ。


Bagna Cauda、好物のバーニャカウダは必ず頼むのだが、特にこの店のソースがわたくし的にはツボ。クリーミィさ、にんにくとアンチョビの加減、このソースだけでもお持ち帰りしたい。このソースがあれば嫌いな生人参も食べられる、と思うもそれはない(そこは冷静か)。


Linguine Ai Ricci Di Mare、バジルとクリーミーなピンクソースでいただく雲丹のパスタ。たぶん過去記事検索しても、毎回これとバーニャカウダで変わりなき黄金の選択なのである。イカ墨パスタのイカ墨がパスタに練りこんであるだけでなくソースにも入っていたら、また話は別なのじゃが。バスタ・パスタさん、そのバージョンもお願いします。ああ、でもそうしたら迷うなぁ…。
ところで、いつもふんだんに雲丹が使われているので、「どこ産の雲丹ですか?」と訊いたところ、チリ産だそうで。「さすがに日本からの雲丹はこんなにたっぷり使えません」と正直なサーバーさんがキリリとした笑顔でおっしゃった。でも軽やかで甘いチリの雲丹も、うん、パスタのソースには断然美味しい。


隊長はCotoletta Di Vitello Alla Milanese 、ミラノ風仔牛のカツレツ、クラッシュしたハーブポテトとヘアルームトマト…のはずなのだが。
ここでお店の名誉のために言っておこう…。実際のカツレツはこんなふうに、シンプルドッカーン、という様相ではないはずである。多分、綺麗に切られたヘアルームトマトが散らしてあったりして、見目にも鮮やかなはずなのだ。しかしトマトが苦手な隊長、「トマトなしで」とお願いしてしまったために、このようなザ・素朴!なお皿になったのだった。まぁ細かなブレッディングといい、揚げ具合といい、十分お気に召したようだが。
よく考えたら、サイドでトマトをいただいてもらえばよかった。などと、セコい後悔を抱きながら満足で店を出たのだった。よし今度(っていつ)この店の理想に掲げつつ、バーニャカウダに挑戦してみようか…。

Basta Pasta
37 W 17th St, New York, NY 10011

◆前回来たときの記事は、こちら

| trackback(0) | comment(0) |


<<今年は来れたよニシンまつり | TOP | ドクター・ジョンとヘンリー・バトラー>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://tomoson.blog34.fc2.com/tb.php/2918-405f9d96

| TOP |

野中ともそ tomoso nonaka

こんな者です↓
おひるねスケッチ(本館サイト)
Profile
著作リスト
Twitter @tomosononaka

いまんとこニュース
大江千里さんとの対談掲載されました。
小説すばるにて連載エッセイ始まりました。
新刊『虹の巣』出ました。(2016)


虹の巣
クロワッサンに書評載りました。
小説すばるに短編「金の雪」載りました。
小説すばるに、短編「スカ」載りました。
着物の時間。ムックに取材記事載りました。
クロワッサンに寄稿しました。
国際子ども図書館の展示解説本に掲載されました。
JAL skywardに寄稿しました。

calendar & archives

new entry

category

new comments

books


ぴしゃんちゃん

つまのつもり

海鳴屋楽団、
空をいく

銀河を、
木の葉のボートで

鴨とぶ空の、
プレスリー

おどりば
金魚

チェリー

世界の
はての
レゲエ・バー

Teen Age

もぐらの
バイオリン

フラグラーの
海上鉄道

search

links

RSS