2018/02/01 (Thu) 杉本博司「「天国の扉」展


NYと東京を拠点に活躍されている写真家、杉本博司さんの「天国の扉」展へ@ジャパン・ソサエティ。
重厚な建築物のモノクロ写真群の、歴史がひたひたとにじみ出てくるような幽玄さにひきこまれ、しばし立ち止まる。
杉本氏のイタリアの建築写真にくわえて、安土桃山時代の南蛮美術や書簡などの資料もたくさん展示されている。それらは一見つながりがないようにも見えるけれど、かつて天正遣欧使節が訪れたイタリアの地の足跡を追うようにして構成されているのだとか。


鎖国まえ、東西交流が盛んだった安土桃山の時代の南蛮美術は、東洋と西洋が美術のなかでもしずかに交流していて、興味深いことこの上なしじゃ。しかもこの日はジャパン・ソサエティでボランティアをする茶友センパイTさんの懇切丁寧なプライベート・ガイドツアー付き。ものすごく勉強されているTさんの知識と解釈で、何倍もに奥深くなる。
ああ、これに味しめてツアーなしで展覧会を鑑られない怠け者になったらどうしよう(もうなっとるわ…)。


茶道つながりの友人3人なので、やはり由緒ある道具や、


お軸のまえではますます熱心に見入るのだった。
Tさん、ありがとう。おかげでとっても勉強になりましたん。
それにしても、16世紀末に日本からヨーロッパの見知らぬ地に降り立った4人の少年たち、彼らの目には、西洋、そして時を経て戻ってきて映った日本は、いったいどんな風に映ったのだろうか。杉本氏の作品の奥にその昂揚や時代の息吹をわずかにでも感じ取れた気のする、興味深い展覧会だったなぁ。

Japan Society
333 E 47th St, New York, NY 10017

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