2019/03/20 (Wed) 太陽と月の飽食


2日目の晩ごはんは「太陽と月」なるお店にて。去年久しぶりに訪れてすっかりその質の高さに魅入られてしまったので、再度レギュラー入りしたのじゃった。


アミューズのアスパラガスのビシソワーズ。すぅと喉を滑る心地よさに仕込まれたハーブの気品高き香り。目の前には閑静なキュル・ド・サックの街並みと紺色の空。


去年食べたものがおいしかったので、そっくりそのままの選択に。ワンパターンといっても、1年に一度しか食べられないのだからして…。アペタイザーには、去年サーバーの可愛い女の子が「オ~クトピュ~~ス」と繰り返すのでタコかと思ったらイカだったものの、あまりの美味しさに問題なしだったイカのグリル。
ところが! のっけから問題勃発。去年は美味しかったのに、今年は内側をよく洗っていなかったらしく、砂だらけ。一口噛むごとにじゃりっと嫌な歯ざわりが。さすがに食べられないので理由を言って戻したけれど、大した謝罪もなく…ややテンションの下がるスタートではある。


Foie gras with caramelized apple、キャラメライズした林檎の甘さといただくフォアグラ。そっと噛めば、香ばしい表面の下から柔らかにとろけ出る至福…。下がったテンション、ぐぐーんと再上昇。この後、色々なレストランでフォアグラを食べたけれど、最初から種明かししてしまおう。このお店が今年のフォアグラ一等賞であった。


Roasted crispy half duck、ボリューム満点の半身の鴨は中はしっとり外側ぱりっと。足だけでなく胸肉もコンフィ状態であふれ出る甘い脂の旨みがたまらない。


Sweet breads with foie gras and morel sauce、柔らかな仔牛の胸腺。これを食べたくて再訪したようなもの。今まで色々な島のレストランに行ったけれど、知る限り胸腺をレギュラーで置いているのは、このお店だけ。フォアグラとモレル(アミガサタケ)ににんにくを効かせたクリーミーなソースに溺れる胸腺のぷりっと踊る舌触り。


最後はサービスの甘くてつよーいバニラ・ラムを啜りながら、椰子の葉がこすれあう優しい音に耳傾ける。うーん、やっぱり椰子がなくちゃ生きていけないよ、我が人生。
始まったばかりの12日間限定の飽食カリビアンフレンチ三昧は料理のインスピレーションもたくさん貰えるのだった。(これを毎日やってたらドクターに怒られそうだけど。汗)

Sol e Luna
61, Mont Vernon, 97150

◆去年久々に訪れた時の記事は、こちら

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