2011/11/15 (Tue) 谷中の居酒屋、舞い戻り


お約束のいせ辰であれこれと柄を迷いながらハンカチ買って、路地裏の老舗商店の合間にぽつりぽつりとできた若くて趣味のいい店などひやかし、小さいながらも本の選択が面白い本屋さんや古本屋さんでうっとり背表紙眺め、さて仕上げは、というと。
2年まえに連れて来てもらって、こここそ完璧な居酒屋!と感動したお店を、またリクエスト。


輝くしめ鯖、おまいさんに会いたかったよ。しめ具合の好みはひとによるのだろうけど、ここのは私には完璧。ソウルメイトな鯖と呼ばせていただきたい。鰤もとろりん。


つやめく白子ポン酢を喉に流しつつ、世界の金融陰謀の話、健康話、わんこの話、そのわんこを連れてのバンドツアーは大変だよね話(お二人はミュージシャンなのだ)。居酒屋での話題というのは次から次に出てくる旨い肴のごとく、くるくると色を変えるものじゃのう。


ニガウリのごま酢和えはかなり酢を効かせてあるから、すっぱ苦さで口のなかしゃっきり、いい箸休めになってくれる。串物、ふわっかりっの自家製さつま揚げ、塩ラッキョウ。大盤振る舞いの蟹がのったサラダに、「NYだったら、蟹サラダというば蟹カマ率99%なのに…」と、これも前回来たとき同様の感慨を抱くのじゃった。


こんなに食べても、最後にどうしても、生姜とにんにくの効いた熱々の唐揚げを頬張りたくなってしまうとこもおんなじ。

年に一度の帰国となると、あれこれ新しい店を開拓するよりも、気に入りの店に舞い戻りたくなる。外食する時間も体力も限られているから、安心して楽しみたいのじゃ。
むろん差し向かいには、懐かしくて気のおけない友人たち。いせ辰の外で、そっと渡してくれた風呂敷、ありがとね。来年はディープな路地裏探訪に連れてっておくれ。

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