2018/04/13 (Fri) 2018セント・マーティン島8日目~墓地池のイグアナたち


島の生態系は毎年来るたびに形を変えているから面白くて、同じ場所を何度でも訪れたくなる。たとえばピネル島桟橋にあるBarriere池自然保護区が今年は鷺たちの楽園と化していたり。そうかと思えば、ブラウンペリカンがいつの間にか別の場所からグランカーズの池に移動していたり。特に昨年のハリケーンでまたかなり様変わりしておる様子。
毎年覗く、ここEtang Cimetiere、通称墓地池の自然保護区。最初に見つけた時は白い鳥の島!というほどたくさんの鷺たちがいたのが、以前のハリケーンの翌年には姿が見えなくなっていた。去年また戻ってきたと思ったら、今年はまた見えない。


観察台も跡形もなく崩壊していて、なかなか覗けないので池の縁をうろうろと…。j周りには人家もあるし、なんだか挙動不審。


鳥はいないが、イグアナ、発見! それも大きいのが何匹も。今年はいつにも増してイグアナをたくさん見かけるのう。ハリケーンの後には増えるものなのだろうか。数日前に、宿のパーティーで初めてイグアナを食したので、なんだか見る目が違ってしまう。あんた、肉付きがいいねぇ…と、ヘンゼルとグレーテルのおばあさんの目つきで眺めるも、悠然とお構いなし。その余裕が羨ましい。


不安定な枝先で涼をとるイグちゃん。何もそんなところで休まなくても…とも思うのだが。

◆去年の墓地池の記事は、こちら
◆Barriere池自然保護区が、鷺たちの楽園になっていてびっくりした記事は、こちら

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2018/04/12 (Thu) 一度に色々美味しいクレオール・サンプラー


沈む太陽のなかに何かが棲んでおるような、不思議な夕陽を見送ったら、


本日の晩ごはんは、キュル・ド・サックのLe Taituへ。前々日、このお店を目指してきたものの、週に3日に営業縮小されていて入れなかったので、リベンジじゃ。見覚えのある、穏やかな雰囲気をまとったフランス人の店主が迎えてくれる。営業を再開したのはハリケーンの3か月後、クリスマスの夜だったとか。ハリケーンの影響で観光客が減ってしまったとはいえ、開けてほしいと待ち望む常連客の声をきいたことがきっかけだった、とご主人。


ナマズと聞いたら頼まずにおられぬ南部生まれの隊長は、デザートもついてお得な本日のセットメニューからキャットフィッシュのココナッツミルク・ソースを。香ばしく焼かれたキャットフィッシュの骨太な風味に、まろやかかつそこはカリブ、若干スパイシーなココナッツのソースがたっぷり、ヴぇぇぇりーグーーッドと唸る隊長。もちろんお味見、うむこういう食べ方もあったとは。いつもナマズといえばケイジャンスパイス一辺倒だったが、今度真似っこしてみよう。


私はいつものこちら。クレオール料理が一度に味わえるクレオール・サンプラー。ロロのカジュアルな地元料理もいいけれど、郊外の落ち着いた店で味わう繊細なべっぴんクレオール料理もまた愉し旨し。島の名物、蟹の詰め物、ハヤトウリの詰め物、魚のフリッター、アクラが勢ぞろい。


自家製のホットソースが激辛激うま。あ、売っていただけるか聞いてみればよかった(売り物でないものをねだる、いつもの作戦……)。


デザートには濃厚なチョコレート・ムースを。オーナーの方の話を聞きながら、キュル・ド・サックの静かな住宅街の人々はこの店がなくならずにいてくれて幸せだのう、と思うのだった。

Le Taitu
Mont Vernon Lot 65, Cul de Sac, St.Martin

◆前回来た時の記事は、こちら

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2018/04/11 (Wed) 魚くん


夕方、ピネル島から戻ってきた桟橋で、捕った魚を掃除している人に遭遇。人見知りなたちだが、魚関連ときたらべつ。思わず何の魚か話しかけたら親切に教えてくれたのだが、瞬殺で忘れた。意味なし!わかる人いたら、教えてください。


売るのではなく、自分たちで食べるぶんだそう。Eールさんたちもよく庭先で釣ってきたマヒマヒやコンク貝をさばいている。地元の人たちにとって魚は買うものではなく、釣るもの、なのかもしれない。いいなぁ、そういうの。船酔いしなければ、私の人生にも確実に「釣り」が加わっていたことじゃろう…(涙)。

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2018/04/11 (Wed) 2018セント・マーティン島7日目~ピネル島初上陸

◆2018セント・マーティン島7日目~ピネル島初上陸


本日の午後のビーチタイムは、いつものガリオンではなく、9年目の島旅にして初めてピネル島に渡ってみることに。実は宿のEールさんはピネル島行きフェリーの運営者なので、「フェリー券あげるよー、僕の名前出せば乗れるよー、綺麗だよー」と幾度となくお勧めされていたのだが。今まではご近所ビーチで満足&船酔いするたちゆえ、なかなか腰があがらなかったのじゃ。
でも今年はご近所ビーチも封鎖されているし、「どんなものか一度覗いてみるか」と遂にソノ気になったのだった。ちなみに私の船酔いしない耐久時間は12、3分程度(経験済)。それ以降はウルトラマンのボタンのごとくぴこぴこと警告が三半規管で鳴り始める。ピネル島までは10分足らず。はは、まるっきりセーフであった…。


おお、どこか懐かしい雰囲気漂う、こじんまりと美しい島が近づいてくる。ちなみに別の船が冷蔵庫やら木材を乗せて何度も往復している。こんな小さな島でも、ハリケーン復興のためにまだ多くの人が働いているのだ。ちなみに長らく運休していたフェリーが運航再開したのは先月のことらしい。


遠浅だけれどガリオンよりは深くて泳ぎやすい、穏やかな海。こんな澄んだ海だと魚はいないかのう、と思うも、足元をちょろちょろ。さらに好感度大アップ。ビーチの良しあしは魚と遭遇できるかできめるたちなのだ。今まで9年もの間、なぜ来なかったんだろう(面倒くさがりだから、の一言に尽きる)。


一軒だけあるお土産屋さんのクラフトに見入る。左上はコンク貝と海を気取って撮ったはずなのに、FBで見せたら友人たちに「豚にしか見えない」「疑問の余地なく豚の顔」「豚の頭のミイラ…こわい」などとさんざんだった写真。よく見て~。右端のほうが明らかに貝でしょ、ね、ね(いや、よもや寂しげな豚?→もはや自信ない)。


泳いだり、浜で寝転がったり、おやつを食べたり。のどかな午後、と言いたいのだが、実際は持参したパラソルが半分壊れていて、風に飛ばされるのを防ぐのに必死であった。今度は無理せずパラソルを借りよう…。

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2018/04/10 (Tue) コラリタと哀愁のウニおじさん


本日の朝探検は、オイスターポンドのCoralita自然保護区へと。コラリタから見る海は他のビーチの柔らかに輝くエメラルド色とは少し違う。怖いほど硬質に澄んだ深みのある青だ。


岩場の遠浅で泳ぐのには適さないのだが、ウィンドサーフィンをする人には人気スポット。なぜだか観光客を乗せたツアーバスも何台かとまっている。展望台から見るパノラマの景色が美しいからだろうか。
8年前からこの島に通っているというアメリカ人夫婦としばし言葉をかわす。8年目でもツアーバスに乗るんですねぇ、と私が面白がると、車内でお酒を飲みながらバスで色々連れて行ってもらえるのが楽ちんで楽しいらしい。ふぅむ、その手があったか。
そして、この辺りで雲丹を見せてチップをもらったりして生計をたてていた男の人が亡くなったという話を聞く。「あ、その人覚えてますよ。貝殻を売ったり、珍しい雲丹を見せてくれる人でしょ?」と私。実は……初めて会った時には親しみはあるものの、なんだかちと胡散臭いおっちゃんだなぁと思ったことは……内緒。ツアーガイドとも顔見知りだったらしい。
ハリケーンで亡くなったかと思ったら、糖尿病だったとのこと。「でも彼は自分でも病気だと知らなかったんだよ」と男性(なぜそこまで知っているのだろう)。私たちも会ったことのある人だし、皆でしんみりしていたら、彼が言った。
「いろんなものが変わっていくね」
今年の島は、とりわけ人にそんな感傷を呼び起こすのう。


展望台もハリケーンに打たれてぼろぼろ、上にのぼるのがなんだか怖い様相に(のぼったけど)。


小さなお店もあったのだが、それも飛んでしまったようだ。かわりに、商売しているのか放置されているのかわからない車がぽつんと。まるで海辺の西部劇にでもなりそうな光景。今にも岩の陰から、ひょっこりとあのおじさんが「雲丹見ないかーい?」と顔を出しそうじゃ。

◆3年前、怪しいウニおじさんと出会った時の記事は、こちら

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